降雪が続き積雪が増えていましたが、強風のため平年並みとなりました。10本爪アイゼン必携です。
天気・気温
山頂で12:00の天候は晴れ時々ガス、気温-5℃、微風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
一時はこのままだとどうなるかというぐらいに、今の時期にすればかなりの積雪量でしたが、この金曜日の夜から吹き荒れた風のために、一気に積雪量が減り、ほぼ例年並になりました。
といっても無雪期のだいせんと違い、冬期のだいせんは観光気分の延長で登れるほど甘くはありません。いわゆる「レベルが違う」ということです。自分の力を過信しないで、道具だけそろえたら登れるとは思わないでください。一歩間違えたら死に直結します。
登山道の状況
八合目から上の木道については7割方は雪が融けています。基本的にはアイゼンは外してください。時間帯、天候によっては濡れた所が凍結している恐れがありますので、ご注意ください。
無雪期の登山道がはっきりとわかる程度ですので、転んで滑落する場所はほとんどありません。
登山装備
装備はアイゼンの他にストック、服装は厳冬期の服装でおいでください。
特に冬用の手袋、ジャケットは必需品です。
アイゼンは安全上必ず10本爪以上をお持ちください。ピッケルを持っている方が多くなってきましたが、まだストックのほうが登りやすいと思います。
注意点
無雪期とは違います。冬でしかもあれだけ雪があるとライトは非常用として考えたほうがいいと思います。時間に余裕を持って冬山登山をしてください。ライトがあるからと遅い登山始め、下山始めは危険です。
山頂では避難小屋が通年利用できますので、テルモスに暖かい飲み物などを
用意していくといいと思います。小屋内には必ずアイゼンを外してお入りください。
決して冬の大山を甘く見ないでください。レベルが格段に上がっています。無雪期に登るよりは確実にザックの中身は増えているはずです。不測に事態にも対応できる装備が必要です。
これからの時期は冬用タイヤで大山にお越しください。とくに米子自動車道からお越しの場合はタイヤ規制が出る場合があります。お気をつけください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方など教えます。
昨年の今頃の様子は?
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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