尾瀬はニッコウキスゲの季節から、徐々にキンコウカに移ってきました。東面登山道へと続く木道脇がきれいです
天気・気温
山と周辺の状況
尾瀬ヶ原は
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
の季節となりました。花数が多いのは牛首~ヨッピ吊り橋間です。
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
は間もなく終了で、尾瀬周辺は
キンコウカ
キンコウカ
が目立つようになってきました。見頃までは、もう少しおいったところでしょうか? 至仏山の東面登山道へと続く木道脇では、
キンコウカ
キンコウカ
の花畑を見る事ができます。湿原の上に広がる黄色がとても綺麗なので、ぜひ見てみて下さい。
湿原では
ワタスゲ
ワタスゲ
も、まだまだ目立っています。ほかにも、
クルマユリ
クルマユリ
、
コバギボウシ
コバギボウシ
、カキラン、ヒツジグザ、オゼコプホネ、
クガイソウ
クガイソウ
などが目立っています。
また、山ノ鼻研究見本園では、ヘイケボタルが見えます。湿原を飛び交う姿は美しく、心が和みます。山小屋やキャンプ泊をした際には、懐中電灯やクマ鈴などを必ず持って、足元に十分注意してご覧下さい。
登山道の状況
木道は濡れると滑りやすくなりますので、十分に注意して歩いてください。
鳩待峠~富士見峠間は、林内では、ぬかるみは少なく歩きやすいですが、雨の日には木道が濡れており、大変滑りやすいので注意が必要です。
八木沢新道(富士見峠~見晴)は、ぬかるみや石が多く、転倒に注意が必要です。
至仏山はと7/1より登山可能となっています。ただし、東面登山道(山ノ鼻~至仏山頂) は「上り」専用です。下山時は鳩待峠方面のみとなります。
至仏山特有の蛇紋岩は、雨などで濡れると大変滑りやすいため注意して下さい。また、至仏山は高山植物が美しい季節です。今はタカネバラ、タカネシオガマ、ショウジョウアヅマギク、
シナノキンバイ
シナノキンバイソウ
、ハクサン
シャクナゲ
シャクナゲ
、ミネ
ウスユキソウ
ウスユキソウ
など、至仏山の夏を代表する花が鮮やかです。
登山装備
登山用の雨具を必ず携行してください。
注意点
至仏山登山の際は、登山道から外れてあるかないようお願いします。植生の荒廃や土壌の流出のもととなります。
昨年の今頃の様子は?
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬周辺では、たくさんの白いミズバショウが咲いています。ワタスゲの花は少しずつ綿毛が出てきています。2023.05.31
尾瀬ヶ原では、ミズバショウは、ほぼ終了しました。湿原は少しずつ緑色になってきました。2023.06.07
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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- 連絡先住所: