陽がギラギラと照りつける日が続く一方で、秋の気配は徐々に・・・。ヒツジグサの葉の赤色が目立ってきました
天気・気温
山と周辺の状況
尾瀬ヶ原は太陽がギラギラと照りつける「これぞ夏!」というような日が続いています。一方で、
キンコウカ
キンコウカ
の葉も色づいてきて、段々秋が近づいてきたなぁという印象です。
秋の気配は徐々に強くなっていて、夜は上着がないと肌寒い日もあります。
下ノ大堀の付近では、秋の花、
サワギキョウ
サワギキョウ
が綺麗に咲いています。湿原の植物は、だんだん色づき始めました。
ヒツジグサ
ヒツジグサ
の葉は、早くも赤色が目立っています。尾瀬の季節は、本当にあっという間に過ぎていきます。
今、尾瀬ヶ原で見られる主なお花は
サワギキョウ
サワギキョウ
、オゼミズギク、ミゾソバなどです。また
キンコウカ
キンコウカ
、
コバギボウシ
コバギボウシ
等もまだ見られます。ほかにも、
イワショウブ
イワショウブ
、チョウジギクなどです。研究見本園では
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
が咲きました。花が小さくかわいらしい姿をしています。木道から遠い所に咲いていて、近くで見ることはできませんでしたが風が吹けば音が鳴りそうな形をしています。
また、見晴付近では白い
コバギボウシ
コバギボウシ
が見られます。余りの美しさに感動! 皆さんも是非是非見つけてみて下さい。
8/16は山の鼻研究見本園にクマが出たため、一時研究見本園を閉鎖し、クマの追い払いをしました。
餌となる
ミズバショウ
ミズバショウ
の実が熟し始め、クマが出没しています。もし、発見された際は、ビジターセンタ-でクマアンケートの記入にご協力お願い致します。
登山道の状況
7月28日から数日間降り続いた激しい雨によって、通行止めとなっていた、牛首~ヨッピ吊橋間は、8/12に通行できるようになりました。まだ工事中で、片側通行、足場の悪い箇所もあるので、注意して通行してください。
また、温泉地区の温泉小屋付近(赤田代分岐寄り・木道沿いに枯れたミズナラがある箇所)は、崩れる危険性があるので、注意して通行してください。
なお、尾瀬沼南岸(沼尻~三平下)は、土砂崩落のため当面は通行止めです。
至仏山への登山道は、とくに異常箇所はありませんが、東面登山道(山ノ鼻~至仏山)は上り専用です。
登山装備
天気予報は晴れでも、雷雨に備えて、レインウエアを忘れずにお持ち下さい。
水は多めに持っていくようにしましょう。至仏山は岩場と階段の多い山です。登山シューズは足首まで隠れるタイプのものが良いでしょう。至仏山にはトイレがないのでもしもの時のために携帯トイレを携帯すると良いでしょう。
注意点
■尾瀬周辺道路・通行止め区間 (8/12(金)16:00現在)
●群馬県側
・県道水上片品線 津奈木橋~みなかみ町藤原湯の小屋橋 7/28(木)18:30から通行止め
●新潟県側
※福島県側への通り抜けができない状況です。
・国道352号 尾瀬船着き場~銀山平 7/28(木)17:00から通行止め
・国道252号 魚沼市~福島県 7/29(金)13:30から通行止め
●福島県側
・御池・沼山・小平の各入山口まで通行可能です。
・国道352号は、金泉橋が崩落しており、金泉橋から新潟県方面は8/2(火)から通行止めとなっていますが、御池~小平登山口あたりまでは通行可能です。
くわしい道路状況は、群馬県側は群馬県沼田土木事務所(0278-24-5511)へ、新潟県側の道路については新潟県地域整備部維持管理課(025-792-1304)、魚沼市観光協会(025-792-7300)へ、福島県側の道路については、福島県山口土木事務所(0241-72-2234)へご確認ください。
■バスの運行状況は、8/12(火)16:00現在、国道352号の通行止めに伴い、新潟側からのバスが運休しています。他は通常運行に戻りました。
・尾瀬口~沼山峠(会津乗合自動車) 終日運休 運行再開未定
・銀山平~尾瀬口(奥只見観光) 終日運休
尾瀬内のほとんどで携帯電話はつながりません。ご注意ください。
尾瀬沼キャンプ場は28張り限定の予約制です。必ず予約をお願いします。なお、炊事場はありません。
昨年の今頃の様子は?
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬周辺では、たくさんの白いミズバショウが咲いています。ワタスゲの花は少しずつ綿毛が出てきています。2023.05.31
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: