山頂付近の積雪は30～50cm。丹沢山、姫次、檜洞丸の各方面はトレースあり。雪が緩むと歩きにくくなるかも。

天気・気温

山と周辺の状況

2/23（月）未明に本降りの雨が降り、雪解けが進みました。しかし、気温の急上昇で雪が緩み、トレースされた登山路道でも、靴が雪に埋まり、かえって歩きにくくなりました。
山頂付近の積雪は、山頂で30cm、北側斜面の深い所では、まだ70～80cm残っています。
丹沢山方面と姫次方面はしっかりトレースされていますが、檜洞丸方面は、人の往来が少ないため、特に蛭ヶ岳～臼ヶ岳間はトレースが不完全でした。

週末は平年並みに冷え込みましたが、ひと頃の厳しい寒さはなくなり、この時期としては比較的暖かな日が続きました。
天気は晴と雨や雪が短い周期で変わるようになり、確実に春の訪れを感じます。

3月とはいえ、まだまだ大雪になることがしばしばありますので、お出掛けの際は事前に積雪情報をご確認下さい。

【蛭ヶ岳山頂　午前6時の気温と天気】

2/17（火）　-5℃　くもり、日中時々雪
2/18（水）　-5　晴、日中雪
2/19（木）　-7　晴、午後一時雪　積雪50cm
2/20（金）　-7　晴、日中一時雪、午後くもり　
2/21（土）　-7　晴　　　　　　
2/22（日）　-2　くもり、午後時々霧雨
2/23（月）　+5　くもり、未明雨　積雪30cm
2/24（火）　-1　くもり
2/25（水）　-2　くもり
2/26（木）　-3　くもり、午後雪
2/27（金）　-2　晴、午後くもり　新雪10cm　
2/28（土）　-8　晴　　　　
3/1日（日）　-3℃　くもり

登山道の状況

登山道には積雪があります。
3/1（日）現在、山頂付近の積雪は30～50cmあります。
週末、大勢の登山客が訪れていますので、登山道は丹沢方面、姫次方面、檜洞丸方面いずれもトレースができています。
ただし、これからの季節は気温の上昇で、雪が緩み、かえって歩きにくくなることがあります。

登山装備

冬山登山装備が基本です。
アイゼンは必ず用意しましょう。手袋や帽子（耳の防寒も）なども含め防風防寒対策は万全に。

注意点

天気予報と積雪情報を事前にご確認ください。
日照時間がまだ短い時期です。余裕のある計画で安全登山に心掛けて下さい。

お知らせ

是非、冬の蛭ヶ岳にお越し下さい。この時期の山荘は混雑無くご宿泊頂けます。

山荘は夜8時消灯ですのでご予約電話が夜8時を過ぎる場合は翌日にお願いします。

昨年の今頃の様子は？

山頂のシロヤシオが満開。ミツバツツジとのコントラストも鮮やか。今週末あたりがピーク2023.05.15

今年はシロヤシオの花の当たり年。梅雨入り前の花盛りな蛭ヶ岳へぜひお越しください！2023.05.23

先週は一瞬冬に逆戻り、富士山や南アに白く雪が見えました。シロヤシオは終盤となりました2023.05.30

台風2号は大荒れ天気でした。季節はこれから静かな丹沢に、蛭ヶ岳に、山荘にとなっていきます2023.06.05

先週は梅雨らしくハッキリしない天気続きでしたが、山頂は意外とカラっとしています2023.06.27

蛭ヶ岳山荘周辺の過去の様子

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