イワカガミが８合目付近から上で満開になりつつあり、きれいなピンク色の可憐な花を咲かせています。

天気・気温

山と周辺の状況

10日の午後から天候が崩れ、太平洋上の梅雨前線が北上してきて、昨日は山頂でもいきなりの強雨、雷と大変だったようです。
日本海上の高気圧がやや勢力を強めたため、梅雨前線が南下して午後からは晴れ間も見えてきました。

だいたい今の時期は大山では比較的に雨が少ないのですが、今年は入梅からずっと雨が多いように思います。
お正月の大雪からずっと今年の大山付近の天候は例年よりもかなり変わってきています。

大山の場合は、頂上に避難小屋があり、雨が降っても小屋内にかなりの人数が入れます。（２階もあるので）
トイレもありますが、水場はありません。
売店がありますが、夏休みまでは土日だけの営業になります。
売店の営業については（チロル＆白樺）0859-52-2818にお問合せください。

遅れ気味だったお花もだいぶ咲きそろってきました。
特に イワカガミ イワカガミ が８合目付近から上で満開になりつつあり、きれいなピンク色の可憐な花を咲かせています。
ちょうどこの頃には１合目付近で ギンリョウソウ ギンリョウソウ が咲き始め、大山寺周辺ではミヤマヨメナが満開となります。
およそ1週間から10日は遅れています。

登山道の状況

今年は大雪と大雨の影響もあるのですが、元谷へ下りる「新行者コース」がだいぶ荒れています。
注意すれば危険ではないのですが、かなり膝が疲れている状態で、下山に使われるとちょっとした場所で転んでしまいます。
段差の幅が狭いので、前につんのめって転ぶと大怪我をしますのでご注意ください。

特に長雨、大雨の場合は、元谷の沢が渡れない場合があります。
滅多にないことですが、今年はその「滅多にないこと」が2～3回ありましたので、注意してください。

登山装備

今の時期の服装ですが、まだまだ厚着で登っている方が多いです。
たしかに山頂付近では10℃から15℃ぐらいですから、上着にレインウエアを羽織っていい加減になりますが、スタートの時点では、もっと涼しい服装で登りましょう。
あと気になるのが、たくさんついているポケットがパンパンに膨らんでいるベストを着て、さらにウエストポーチ、さらにザックの外にコップとかチャラチャラつけて、これ以上ないぐらいにいろんなアクセサリーをつけているあなた・・・。
基本的には休憩のときにしか使わない物はすべてザックに入れましょう。
ザックの外に色んな物をつけていると木の枝に引っかかって危ないですよ。
もう少しすっきりして登ったらいいように思いますが・・・。

持って行く物で水分は最低でも500ミリリットルを2本から3本はお持ちください。
蒸し暑い日は、予想以上に水分が必要となります。
水分がなくなると足がつる原因にもなりますので、余分に持つぐらいで考えてください。

お知らせ

登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドなど、
「大山レークホテル」（TEL0859-52-3333）久保までお気軽にお問合せください。

また当ホテルでは、パッキングから楽な歩き方まで、基本からすべて指導しながら大山に登る登山教室も随時開催しています。当ホテルの温泉に入って、正しい登山を勉強してみませんか？

昨年の今頃の様子は？

今年は登山道の雪は早く融けてしまい、もう歩くのに支障はありません。2週間ほど早めに推移しています2023.05.02

だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15

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中国地方は梅雨入り。蒸し暑くなる季節、大山では薄着での行動とこまめな水分補給を2023.05.30

大山プロガイド協会周辺の過去の様子

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