宮之浦岳への稜線では、ヤクザサ帯の下に緑の中に紅葉した木々が点在する、屋久島の秋の森を見渡すことができます。
天気・気温
11月12日 天気:曇り時々晴れ。山頂の気温:9℃。西の風10m(標高1936m) 登山者数100名程度
■縄文杉コース(標高600~1300m)
11月15日 天気:晴れ。デッキの気温:11℃(標高約1300m)。登山者数140名程度
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
11月に入り、縄文杉ルートの登山者数が100人程度の日もあり、夏から秋にかけて多くの登山者で賑わっていた森も、少しずつ静けさを取り戻しています。
宮之浦岳の山頂へ向う稜線では、ヤクザサ帯の下に緑の中に紅葉した木々が点在する、屋久島の秋の森を見渡すことができます。
長い登山道の途中で見つけたサルトリイバラの赤い実。
その愛らしさにしばし足を止めてほっと一休み・・・
屋久島では、サルトリイバラや近縁のサツマサンキライなどを『かから』と呼びますが、その葉でよもぎ餅を包んだ、かからん団子と言うお菓子があります。これは山の行動食としてもなかなかお勧めです。
素朴なかからん団子の甘味が、山行の疲れを癒してくれることでしょう。
ぜひ、ご賞味下さい。
登山道の状況
■縄文杉ルート
※3月から11月末までの期間、町道荒川線入口~荒川登山口の区間は、車両乗り入れ規制が実施されます。
登山バスでの移動になりますのでご注意ください。
登山バスは利用者が多い場合混雑し、希望の時間のバスに乗れない事例が多く見られます。
下山が遅くなったりしないように、一日の行程に余裕を持って行動しましょう。
車両乗り入れ規制に関する詳しい情報はこちらで確認できます。
→http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/
■宮之浦岳、黒味岳、縦走ルート
新高塚小屋にトイレが新設されました。使用上の注意など、詳細はこちらをご覧ください
→http://kyushu.env.go.jp/pre_2011/0704a.html
各避難小屋で宿泊をお考えの方は、小屋に入れない場合もありますので、必ずテントを持参してください。
テントは避難小屋周辺以外では設営禁止ですので、注意して下さい。
登山装備
屋久島の天気は予想しづらく、麓と山岳部ではまったく異なる天候になることがあります。
天候の良い予報でも油断せず、必ず上下セパレートの、しっかりとした登山用雨具を用意しましょう。
ビニールガッパは歩行中に破れて役に立ちません。ポンチョは強雨時、強風時に足元を濡らすので不向きです。
服装について:朝夕、天候の悪い日の山中の気温が10℃近くにまで下がるようになりました。
かさばる防寒着はまだ必要ありませんが、フリースやシャツ、ウィンドブレーカーなど、重ね着できるアウターが必要です。
日中は気温が上がり、かなり汗をかきます。濡れた時の体感温度がかなり下がるので、着替えのシャツも用意しましょう。
また、軍手だと濡れた時に冷たく感じるようになってきましたので、登山用のグローブまたはウールの手袋がお勧めです。
日が短くなっているので、日帰り登山でも必ずライト類を携帯しましょう。
屋久島では、登山用品のレンタル店のほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山用品のレンタルを行っています。
装備に不安のある方はご利用ください。
注意点
現在屋久島の日の出時刻は6時40分ごろ、日の入り時刻は17時20分ごろです。
山中では、天候の良い日でも17時を過ぎると暗くなっています。
お知らせ
その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(TEL0997-49-4191 http://www.yakushima-guide.com/)までお気軽にお問い合わせ下さい。
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屋久島ガイド協会周辺の過去の様子
屋久島ガイド協会
- 電話番号:
- 0997-49-4191
- 連絡先住所:
- 〒891-4207 鹿児島県熊毛郡屋久島町1436-56