新雪で20~30cm積雪。10本爪以上アイゼンが適切。雪山装備必携です。道具は習熟しましょう。
天気・気温
山頂で11:00の天候は曇り、気温0℃、微風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
比較的に穏やかな天候でした。日曜日ということで、登山者も多く延べ50人ぐらいが山頂まで来られましたが、もう大山は冬山です。アウトドアブームの延長で登ってこられるほど甘くはないです。今日も雪のある冬山登山に不適切な装備でで登ってきていた方を見かけました。たぶん下山で苦労されたと思います。お気をつけください。山の天候は非常に変わりやすいですから、いざという時に生死にかかわります。
登山道の状況
昨日の降雪により登山口から新雪で20~30cm程度の積雪があります。今日の場合は駐車場からアイゼンを装着してスタートしました。
登山装備
装備はアイゼンの他にストック、服装は厳冬期の服装でおいでください。
特に冬用の手袋、ジャケットは必需品です。
使用したアイゼンは今日から10本爪を使用しました。今日の場合は雪が柔らかかったので、6本でも大丈夫のようでしたがもうこれからの時期は10本以上の方が安全だと思われます。
ピッケルは格好だけで持つのであれば、重たいだけなので持たないほうが楽です。必ず持ち方、使い方など雪山講習会などでしっかり身に付けてからお持ちください。でないとピック、ブレードなどでケガをする場合があります。
夏道を登るのにアイスバイルは不要です。今の時期はストックのほうが楽です。
注意点
登山スタート時点ではあまり厚着は避けてください。五合目付近までは樹林帯なので、さほど風も通らないため、降雪時以外はフリース程度で登ったほうがいいでしょう。五合目より上の稜線に出てから、寒ければジャケットを着るようにしてください。必ずスタートから汗をかきますので、山頂で凍えることになります。
山頂の避難小屋は冬でも開放されて自由にお使えます。
入口でよく雪を落としてから、アイゼンを外してお入りください。積雪が多くなると雪で扉が開かなくなるぐらいに雪が入り込んでしまうため登られた際には、入口の雪をスコップでかき出していただけたら、皆さんがいつでも気持ちよく利用できると思います、よろしくご協力ください。くれぐれもアイゼンは外して入りましょう。
冬山では分厚い手袋をしたままで、アイゼンを装着できるように練習をしてから登山においでください。すべての装備は使えるように習熟しておきましょう。
これからの時期は冬用タイヤで大山にお越しください。とくに米子自動車道からお越しの場合はタイヤ規制が出る場合があります。お気をつけください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方など教えます。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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