増水時の沢沿いの登山道では、下に水が流れている上の氷の上を歩くことになります。割れて落ちることもあるので注意

天気・気温

山と周辺の状況

小屋の周辺はほとんど雪がとけ、吹き溜まりの場所に残っている程度です。
木々の新緑や花が開花するのはまだ先になりそうで、今年は6月に入ってからになりそうです。

登山道の状況

登山口から下のほうは夏道になっていますが、唐沢鉱泉と渋の湯の分岐あたりから上では根雪が見られます。根雪は固く凍っていて、アイスバーンとなっているので注意してください。
今の時期は雨が降ると沢の水が増水して、登山道まで溢れ出すことがあります。増水しているときは、無理をしないでください。
とくに増水時の沢沿いの登山道では、下に水が流れている上の氷の上を歩くことになります。氷は薄く、ミシミシと割れそうなところを歩くこともあります。割れて落ちることもあるので、水量によっては危険な場合もあります。踏み抜きにも十分注意して歩いてください。
小屋から天狗岳への稜線では、岩と氷のミックス状態です。軽アイゼンで通過してください。何度も着脱することになりますが、アイゼンなしではまだ危険です。

登山装備

街との気温差が大きく、下から山に上がると寒さを感じます。晴れの日の日中は15℃くらいまで上がります。寒さを調整出来る服装で起こしください。
登山道ではまだアイゼンが必要です。また、しっかりした地図もお持ちください。

注意点

登山道の残雪では踏み抜きに十分注意してください。
早出早着を心がけ、15:00には小屋に到着するようにお願いします。
初心者だけでの入山は、今はあまりおすすめできません。今は経験者との同行をおすすめします。

お知らせ

6/5（土）～6/6（日）には、八ヶ岳では開山祭が開催されます。参加者には先着で開山祭記念バッジがプレゼントされています。

昨年の今頃の様子は？

森のなかは雪があります2023.04.27

黒百合ヒュッテ周辺の過去の様子

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