大山 | 大山プロガイド協会

お花は七合目付近から山頂まででピークを迎えています。シモツケソウが満開で華やかで綺麗です。

6合目でゴミ拾いを協力してくれた皆さん (2012.08.25 大山レークホテル )
6合目でゴミ拾いを協力してくれた皆さん (2012.08.25 大山レークホテル )
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天気・気温

08/08(水) 06:00の大山寺の天候は快晴 気温25℃ 微風
09:00の山頂の天候は快晴 気温17℃ そよ風
鳥取市の天気予報
明日
15℃
12℃
明後日
晴時々曇
19℃
11℃
日本気象協会提供 2024年4月30日 6:00発表
松江市の天気予報
明日
曇のち晴
15℃
12℃
明後日
晴時々曇
19℃
11℃
日本気象協会提供 2024年4月30日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

「そよ風」と書きましたが、陽のあたるところで実に心地よい風が吹き、小屋の中でゆっくりする方は皆無で、みなさん外でのんびりされていました。
昨日は暦の上では「立秋」となり、朝夕が涼しくなり、秋の気配が立つ日となっています。たしかに昨日辺りから、朝晩は涼しいと感じられるようになりましたが、日中はまだまだ大山寺といえども暑く、どうも今年は残暑が厳しいようです。

お花情報は、七合目付近から山頂まででピークを迎えています。
やはり シモツケソウ シモツケソウ が満開状態ですと、華やかで綺麗です。

登山道の状況

登山道に問題箇所は、とくにありません。
下山ルートについては、今年の砂すべりは非常に危険な状態になっています。このルートは無雪期に常時快適に下山できるというルートではなく、例年ですと5月頃から8月あたりまでの期間限定のルートです。
この時期を過ぎると徐々に危険になってきますが、今年の場合はすでにいきなり危険な状態になっていて、不慣れな方は登ってきたルートをそのまま下山することをお勧めします。
また砂すべりを下りても河原が非常に荒れており、通常のルートがかなり変更を余儀なくされています。
かえって時間が掛かってしまうことも予測されますので、宝珠尾根をそのまま下山されたほうが事故のリスクは少しでも避けられると思います。

登山装備

一般的な登山装備が必要です。

注意点

特に今年は毎回あげていますが、持参する水分量にはご注意ください。500ペットで4本は必要です。
もちろん下山時にも必要ですので、4本のうち1本は下山用に残してください。
今の時期で登っているときに風が涼しくなったと感じるのは、
だいたい七合目の上辺りから。
下山時も八合目から七合目にかけて下っているときに、風が妙に暖かくなってきます。
つまり登り始めて約2時間程度は汗が吹き出て、暑い状態が続くということです。その時に水分を摂取しますが、一気に飲んでも体が吸収しませんので、一度口に含んでから飲み干すということを何回かに分けて摂取すればいいと思います。
子供づれが目立ちますが、お子様の水分補給には充分にご注意を!

木道から降りたり、保護柵の中に入ったりしないで下さい。
ユートピアと同じ状況が山頂でも見られ、木道から下りてお花を撮影するといった方が後を絶ちません。「せっかく戻ってきた植物の保護のために」木道から絶対に下りないようにお願いします。

お知らせ

登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きの出来る登山の歩き方であるとか教えます。

昨年の今頃の様子は?

今年は登山道の雪は早く融けてしまい、もう歩くのに支障はありません。2週間ほど早めに推移しています2023.05.02

だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15

米子市内でも30℃を越える夏日となりましたが、大山は気持ちの良い風が吹いていました2023.05.23

中国地方は梅雨入り。蒸し暑くなる季節、大山では薄着での行動とこまめな水分補給を2023.05.30

大山プロガイド協会周辺の過去の様子

  • 山頂緊急避難小屋付近の状況
  • 3合目手前付近から積雪があります
  • 山頂台地の残雪
  • フキノトウがようやく顔を出してきました
  • 6合目避難小屋の様子
  • ポールの片付けを行う
  • 山頂より剣ヶ峰を望む
  • 少しガスが出ると、大山では、こうなります
  • 山頂碑の様子
  • 山頂より剣ヶ峰を望む
  • 6合目より見た日本海
  • 7合目の様子

大山プロガイド協会

現地連絡先:
090-7999-2931
電話番号:
0859-75-2300
連絡先住所:
〒689-4424 鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成709-1 休暇村 奥大山 内

地図で見る
http://chugoku-guide.wix.com/chugoku-guide

施設の詳細を見る

関連する山

鳥取県 / 中国山地中部

大山 標高 1,729m

 山陰地方のほぼ中央にそびえ立つ大山(だいせん)は、天平五年(733)に完成したといわれる『出雲風土記』に、火神岳(ほのがみのたけ)の名で登場する。我が国で最も由緒のある山の1つである。  中国地方の最高峰。大山隠岐国立公園の中心にあり、歴史、民俗、自然科学の面でも傑出したものが多く、名実ともに中国山地の王者である。四季を通じて探訪者が絶えないが、日本海に面した独立峰であり、気象条件、地質地形条件が厳しく、特に冬季は「寒気の吹き出し」の影響を、日本で最初に受けるので、標高に似合わず遭難事故が多い。中国地方の他の山々とは全く異質の山であることを銘記されたい。  一方、自然保護運動の先覚地でもある。全国のゴミ持ち帰り運動の発祥の地であり、数々の乱開発を追放した実績を持っている。現在は一木一石運動(登山者の手によって山頂に石を返す行動)が根気よく続けられている。  山体を形成する角閃石安山岩は軟らかくもろい。激しい浸食作用により、登山道の転変が多く、頂上と通称される弥山(みせん)への道は夏道ルートと行者谷ルート以外は閉鎖されて久しい。両ルートは6合目避難小屋の下で合流し、特別天然記念物ダイセンキャラボク純林を縫って頂上碑に達する。東側に三等三角点が、西に頂上小屋と、やや下って石室(いしむろ)と心字(しんじ)池などがある。いずれも往復5時間程度だ。  最高点の剣ヶ峰へは大神山(おおがみやま)神社から元谷(もとだに)小屋、ユートピア避難小屋を経る一般ルート(往復5時間)の他に大休(おおやすみ)峠からと、地獄谷振子(ふりこ)沢からのルートがあるが、一般向ではない。  元谷をベースに、大屏風(おおびようぶ)岩、小屏風(こびようぶ)岩、烏帽子(えぼし)岩、別山などの岩場がある。岩はもろく、登攀には高度の技術が要求される。南面の南壁はすべてガレ壁で、登降は勧められない。支峰の甲(かぶと)ガ山(せん)、船上山(せんじようざん)にはよい岩場があり、地元のクライマーに愛されている。  大山の名をより高めているのは、史跡の豊富さと荒らされていない生物相とにある。  『出雲風土記』には、大山を杭(くい)にし、弓ガ浜を綱にして島根半島を引いてきたと記され、大化改新(645)前後には修験者の大道場でもあった。以来、興亡栄枯を繰り返し、その遺構が全域に残されている。現存する大山寺と大神山神社の門前町が大山寺(だいせんじ)の集落。今は宿泊施設や飲食店、温浴施設などが参道沿いに並んでいる。 平成30年には、大山情報館が大山ナショナルパークセンターとしてリニューアルしたほか、観光案内所や県立大山自然歴史館も再整備され、大山周辺の情報提供の他、シャワールーム、ロッカー、Wi-Fiなど多くの新しい機能が利用できるようになり、大山登山が一層、便利になった。 冬は西日本最大の広さを誇るスキー場が賑わい、スキーやスノーボード、スノーシューなど、ウィンタースポーツのメッカとなている。

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蒜山 標高 1,202m

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矢筈ヶ山 標高 1,359m

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ユーザーの登山記録から