11/1初冠雪。六合目の積雪10cm程度ですが雪が固く6本爪以上のアイゼン必要。下山時に凍結は危険です。
天気・気温
山頂で11:00の天候はガス、気温-2℃、微風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
昨日朝から初冠雪となりました。
昨日は標高1500m付近から積雪がありましたが、夕方から今朝にかけて再び雪が降ったようで、標高1200mあたりから登山道に積雪が見られました。
登山道の状況
登山道の積雪は、六合目付近で10cm程度と、たいした量ではありませんが、湿気を含んだ雪のために踏んだところが固まってしまうため、アイゼンがないと六合目より上は無理なようです。
もちろん登ることは問題なく登れますが、下山の時にツルツルで非常に危険です。
今日の場合も無理をしないで六合目までで下山しましたが、たぶん明日になると凍結するので、五合目辺りで止めた方が無難だと思われます。
今日登られたほとんどの方が「行ける所まで行ってみる」と話されていましたが、上りと下りではまったく状況が違います。ケガをしてからでは遅いので、くれぐれも無理はしないでください。
登山装備
フリースなどの防寒用具、ライト、雨具、防水の効いた暖かい手袋や帽子は必携です。温かい飲み物の入った保温水筒やがあると安心です。
アイゼンは必ず6本爪以上のものをお持ちください。4本爪はほとんど役に立ちません。
登山靴は防水がしっかりしたものが必要です。最低限ゴアテックスの登山靴でないと、足の中まで濡れてしまいます。まして運動靴ではまったく無理です。
注意点
過去の例を見ると、まだ根雪にはならないと思いますが、これからの登山は一気に冬山になることも考えられますので、それなりの装備をお持ちください。大山の冬は無雪期とはまったく違い、楽な山ではありません。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きの出来る登山の歩き方であるとか教えます。
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