初冠雪の雪は融けるも、八合目以上の凍結に備え6本爪アイゼンの携行を。降雪時の無理は禁物。
天気・気温
山頂で11:00の天候はガス、気温+2℃、無風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
本日の登山者は約70名程度。平日にしては多いようです。
スタート地点の大山寺周辺の紅葉がピークです。例年よりもやや遅めのピークとなったようです。登山道においてはスタート地点より上では紅葉も終わり、冬山登山になりつつあります。気圧配置は西高東低と冬型になり、徐々に昼間の気温も下がってきて、山頂の天候と気温が気になるところです。
登山道の状況
11/1に初冠雪となりましたが、その後の気温がやや高めで推移したため登山道の積雪はまったく無くなりました。麓から見る北壁に残る程度です。これからの時期は八合目からの木道が凍結するようになります。
登山道での注意箇所は特にありませんが、下りで元谷に下山される場合は丸太が濡れて滑りやすくなっていますので、ご注意ください。傾斜が急で、駐車場までの時間はやや長くなりますので、疲れが激しい場合はそのまま夏山登山道を下山したほうが無難です。
本格的に雪が降り始めると、まず素人感覚では無理です。いけるところまで行ってみると言うのが一番危険ですので、決して無理をしないようにご注意ください。
登山装備
フリースなどの防寒用具、ライト、雨具、防水の効いた暖かい手袋や帽子は必携です。温かい飲み物の入った保温水筒やがあると安心です。登山靴は防水がしっかりしたものが必要です。最低限ゴアテックスの登山靴でないと、足の中まで濡れてしまいます。まして運動靴ではまったく無理です。これからの時期は手袋は必需品です。八合目ぐらいから上については、冬用の手袋でもいいぐらいです。軍手は避けてください。汗で濡れると非常に冷たくなります。
八合目からの木道凍結に備えて、常に6本程度のアイゼンは持っていたほうが安全だと思います。
注意点
夏場に比べてかなり日が短くなっていますので、遅めのスタートの場合は時間に余裕を持って無理をしないほうがいいでしょう。遅くとも16:00には下山できる予定を立てておかないと、途中で事故等のあった場合は暗くなって困ってしまいます。時間に関係なく必ずライトはお持ちください。
服装は五合目までは樹林帯を歩くので、風が強くても直接風にさらされることがないので、薄着でスタートしてください。特にジャケット等については風を遮る効果はありますが、逆に内側に空気を溜め込みますので、歩いていて寒くなったら羽織るようにしたほうがいいと思います。
山頂の避難小屋の水洗トイレが今日から使えなくなりました。1ヶ所だけは非水洗で年中使えます。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きの出来る登山の歩き方であるとか教えます。
昨年の今頃の様子は?
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だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15
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中国地方は梅雨入り。蒸し暑くなる季節、大山では薄着での行動とこまめな水分補給を2023.05.30
大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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