数日の間に登山道の様子が大きく変化しました。登山口から3合目までの間は、ほとんど積雪が無くなりました。
天気・気温
12:00の山頂の天候:曇り。気温8℃。風速10~12m/s。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
22日の強風の影響で予想以上に一気に積雪量が減り、昨年よりも積雪量が多かった状態から、昨年のGW明けぐらいの積雪量になってきました。
昨日から米子市内でも今年初の「夏日」を記録するぐらいに暑くなり、大山でもかなり温度が高くなってきています。
ゴールデンウィーク期間中の大山は、かなりの登山者が予想されますが、くれぐれも無理のないように事故のない楽しい登山を心がけましょう。
登山道の状況
数日の間に登山道の様子が大きく変化しました。登山口から3合目までの間は、ほとんど積雪が無くなりました。阿弥陀堂から下付近に少し残る程度です。
3合目から4合目の間はかなり残っていて、9割程度は雪の上を歩きます。踏み抜きにご注意ください。4合目からはまた減ってきて2割程度の積雪量。
5合目下から雪が無くなり、標高1300m辺りまでは雪がありませんが、そこから一気に積雪量が増えてきて、標高1500m辺りまでは雪の上を歩きます。
草鳴社ケルンの下からはまた雪が無くなり、8合目下付近に少し残る程度です。8合目を過ぎると木道になりますが、山頂まで木道には積雪は無しです。
●新行者コースから元谷について
標高1200m上辺りから積雪があり、途中で無くなりますが、1100m付近からまた積雪が出てきます。元谷から登れますかという質問が寄せられていますが、ルートをよく知っている場合か、ルートファインディングがしっかり出来る方でないと難しいと思います。
登山装備
服装については、今日の場合はスタートしてからは暑いぐらいでしたが、6合目を過ぎてからは南風が吹き荒れ、どんどん体感温度が下がってきました。
いつもどおり「寒いぐらいでスタート」してから、寒くなったら上着を着るといった登山の基本でお願いします。
アイゼンについては、今日の場合は雪が柔らかくて不要でしたが、8合目から下の一番傾斜のきついところに雪が残っています。6本爪以上のアイゼンをお持ちください。下山の時に危ないと思ったときに使いましょう。
山頂付近ではまだ降雪の可能性もありますので、天気予報に注意して登山をしましょう。
注意点
鳥取県の素早い対応により、9合目を過ぎてからの木道は、本日より補修作業に入っています。破損した部分については階段を作り応急処置をしています。本日一日で完了とのこと。
これでGWは大丈夫ですが、雪が完全に無くなる頃(5月の半ば)あたりから、再度工事に入り、山開きまでには完了予定だそうです。
工事期間中は通行止めになりますので、9合目下から石室方向への迂回路となります。登山者の皆様、ご協力ください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドなど、「大山レークホテル」(TEL0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きのできる登山の歩き方であるとかをお教えします。
昨年の今頃の様子は?
今年は登山道の雪は早く融けてしまい、もう歩くのに支障はありません。2週間ほど早めに推移しています2023.05.02
だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15
米子市内でも30℃を越える夏日となりましたが、大山は気持ちの良い風が吹いていました2023.05.23
中国地方は梅雨入り。蒸し暑くなる季節、大山では薄着での行動とこまめな水分補給を2023.05.30
大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
- 現地連絡先:
- 090-7999-2931
- 電話番号:
- 0859-75-2300
- 連絡先住所:
- 〒689-4424 鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成709-1 休暇村 奥大山 内