大雪渓は秋道ルートとなりました。落石に注意。稜線では秋の訪れを告げるトウヤクリンドウが咲きはじめました。

天気・気温

山と周辺の状況

●白馬山荘より
8/21　今朝は一瞬晴れて遠くまで見えましたが、ガスが上がってきて10:00頃になると視界不良という状況です。 トウヤクリンドウ トウヤクリンドウ が咲き始めました。

●白馬尻より
8/20　08:30　晴れ　20.0℃
昨夜は白馬大池、小蓮華方面でカミナリ、白馬尻も22時頃雨が降りました。今日は朝方、雲が広がっていましたが、現在は白馬尻周辺は陽が当たって晴れています。ですが、白馬山頂、白馬村方面は曇って見えません。今葱っ平ではご覧のような高山植物が数多く見られ、登山者の目を楽しませてくれています。

8/19　07:30　天候は曇　気温18.2℃
今朝はきれいな朝焼けが見れました。登山道にもタテヤマアザミが咲き始めました。ですが、今日は午後にかけて天候が不安定になりそうです。早めに上山したほうがよさそうです。

8/17　08/17　09:00現在、天候は雨　気温17.2℃
昨日からの雨が断続的に降り続いています。また、時折カミナリが鳴っている状況です。上山されるお客様もここまでは上がってきて迷われています。カミナリも鳴っています。無理をなさらないようお願いします。

登山道の状況

●大雪渓　秋道ルートとなりました。
大雪渓秋道ルートの大きな変更点は大雪渓から直接葱っ平に取り付くことが出来なくなったということです。写真のように登ってくると右側の石の堆積したところに一旦取り付いて秋道（迂回）ルートを辿ることになります。滑りやすく人工落石を起こしやすい道ですので、注意して通行して下さい。
木の橋を渡ると葱っ平の末端の岩室跡に到ります。ここからいつもの葱っ平のジグザグの登りになります。

●栂池方面（栂池～白馬岳）
・支障の連絡はありません。残雪もありません。

●白馬鑓温泉（稜線の分岐から鑓温泉～猿倉まで）
・稜線～鎖場　鎖場の通過は必ずストックはしまって通過して下さい。鎖場の足場の岩は「蛇紋岩」といって大変滑りやすい岩質のため滑落の危険があります。
・鑓温泉から下の雪渓は、鑓沢のみとなりました。アイゼンは不要です。登山道がぬかるんだり、水たまり（水が流れたり）しているところがあり足元には充分注意して下さい。

登山装備

3000ｍ級の夏山登山装備が必要です。防寒具必携。装備は雨対策をしておきましょう。

注意点

●子ども連れの方へ
夏休みも残り少なくなりました。子ども連れの登山者もまだまだ見かけます。小さい子どもは体温の保持が難しいので、特に注意してあげて下さい。また長い距離を歩き慣れない子どもも多く気持も体力も弱ってしまうことがあります。子ども連れの方はくれぐれも子どものペースに合わせて、無理はせず、一層の安全登山を心がけて下さい。子どもを守るのも、危険にさらすのも一緒に登っている大人です。

●「汗冷え」で体調不良
行動中の汗が冷える「汗冷え」で体調不良になりがちな天候です。体調管理に注意しましょう。

●山に来たら山の時間に合わせて下さい
・山の気温は、早出早着です。
・小屋到着が遅い方がいます。16時までには小屋に入るようにしましょう。夕食は概ね17時頃からスタートします。
※日没も徐々に早まっていきます。早出早着の原則を守り、入山時間はなるべく朝早くとし、ゆとりある行動時間を持ちましょう。

●途中でルート不明瞭となった時、危険を感じた時には早めに決断し無理せず下山の決断をしましょう。

●体調不良、ケガなど無理は禁物
足がつったまま、体調不良のまま、我慢して登って来られる方がいます。山小屋での対応はとても限られたことしかできません。決して無理をせず体調が悪いとき、ケガをした時などは下山するようにしましょう。

お知らせ

●レストラン　スカイプラザ白馬　営業中

昨年の今頃の様子は？

2023年の営業は4/29から(宿泊要予約)。入山には前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.04.25

大雪渓は融雪早目。踏み抜き、落石に注意。前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.05.11

大雪渓は踏み抜き、落石に注意。急傾斜あり前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.05.19

雪に対応できる装備必要。大雪渓上部からは降雪することもあります。視界不良時の入山は慎重に2023.05.24

白馬山荘周辺の過去の様子

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