お正月の山は冬の装い。縄文杉コース、白谷雲水峡の高所で積雪5cm程度。冬山装備必要です。
天気・気温
12月31日 天気:雪、縄文杉デッキの気温:2℃(標高約1,300m)、風:微風、登山者数:100名程度
■白谷雲水峡コース(標高620~1070m)
1月1日 天気:晴れ、太鼓岩の気温:8℃(標高1070m)風:西の微風、登山者数130名程度
●1月1日現在、日の出は07:15、日の入りは17:30です。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
●新年あけましておめでとうございます。
12月に積もった雪は昨年暮れの低気圧で一旦は融けたものの、大晦日の降雪で標高900m以上では再び雪の世界となり、屋久島の山々は冬の装いでお正月を迎えることができました。
屋久島では霰(あられ)混じりの雪が多く、常緑樹で覆われた森の下では落葉樹の森では聞けない「サラサラ」という霰が葉に落ちる音がとても耳に心地いいものです。苔の床を徐々に覆っていく真っ白な雪、緑と白のコントラストがとても素晴らしく、南国の常緑樹の森と冬の雪を一度に楽しむことができます。
今年も屋久島より最新の情報を発信していきたいと思います。
本年も宜しくお願い致します。
登山道の状況
大晦日の降雪で縄文杉コース、白谷雲水峡の標高の高い所では積雪5cm程度となっています。
今後もこまめに天気予報と気温を確認して、安全登山に努めてください。
●縄文杉ルート
荒川登山口は駐車スペースが非常に少なく、大型バスの乗り入れもあるため、通行の妨げにならないよう充分配慮して駐車して下さい。
コース上に凍結、積雪箇所が出てくる場合もありますので、軽アイゼンやスノースパイクなどの準備をして下さい。
冬期は積雪、路面凍結にご注意ください。また積雪、凍結などの場合は県道592号線、町道荒川線が車両通行止めになることもあります。
屋久島の道路通行規制情報はこちら→ http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima。
・縄文杉の大枝の基部に約3m程度の長さの空洞が見つかり、大枝の落下危険防止措置として、展望デッキの一部立ち入り制限を行っています。詳しい情報についてはこちらで確認できます。→九州森林管理局ホームページhttp://www.rinya.maff.go.jp/kyusyu/
●宮之浦岳などの奥岳ルート
1~3月の期間、奥岳と呼ばれる山岳部は数メートルに及ぶ大量の積雪に見舞われることがあります。また、強い冬型の気圧配置になると稜線は暴風雪になります。十分な雪山登山経験のない方の入山はお勧めできません。
県道592号線、ヤクスギランドから淀川登山口までの町道は積雪・凍結のため車両通行止めになることがありますのでご注意ください。
登山装備
冬期は雪の状態によりスノースパイクやアイゼン、ストック、ピッケル等の雪山装備が必要です。
屋久島での登山は想像以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライトは必須です。屋久島の湿雪はすぐに濡れてしまいますので、手袋も防水性の高い物をご用意ください。
注意点
屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。
お知らせ
登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191)までお気軽にお問い合わせ下さい。
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屋久島ガイド協会周辺の過去の様子
屋久島ガイド協会
- 電話番号:
- 0997-49-4191
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- 〒891-4207 鹿児島県熊毛郡屋久島町1436-56