長い冬の終わりを待ち構えていた植物たちが、あちらこちらで顔をのぞかせています
天気・気温
山と周辺の状況
5/9職員が全員入山し、センターがオープンしました。長い冬の終わりを待ち構えていた植物たちが、あちらこちらで顔をのぞかせています。竜宮小屋のあたりでは、 ザゼンソウ ザゼンソウ が艶やかな赤紫色の姿を見せてくれました。
登山道の状況
今年は積雪が少なく、鳩待峠から山ノ鼻への登山道と木道は5割程度見えています。積雪の多いところでは、深く踏み抜かないよう注意してください。尾瀬ヶ原では雪融けが進み、ほとんどの木道が出ています。残雪期の植生保護のため、至仏山登山道が閉鎖されました(詳細下記)。
注意点
雪の「踏み抜き」に注意が必要です。また、靴裏に雪が付いたまま木道におりるととても滑るので、雪を落としながら慎重に歩いてください。
お知らせ
至仏山への入山について。この時期は春山の穏やかな面と雪山の厳しい面を持っています。安易な入山は大変危険ですので、雪上登山の技術を持たない方は入山を控えてください。また、入山する場合には植生保護のため『地面が露出しているところには、近寄らない』、『残雪が多くあるところ以外は、乗らない・歩かない・スキーなどで滑らない』ようお願いします。残雪期の植生保護のため、至仏山登山道(鳩待峠~オヤマ沢田代~至仏山頂~山ノ鼻)を閉鎖します(5/11(月)~6/30(火)予定)。
山開き直後(7/1~7/中旬予定)は、雪渓を避けるために、指定された登山道から外れて植生の上を歩行することのないようにしてください。7/中旬くらいまでは雪渓があり、入山する方は登山ガイドと入山されるようお願いします。また雪渓歩きは転滑落の危険が伴うため、残雪歩きの技術を持たない方は入山を控えてください。東面登山道は7/1(水)~シーズン終了まで東面登山道(山ノ鼻~至仏山頂)は、「上り」専用(山ノ鼻~森林限界は除く)です。至仏山山頂から東面登山道を利用し、山ノ鼻まで下ることはできません。至仏山にはトイレがないので登山口で用を足してから入山しましょう。万が一に備えて「携帯トイレ」を携行されることをお奨めします。使用済みのものは持ち帰りをお願いします。尾瀬でストックを使用する際は、ストックの先端にキャップを付け、登山道の外側へ突かないようにしてください。尖った先端は植生や土壌を傷めるだけでなく、木道の傷みも早めることになります。
昨年の今頃の様子は?
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬周辺では、たくさんの白いミズバショウが咲いています。ワタスゲの花は少しずつ綿毛が出てきています。2023.05.31
尾瀬ヶ原では、ミズバショウは、ほぼ終了しました。湿原は少しずつ緑色になってきました。2023.06.07
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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