5/15に開所しました。今年の尾瀬は、昨年度と比べて1m近く雪が多いようですが、湿原にはミズバショウが咲き始め
天気・気温
山と周辺の状況
5/15に尾瀬山の鼻ビジターセンターの開所式が行われました。尾瀬に係わる大勢の関係者に参加いただき、訪れる方々がいつものように安全に尾瀬を歩くことができるように祈願しました。
今年の尾瀬は、昨年度と比べて1m近く雪が多いようです。林内や湿原では、ところどころ木道が出てきている状態ですが、踏み抜きの危険も大きくなっていますので、お越しの際には充分に注意して歩行してください。天気が良いときには、日焼け止めも忘れずに。
尾瀬ヶ原の雪が溶けるのはもう少し先になりますが、早くも雪が溶けた湿原には
ミズバショウ
ミズバショウ
が咲いています。カッコウやホトトギスもこの時期に初鳴きを聞くので、いよいよ尾瀬のシーズンが始まったのを感じます。
登山道の状況
鳩待峠から先はいきなりの雪道となります。木道は全体の3割程度しか出ていません。雪が薄くなった木道の間には空間があり、ここを踏み抜いて落ちるような事があり、歩きづらい時期になっています。
このルートで最も早く
ミズバショウ
ミズバショウ
が咲くテンマ沢湿原は、たくさん顔を出していました。今年は開花数が少し増えたような気がします。
また、ヨッピ吊橋は修繕工事に伴い一時通行止めとなっています。通行止期間は5月20日(金)までです。尾瀬ヶ原から東電小屋・三条ノ滝方面に向かわれる方は、竜宮~見晴(十字路)~東電尾瀬橋を経由してのご通行をお願い致します。
★至仏山への入山について
至仏山への入山は残雪期の植生保護のため、5月7日(土)~6月30日(木)は至仏山登山道(鳩待峠~オヤマ沢田代~至仏山頂~山ノ鼻)を閉鎖します。閉鎖解除は7/1を予定しています。
開山以降は雪渓を避けるために、指定された登山道から外れて植生の上を歩行することのないようにしてください。年によって違いますが、山開きから7月中旬くらいまでは雪渓があります。入山する方は登山ガイドと入山されるようお願いします。また雪渓歩きは転滑落の危険が伴うため、残雪歩きの技術を持たない方は入山を控えてください。
注意点
雪の「踏み抜き」に注意が必要です。また、靴裏に雪が付いたまま木道におりるととても滑るので、雪を落としながら慎重に歩いてください。
昨年の今頃の様子は?
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬周辺では、たくさんの白いミズバショウが咲いています。ワタスゲの花は少しずつ綿毛が出てきています。2023.05.31
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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