雨のため、牛首分岐からヨッピ吊り橋の間が通行止めです。いよいよ至仏山が山開きを迎えます
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
今日も雨模様の山ノ鼻地区、研究見本園から仰ぎ見る至仏山も雨に煙っていました。
雨はうっとうしいと感じる方も多いと思いますが、雨のおかげで、尾瀬は落ち着いた雰囲気を醸し出していました。
山ノ鼻の山小屋の近くにはノビネチドリが咲いています。
よく似た花で
ハクサンチドリ
ハクサンチドリ
というものがありますが、花の付き方、葉の形など見分けるポイントがあります。尾瀬にお越しの際にはぜひ山の鼻ビジターセンターでスタッフに聞いてみてください。
尾瀬各所でウラジロヨウラク、
レンゲツツジ
レンゲツツジ
、
ヒメ
シャクナゲ
シャクナゲ
ヒメ
シャクナゲ
シャクナゲ
が見られます。
ワタスゲ
ワタスゲ
、ツマトリソウ、
ヒオウギアヤメ
ヒオウギアヤメ
、カキツバタも見られるほか、
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
は数輪が咲き始めました。
登山道の状況
昨日から降り続いている雨によって、木道が冠水しており、下記区間が通行止めとなっています。
登山者の皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご協力をお願いいたします。
・通行止め区間 牛首分岐~ヨッピ吊り橋(尾瀬ヶ原)
・これまでの経過 6/30(水)13:00頃 通行止め
なお、竜宮十字路~東電小屋間は通行可能です。
7/1には至仏山が山開きになります。至仏山の貴重な自然を守るため、至仏山を登る際は、下記のルールに従ってください。
注意点
尾瀬にはツキノワグマがふつうに生活しています。人がいない所では、鈴等で自分の存在を知らせましょう!
最近では、6/9に尾瀬ヶ原(上田代)の最初の池塘のあるベンチ付近で、木に登っている2頭の子グマが目撃されています。
尾瀬でストックを使用する際は、ストックの先端にキャップを付け、登山道の外側へ突かないようにしてください。尖った先端は植生や土壌を傷めるだけでなく、木道の傷みも早めることになります。
■至仏山登山のルール(貴重な自然を守るため)
雪渓を避けるために、指定された登山道から外れて植生の上を歩行することのないようにしてください。年によって違いますが、山開きから7月中旬くらいまでは雪渓があります。入山する方は登山ガイドと入山されるようお願いします。また雪渓歩きは転滑落の危険が伴うため、残雪歩きの技術を持たない方は入山を控えてください。
東面登山道は7/1(水)~シーズン終了まで東面登山道(山ノ鼻~至仏山頂)は、「上り」専用(山ノ鼻~森林限界は除く)です。至仏山山頂から東面登山道を利用し、山ノ鼻まで下ることはできません。
また、至仏山にはトイレがありません。登山口でトイレを済ませてから入山しましょう。万が一に備えて「携帯トイレ」を携行されることをお奨めします。使用済みの携帯トイレは、お持ち帰りをお願いします。
お知らせ
現在、山の鼻地区では公衆トイレの改修工事とあわせ、ビジターセンター外壁の塗装と屋根の修理を行っています。
7月には装いを新たにした建物で皆さまをお迎えできる予定です。工事期間中はご不便・ご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。
昨年の今頃の様子は?
山ノ鼻ビジターセンターは5月16日に開所予定。鳩待峠への道路の冬期閉鎖解除は4/21(金)より2023.04.19
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬周辺では、たくさんの白いミズバショウが咲いています。ワタスゲの花は少しずつ綿毛が出てきています。2023.05.31
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: