午後は夕立のような雨の日が続いています。雨具必携です。花は夏の花と秋の花が咲いています。

天気・気温

山と周辺の状況

昨日も同じ状況でしたが、太平洋上の湿った空気が流れ込んでいるため、午後から雨を大量に含んだ雲が流れてきて、夕立のような雨が降りました。ちなみに天気予報では「晴れマーク」がついていて、雨が降るような予報はなく、ただ大気が不安定で・・・という表現では出ていたようです。しばらくはこの状況が続くようなので、雨具は必ずお持ちください。

山頂も湿った空気に覆われ、風が少しでも吹けば涼しいんですが、風がなくなると一気に体感温度は上がってきました。
昨日でおよそ延べ300人程度の登山者で、今日もそれ以上の方が登っていたようです。しかもここ1、2年の傾向として、若い世代が非常に増えてきました。服装もカラフルになり、山が一気に元気になってきた感じがあります。

一概には言えませんが、若い世代の方のほうがマナーがいいように個人的には思います。昨日も頂上碑付近にロープが張ってある外側で、バーナーを得意げに出して食事をしていたのは年配のグループの方でした。もちろん注意して出てもらいましたが、植栽したばかりの苗木がほとんど踏まれていました。
植樹後になぜ立て看板の１枚でも立てられないのでしょうか？
ロープの外に出ること自体がすでにマナー違反なのですが、ここは植樹をしてますよ。だから出ないでくださいということまで周知徹底することによって、守られるマナーもあると思います。
これが本筋ではないのですが、何か手を考えないと、毎年同じことの繰り返しです。

避難小屋の横の一木一石運動の石置き場に石を持って上がってくるのはほとんどが若い世代です。
そろそろ現状を直視して頂上の保護活動も若い世代に引き継いでいっても
いいのではないでしょうか。

お花の状況ですが、山頂付近がかなり様変わりしてきました。
夏の花がまだ残っていますが、 シモツケソウ シモツケソウ 、ホソバシュロソウ、イヨフウロ
などに加えて、 アキノキリンソウ アキノキリンソウ 、キュウシュウコゴメグサ、ゴマナなどが咲き始めました。六合目前後のクサボタンも満開過ぎ。

登山道の状況

登山道に問題箇所は、とくにありません。
下山ルートについては、今年の砂すべりは非常に危険な状態になっています。このルートは無雪期に常時快適に下山できるというルートではなく、例年ですと5月頃から8月あたりまでの期間限定のルートです。
この時期を過ぎると徐々に危険になってきますが、今年の場合はすでにいきなり危険な状態になっていて、不慣れな方は登ってきたルートをそのまま下山することをお勧めします。
また砂すべりを下りても河原が非常に荒れており、通常のルートがかなり変更を余儀なくされています。
かえって時間が掛かってしまうことも予測されますので、宝珠尾根をそのまま下山されたほうが事故のリスクは少しでも避けられると思います。

登山装備

一般的な登山装備が必要です。雨具も忘れないように。防寒対策はしておいたほうが無難でしょう。

注意点

今の時期の装備で注意していただきたいのは水の量ですが、まだまだ暑いので、
補給する水分量については最低でも500ミリペットボトルで4本はお持ちください。
ペットボトルを凍らせて、おまけに融けないようにタオルで包んで持参されていますが、山頂まで半分ぐらいしか融けません。ご注意ください。

お知らせ

登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」（0859-52-3333）久保までお気軽にお問合せください。登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きの出来る登山の歩き方であるとか教えます。

昨年の今頃の様子は？

今年は登山道の雪は早く融けてしまい、もう歩くのに支障はありません。2週間ほど早めに推移しています2023.05.02

だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15

米子市内でも30℃を越える夏日となりましたが、大山は気持ちの良い風が吹いていました2023.05.23

中国地方は梅雨入り。蒸し暑くなる季節、大山では薄着での行動とこまめな水分補給を2023.05.30

大山プロガイド協会周辺の過去の様子

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