稜線では下の岩が見えているところも増えてきていますが、夏道はまだ見えていない状況。山荘まではすべて雪道
天気・気温
山と周辺の状況
今シーズンは4/29からオープンしています。今年もよろしくお願いします。
小屋裏、吹き溜まりなど、多いところでは10m以上の残雪が残っていて、3階の高さほどの雪がまだ残っています。
登山道の状況
八方尾根から来る場合は必ず尾根ルートを通ってきてください。途中、稜線では下の岩が見えているところも増えてきていますが、夏道はまだ見えていない状況で、山荘まではすべて雪道を通るものと考えてください。
稜線では雪庇が出ていますが、信州側に伸びている雪庇が崩れる時期です。通過する際は、あまり信州側に行かないようにしてください。
五竜岳方面は、とくに大黒岳の唐松側、五竜側の急斜面に雪田が広がっています。滑落および悪天候時にルートを間違いないように注意してください。なお、五竜山荘はまだ、オープンしていません。
不帰方面は、まだ見に行っていませんが、7月初旬までは雪の状況が非常に不安定です。ザイルによる確保および、適切なルートファインディング能力がなければ通過できません。6月中旬までは、行かない方が良いでしょう。
登山道の雪面はスプーンカットになっており、朝晩は凍結して表面はツルツルになります。滑落しないように十分に注意してください。
登山装備
完全冬山装備、10本爪以上のアイゼンおよびピッケルが必携です。
注意点
水分は多めに持ってきて、行動中はしっかり補給してください。ゴールデンウィーク中も脱水気味の方が多く見受けられました。
「ストックで大丈夫ですか?」という質問を受けますが、ストックでは滑落したときに止まれません。今の時期はピッケルを必ず用意してください。
今の時期は朝夕は雪面がツルツルになって滑りやすくなります。10本爪以上のアイゼンでないと、朝晩は歯が立ちません。
昨年の今頃の様子は?
2023年のGWは4/27~5/6迄営業(要予約)。前爪のあるアイゼン、ピッケルなど雪山登山装備が必要2023.04.27
2023年の夏山営業は7/1~10/21。利用には予約が必要。予約は6月中旬から受付予定2023.05.11
2023年の夏季営業は6/24(土)泊~(テントは7/1~)。利用には予約が必要。予約は一ヶ月前から受付2023.05.24
唐松岳頂上山荘周辺の過去の様子
唐松岳頂上山荘
- 電話番号:
- 090-5204-7876
- 連絡先住所:
- 長野県北安曇郡白馬村北城6336