いま尾瀬ヶ原ではサワギキョウなど、至仏山ではハクサンシャジンなど、紫色の花が主役となっています。
天気・気温
山と周辺の状況
いま尾瀬ヶ原などの湿原では、
サワギキョウ
サワギキョウ
、
コバギボウシ
コバギボウシ
などの紫色の花が主役となっています。
さらにそこに、黄色のオゼミズギクなどが色を添えて、とてもきれいです。
至仏山でも、キキョウの仲間のハクサンシャジン、ヒメシャジンなどで、紫色の花たちが目立ちます。
高天ヶ原のお花畑は少し花が少なくなってきたと感じましたが、その先へ行くと、シラネニンジンやタカネ
ナデシコ
カワラナデシコ
、ムラサキタカネアオヤギソウなどがきれいに咲いています。
頂上からは、谷川岳・巻機山・越後駒ヶ岳・平が岳・会津駒ヶ岳・男体山・武尊山など360℃山の景色を楽しめます。
ようやく、頂上から周りの景色を見ることができるようになりました。
オヤマ沢田代の湿原では、
ワタスゲ
ワタスゲ
がきれいです。
登山道の状況
・鳩待峠~富士見峠
木道は雨などで濡れていると大変滑ります。足元にご注意ください。
・富士見峠~見晴(八木沢道)
八木沢道の沢沿いはぬかるみが多く、登山靴が埋まるくらい深いぬかるみもあります。八木沢道は人通りが少ないのでご注意ください。
・至仏山方面
雨、濃霧により視野がとても悪くなることがあります。山頂では視界が悪いため、東面登山道を鳩待峠に向かう道と勘違いされることがありましたのでご注意ください。
足元を見たまま歩き続けると登山道を離れてしまう可能性があるので、周りを見渡しながらの登山を心がけましょう。
また、至仏山東面登山道は登り専用です。
尾瀬はツキノワグマの生息地です。周りに人がいない登山道では、音を出すなどして人の存在を知らせましょう。
東電小屋付近にクマの足跡がありました。クマとの「バッタリ遭遇」に注意してください。
登山装備
防寒着は必須です。
笠ヶ岳方面は、普段もぬかるみが多い登山道なので、スパッツの装備や長靴等があると便利です。
至仏山方面は、トイレがありません。万が一に備え、携帯トイレを携行してください。
土、日の登山道は混雑が予想されます。時間に余裕をもって行動してください。
お知らせ
ビジターセンターでは、尾瀬の情報がたくさんありますので、ぜひご利用ください。
昨年の今頃の様子は?
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬周辺では、たくさんの白いミズバショウが咲いています。ワタスゲの花は少しずつ綿毛が出てきています。2023.05.31
尾瀬ヶ原では、ミズバショウは、ほぼ終了しました。湿原は少しずつ緑色になってきました。2023.06.07
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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