桜と新緑のコラボに小鳥がさえずり、すっかり春です。山岳部はまだ凍結や積雪の可能性もあります。
天気・気温
3/24 天気は雨のち曇、山頂の気温11℃(12:00)。風は南の風強し、登山者数10名
●縄文杉コース(標高600~1300m)
3/26 天気は晴のち曇り、デッキの気温12℃(標高約1300mの12:45)。風は微風、登山者数238名。
●白谷雲水峡(標高600~1070m)
3/25 天気は晴、太鼓岩の気温11℃(標高約870m)。風は北の強い風、登山者数392名
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
すっかり春めいて、縄文杉コースでは、小杉谷周辺で桜が満開です。特に、小杉谷橋の上から見えるヤマザクラとカエデなどの新緑のコラボレーションは目を見張る美しさです。鳥も、ウグイスやミソサザイ、コマドリやヤブサメなど、あちこちからさえずりを響かせ、春を謳歌しています。
縄文杉コースなどの日なたでは、この時期飛び回っている昆虫がいます。一見ハチのようで身構えてしまいますが、よく見ると、とても美しい黄色の毛で覆われ、ふわふわもこもことしていて可愛らしいです。ビロウドツリアブというアブの一種で、人を刺すことはなく、長い口で花の蜜を吸います。成虫は春先のこの時期だけ現れます。小さなこれら虫たちの活動にも、春を感じますね。
3/27現在の日の出は06:13、日の入りは18:34です。
登山道の状況
●縄文杉ルート
3/1から11/30日までの間、町道荒川線入口(荒川三叉路)~荒川登山口の区間は、通行規制がかかり、一般車の通行が不可になります。バスやタクシーなどの交通機関を利用してください。詳しくは、屋久島山岳部車両運行対策協議会 http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/ で確認できます。
※縄文杉の大枝の基部に3m程の長さの空洞が見つかり、大枝の落下危険防止措置として、展望デッキの一部立ち入り制限を行っています。詳しい情報については九州森林管理局ホームページhttp://www.rinya.maff.go.jp/kyusyu/ で確認できます。
●宮之浦岳などの奥岳ルート
現在積雪は見られませんが、奥岳と呼ばれる標高の高い山岳部では積雪や凍結の可能性があります。気象情報を確認の上、十分な装備をご準備ください。
県道592号線、ヤクスギランドから淀川登山口までの町道は積雪・凍結のため車両通行止めになることがありますのでご注意ください。
登山装備
寒暖の差が激しい時期なので、重ね着をして、気温の変化に対応できる服装をご準備ください。
宮之浦岳などの山岳部では寒の戻りによる積雪・凍結の可能性があり、その場合は冬山登山の装備が必要です。
屋久島での登山は想像以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライトは必須です。
縦走ルートの登山者も増加しています日によっては、山中泊で利用する避難小屋も満員になることがあります。小屋に入れない事も想定し、テントやツェルトを持参しましょう。
注意点
屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。
お知らせ
登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191)までお気軽にお問い合わせ下さい。
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屋久島ガイド協会周辺の過去の様子
屋久島ガイド協会
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