積雪は20~30cm、この雪が根雪となり、このまま春まで融けないかもしれません
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
雪は11/1月曜日から雪が降り始め、11/4現在では山荘周辺で20~30cmの積雪となっています。積雪量は風の影響で場所によって異なりますが、吹き溜まりでは30cm以上のところもあります。
今後の気温の変化で、どのように変わるかは定かではありませんが、まだ11月上旬ですので、この雪が根雪となり、このまま春まで融けない可能性もあります。
今後は、上空に寒気があり地上で西高東低の気圧配置になった場合、太平洋側ではよく晴れていても北アルプスは雪となります。
また、日の出が山荘前のテラスから見られるようになりました。冬期間は山荘前から御来光を見ることができるようになります。
登山道の状況
ロープウェイ側登山道は山荘からロープウェイの西穂高口駅までずっと雪に覆われています。降雪後に人がたくさん歩いているため、登山道上は踏み固められ雪面は硬くなっています。まだそれほど大袈裟なものは必要ありませんが、アイゼンを携行した方が安全です。
ロープウェイの乗り場がある新穂高温泉まで下りれば、道路上に雪はありません。
山荘から上の稜線は風で雪が吹き飛ばされてしまうため樹林帯の中ほど積雪量は多くなりませんが、11/4現在は積雪があります。ただし、稜線は日当たりが良いため、天気が良くなれば現在の雪は融けてしまうかもしれません。
登山装備
そろそろ冬山装備へと移行する時期になってきました。雪面が硬い場合はアイゼンが必要となります。ストックもあると良いでしょう。
最低気温は氷点下10℃近くまで下がるようになりましたので、防寒着を用意してください。
登っている時は汗をかきますので、あまり着込んでしまうと途中で脱がなければならなくなりますが、休憩中や朝晩は暖かめの衣類が必要です。山荘より上の稜線上は風が強いことがあります。防風対策も必要です。
手袋・スパッツ等の雪に対する装備が必要です。 雪にならずに雨が予想される場合は、まだカッパやザックカバー等も必要です。
注意点
新穂高ロープウェイは、12月3日(金)~7日(火)の間、補修・保守工事を行うため全面運休となっております。
ロープウェイ下を歩くことは禁止されておりますので、上記期間中は岐阜県側からの入下山はできなくなります。御注意ください。
お知らせ
宿泊予約の受付は松本事務所で行っておりますので、予約は電話番号0263-36-7052までお願い致します。現地の電話は、直前の予約・キャンセルのみお受けしております。 (個室及び団体予約は、現地電話で受け付けておりません。)
携帯電話情報は、ドコモのFOMAが山荘内でも良く繋がるようになりました。稜線でも大抵の場所で繋がります。auも山荘付近、稜線ともに繋がります。ソフトバンクは昨年より山荘西面なら繋がるようになりました。
2011/3/31まで、高速道路無料化社会実験の一環で安房トンネルの通行料金が無料化されています。
昨年の今頃の様子は?
新穂高ロープウェイから山荘までのルートを一部変更2023.04.23
融雪は進みましたが、凍結箇所もあるので8本爪以上アイゼンで2023.04.30
GW最終日は雨。5月8日から新穂高ロープウェイが運休です2023.05.07
天気は雪から雨に。山荘周辺の積雪は70㎝ほど2023.05.14
西穂山荘周辺の過去の様子
西穂山荘
- 電話番号:
- 連絡先住所:
- 長野県松本市中央1-11-25 西穂山荘事務所