山ノ鼻ビジターセンターは5/15に開館しました。鳩待~山ノ鼻間は、まだ4割くらいは残雪があります。踏み抜きに注意
天気・気温
山と周辺の状況
山の鼻ビジターセンターは5月15日より開館しました。周辺はまだ残雪が多く残っています。鳩待峠~山ノ鼻間も、まだたくさんの残雪があります。木道は6割程度見えている状況ですが、道迷いや踏み抜きをしやすい箇所があります。残雪箇所にロープが張られていますので、道を外れないようにご注意下さい。
尾瀬ヶ原では、雪の融けた箇所から、
ミズバショウ
ミズバショウ
が顔を出し始めていますが、見頃はまだ先です。6月に入ってからが見頃を迎えます。
また、植物研究見本園の入口付近ではフキの花が見られ、花の季節の足音を感じられました。
尾瀬ヶ原には、まだ雪原が広がる箇所が多数残っていますが、この時期の尾瀬は雪の上に赤いものが広がっている場所があります。
この、雪の上に広がる赤いものはアカシボと呼ばれる現象で、この時期にしか見られません。鉄分を含んだ藻ではないかとされる説、鉄分を含んだ微生物ではないかとされる説など諸説ありますがまだ正体は明らかにされていません。
今後の研究の行方が楽しみです。なお、今は研究見本園あたりで多く見られます。
現在、開館に向けて準備中です。なお、尾瀬内の施設の開館予定は、以下urlをご確認ください。
ビジターセンター・公衆トイレなど:http://blog-imgs-72-origin.fc2.com/o/z/e/ozenavi/201504170943496e8.jpg
山小屋・休憩所など:http://blog-imgs-72-origin.fc2.com/o/z/e/ozenavi/20150417094352198.jpg
登山道の状況
尾瀬ヶ原周辺はまだ、多くの積雪が残っています。日を追うごとに減っていますが、木道が不明瞭な箇所が多くあります。踏み抜きと道迷いに注意してください。
山ノ鼻地区~鳩待峠間のは、木道が6割程度見えている状況です。残雪箇所にロープが張られていますので、 道を外れないようにご注意下さい。
八木沢道は残雪が多く、通行には十分な注意が必要です。
この時期の尾瀬は、足跡に頼り過ぎず、赤テープや誘導ロープ、木道の位置を確認しながら進むようにしてください。また、木道や木製階段の隙間では、踏み抜きに注意してください。
これから雪融けとともに、各橋を架設していきます。尾瀬ヶ原では、以下のurlの日程で架設予定です。
http://blog-imgs-72-origin.fc2.com/o/z/e/ozenavi/20150417094352f36.jpg
★至仏山登山について
至仏山は残雪期の植生保護のため、5月7日(木)~6月30日(火)まで登山道を閉鎖します。閉鎖解除日は7月1日(水)を予定しています。なお、解除後も、雪渓を避けるために、指定された登山道から外れて植生の上を歩行することのないようにしてください。
年によって違いますが、山開きから7月中旬くらいまでは雪渓があります。入山する方は登山ガイドと入山されるようお願いします。また雪渓歩きは転滑落の危険が伴うため、残雪歩きの技術を持たない方は入山を控えてください。
例年通り、東面登山道(山ノ鼻~至仏山頂) は「上り」専用 (山ノ鼻~森林限界は除く)となります。
登山装備
尾瀬は高山ですので平地に比べて天候によっては気温がぐっと低くなります。上着などの防寒具や雨具を必ず準備して下さい。
また、場所によっては雪に対する装備が必要となります。
昨年の今頃の様子は?
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬周辺では、たくさんの白いミズバショウが咲いています。ワタスゲの花は少しずつ綿毛が出てきています。2023.05.31
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: