今年は積雪が少なく、鳩待峠から山ノ鼻への登山道と木道はほとんど見えています
天気・気温
山と周辺の状況
尾瀬ヶ原の雪もすっかりなくなり、いよいよシーズンが始まろうとしています。雪解けすぐの今の時期しか見られない
ワタスゲ
ワタスゲ
の花が咲いています。
また、早咲きの
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
を、牛首分岐~ヨッピ吊り橋間の、通称カップルベンチの先で見つけました。
登山道の状況
今年は積雪が少なく、鳩待峠から山ノ鼻への登山道と木道はほとんど見えています。尾瀬ヶ原の木道にはほとんど雪がなく、冠水しているところもありませんが、研究見本園では、雪が残っているところや冠水箇所があります。積雪の多いところでは、深く踏み抜かないよう注意してください。
5/21現在、段吉新道~平滑の滝間は、雪が残っているところが何カ所かあり、踏み抜きに注意してください。平滑の滝~三条ノ滝間は、平滑の滝展望台から沢へ降りる階段と、その他はじめの方の2箇所ほど斜面に雪が積もっています。その他の区間は登山道に雪はほとんどありませんが、ぬかるみは少しありますので、滑らないように気をつけてください。
残雪期の植生保護のため、至仏山登山道が閉鎖されました(詳細下記)。
注意点
雪の「踏み抜き」に注意が必要です。また、靴裏に雪が付いたまま木道におりるととても滑るので、雪を落としながら慎重に歩いてください。
お知らせ
至仏山への入山について。この時期は春山と雪山の両面を持っています。安易な入山は大変危険です。雪上登山の技術を持たない方は入山を控えてください。また、入山する場合には植生保護のため『地面が露出しているところには、近寄らない』、『残雪が多くあるところ以外は、乗らない・歩かない・スキーなどで滑らない』ようお願いします。残雪期の植生保護のため、至仏山登山道(鳩待峠~オヤマ沢田代~至仏山頂~山ノ鼻)を閉鎖します(5/11(月)~6/30(火)予定)。
山開き直後(7/1~7/中旬予定)は、雪渓を避けるために、指定された登山道から外れて植生の上を歩行することのないようにしてください。7/中旬くらいまでは雪渓があり、入山する方は登山ガイドと入山されるようお願いします。また雪渓歩きは転滑落の危険が伴うため、残雪歩きの技術を持たない方は入山を控えてください。東面登山道は7/1(水)~シーズン終了まで東面登山道(山ノ鼻~至仏山頂)は、「上り」専用(山ノ鼻~森林限界は除く)です。至仏山山頂から東面登山道を利用し、山ノ鼻まで下ることはできません。尾瀬でストックを使用する際は、ストックの先端にキャップを付け、登山道の外側へ突かないようにしてください。
昨年の今頃の様子は?
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬周辺では、たくさんの白いミズバショウが咲いています。ワタスゲの花は少しずつ綿毛が出てきています。2023.05.31
尾瀬ヶ原では、ミズバショウは、ほぼ終了しました。湿原は少しずつ緑色になってきました。2023.06.07
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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