ミズバショウは徐々に終わりを告げようとしています。鳩待峠~山ノ鼻~見晴の道は雪が消えました
天気・気温
山と周辺の状況
ミズバショウが見頃と言われる時期は徐々に終わりを告げようとしている中、尾瀬ヶ原は一足遅く初夏の匂いを漂わせて来ています。
季節の知らせには様々な形がありますが、毎日尾瀬にいるとこんな小さな変化をを観察する事もできます。
例えばモリアオガエルの卵塊です。水面上の枝に産卵することが多いですが、池塘の周りには低木が少ないため、浮島に産むこともあります。
ミズバショウ
ミズバショウ
だけが「尾瀬の主役」ではなく、短い尾瀬の夏もまた魅力的だと思います。尾瀬にいらした際はぜひ、貴方だけの「尾瀬の主役」を見つけてみて下さい。
なお、尾瀬にイルと
ミズバショウ
ミズバショウ
の次に「あれは何?」と質問されるのが、
コバイケイソウ
コバイケイソウ
です。花が梅に似ており、葉が蕙蘭に似ているのが名前の由来で、毒ももっているようです。今は
ミズバショウ
ミズバショウ
と並んで大きな葉を広げています。
鳩待峠から山の鼻の間は、雪が解けました。この間を歩いていると、今の時期は
スミレ
スミレ
をよく見かけます。その
スミレ
スミレ
たちについて、紹介したいと思います。
黄色いものは、オオバキ
スミレ
スミレ
で雪国を代表する
スミレ
スミレ
です。
花が咲いているのに葉が完全に開ききっていないのが特徴なのが
スミレ
スミレ
サイシンです。
1cmくらいの花をつけた小さな
スミレ
スミレ
ですは、ミヤマ
スミレ
スミレ
です。
スミレ
スミレ
は種類が多く似ているものが多いので、いつも何
スミレ
スミレ
か図鑑とにらっめこして判断しています。
スミレ
スミレ
当てクイズをしているようで意外とおもしろいです。
新緑の林内と足元に咲く小さな
スミレ
スミレ
を楽しみながら尾瀬ヶ原まで来てみるのも、今の尾瀬の楽しみのひとつです。
登山道の状況
尾瀬内は雪解けが進んでいます。鳩待峠~山ノ鼻は雪が消えました。また、山ノ鼻~見晴も雪が消えています。温泉小屋~三条の滝への道も雪が消えました。
見晴から尾瀬沼方面は、まだ一部で雪が残っています。
鳩待峠~富士見峠、および富士見峠から尾瀬ヶ原方面の道は八木沢新道、長沢新道ともにまだ雪が残っています。
残雪期の植生保護のため、至仏山登山道が閉鎖されています。閉鎖解除日は、2013年7月1日(月)となります。
登山装備
防寒着は必須です。
雪が反射すると眩しいので、サングラスがあるととても役に立ちます。
お知らせ
ビジターセンターでは、尾瀬の情報がたくさんありますので、ぜひご利用ください。
昨年の今頃の様子は?
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬周辺では、たくさんの白いミズバショウが咲いています。ワタスゲの花は少しずつ綿毛が出てきています。2023.05.31
尾瀬ヶ原では、ミズバショウは、ほぼ終了しました。湿原は少しずつ緑色になってきました。2023.06.07
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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