5/13、山の鼻ビジターセンターの開所式が行われました。気温も上がり、ミズバショウは少しずつ顔を出しています。
天気・気温
山と周辺の状況
13日、山の鼻ビジターセンターの開所式が行われました。
尾瀬に係わる多くの関係者と、尾瀬に訪れていた登山者にも参加いただき、皆さんと一緒に今年の尾瀬の安全を祈願しました。
尾瀬ヶ原は天気もよく、お昼近くになると気温も上がり、歩いていると汗をかくほどです。
気になる雪の様子は、鳩待峠~山ノ鼻間は林内で9割程度、上田代は7割、中田代は5割、下田代は9割程度雪が残っています。
竜宮付近は木道が出ていて歩きやすいのです。が、雪のあるところから木道に移る際は「踏み抜き」に十分注意して歩行してください。
「アカシボ(赤渋)」と呼ばれる現象もいくつも見ることができました。赤渋とは、白い雪の上に浮き上がった赤茶色のもので、確定した見解は定まっていませんが微生物の影響であるとも言われています。気になる人はぜひ、尾瀬ヶ原に足を運んでみてください。
また、
ミズバショウ
ミズバショウ
は少しずつ可愛い姿を見せてくれています。(下ノ大堀川)
登山道の状況
尾瀬ヶ原内は、ほとんどの歩道にまだ雪が残っています。
また、木道のすぐ脇は雪が薄い空洞になっています。そのため木道からはずれると「踏み抜き」して思わぬけがをするおそれがあります。木道の上の雪は周囲より少し高く盛りあがっているように見えますので、これを目印にして木道の上からはみ出さないようにご注意ください。
残雪期の植生保護のため、至仏山登山道が閉鎖されました。閉鎖解除日は、2013年7月1日(月)となります。
登山装備
防寒着は必須です。
雪が反射すると眩しいので、サングラスがあるととても役に立ちます。
注意点
・4/18~5/31、ニホンジカの捕獲作業が行われます。
ニホンジカによる植生被害が深刻な状況にある尾瀬国立公園及び丸沼周辺地域において、ニホンジカの捕獲作業が行われますのでご注意ください。なお、この捕獲に伴う登山道への影響はありませんが、登山道から外れないようにご協力ください。
実施場所:尾瀬戸倉~大清水の国道401号沿線、丸沼ペンション街周辺
捕獲手段:足くくりわな
お知らせ
ビジターセンターでは、尾瀬の情報がたくさんありますので、ぜひご利用ください。
雪の尾瀬ヶ原に行くのは一苦労ですが、苦労の先にある“一味違う尾瀬の景色”を力に、こちらにいらっしゃってください。
今年も山の鼻ビジターセンターをよろしくお願いします!
昨年の今頃の様子は?
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬周辺では、たくさんの白いミズバショウが咲いています。ワタスゲの花は少しずつ綿毛が出てきています。2023.05.31
尾瀬ヶ原では、ミズバショウは、ほぼ終了しました。湿原は少しずつ緑色になってきました。2023.06.07
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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