朝は氷点下で薄氷に注意。紅葉は四合目から五合目付近で、行者コースの標高1200m辺りが見頃です。
天気・気温
山頂で11:00の天候は曇り時々ガス、気温+1℃、微風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
かなり気温も下がってきて、早朝は0℃で木道が凍り、霜柱が立っていました。また昨日の雨で濡れた岩には薄氷が張っていて、何気なく足を置くとツルッと滑るぐらいに冷え込みました。
これは大陸から弱い寒気団がかなり上空から入ってきて、その寒気団の先のほうに低気圧が2個あり、その低気圧に向かって太平洋から湿った風が吹き込んでくるといった状況です。こうなると非常に大気が不安定ですが、まだ大陸からの寒風でないので
初冠雪になるほどではなかったようです。
紅葉の状況ですが、10月に2回強風が吹き荒れたため、葉が落ちた木が見られますが、色づきはここ数年では一番だと思います。
現在のところピークは四合目から五合目付近で、一気に下降しています。夏山登山道よりも新行者コースのほうが綺麗になっていますが、これは南からの強風が避けられたせいのようです。現在は新行者コースの標高1200mから1100m辺りがピークで、非常に綺麗に紅葉狩りが楽しめます。
登山道の状況
主な登山道に支障ありません。下山のルートに「砂滑りルート」は非常に危険です。
登山装備
今日の服装は、長袖のTシャツの上に半袖のラガーシャツを重ね着。下は薄手のズボン。いずれも吸水速乾性の素材です。これにウインドブロックの手袋と帽子でした。
これからの時期はいつ雪が降ってもおかしくないので、それなりの服装と手袋はご用意ください。
日没が早くなりました。ライトは必ず持参してください。
注意点
歩き始めは、寒いぐらいでスタートしてください。六合目辺りから稜線に出ますので、寒くなったら上着を羽織るぐらいで充分です。ただこれは大陸からの西風か、または太平洋からの西風かによって大きく状況は変わってきますので、天気予報には気をつけてください。
登山途中での水分補給は必ず行ってください。筋肉疲労、水分不足、寒さなどの要素が重なると、足がつる要因にもなり、下山の時に苦労します。
日が暮れるのも早くなり、特に曇っていたりすると、予想以上に早く暗くなります。
山頂避難小屋は年中無料で利用できます。スタートから山頂まではトイレがありませんので、ご注意ください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きの出来る登山の歩き方であるとか教えます。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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