大山 | 大山プロガイド協会

この時期は、ブトなどの虫対策を忘れずに! 7月13日(月)に大山ガイドクラブ主催の登山教室を行います。

夏山登山道の入り口(2015.06.10 大山レークホテル )
夏山登山道の入り口(2015.06.10 大山レークホテル )
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天気・気温

06/30(火) 9:00 大山寺 曇り 気温+21℃ 無風
12:00 山頂 曇り時々小雨 気温+14℃ 微風
鳥取市の天気予報
明日
曇一時雨
15℃
12℃
明後日
晴時々曇
19℃
10℃
日本気象協会提供 2024年4月30日 18:00発表
松江市の天気予報
明日
曇時々晴
16℃
12℃
明後日
19℃
11℃
日本気象協会提供 2024年4月30日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

天気予報では夕方から雨の予報でしたが、やはり山では早めに下り坂となり、お昼ぐらいから山頂では小雨が降り始めました。
蒸し暑く、山頂では汗が引いたあとの体感温度がかなり下がり、上着や着替えを用意しなければ、長居が出来ないほど冷え込みました。

この時期の一番厄介な「虫対策」です。
ブト(ブヨ・ブユ)は、刺すのではなく、肉を食いちぎりながら毒を注入するため、人によっては、かなり腫れてきます。
しかも登っていると大群で押し寄せてくるため、手で払っても全く効果はありません。
ハッカ油を塗るなど、虫除け対策をしっかりしてお越しください。

■開花状況
大山寺周辺で「エゾアジサイ」が見頃。
他に「 ホタルブクロ ホタルブクロ 」「ユキノシタ」「 ヤマブキ ヤマブキ ショウマ」「ウリノキ」など。
1合目を過ぎた辺りから「ツルアリドオシ」の花が満開。
山頂まで色んな花が咲いていますが、4合目辺りから上で「ウツギ」が咲きかけています。
また山頂台地はで「 イヨフウロ イヨフウロ 」が咲き始めました。
山頂では他に「オオバギボシ」「ネバリノギラン」「ミヤマハコベ」「ダイセンクワガタ」などおなじみの花が咲き始めています。

登山道の状況

登山道に異常箇所は特に報告されていません。

登山装備

天気予報に関係なく雨具は必ずお持ちください。
風除けの防寒具としても使えます。
少し高価ですがレイングローブなどがあると便利です。

注意点

山頂避難小屋の売店については、できるだけ悪天候でない限りは、営業しています。
カップ麺、飲料水、コーヒー、チョコレートなどを販売しています。
登頂バッチが買えるのもここだけです。
営業に関するお問い合わせはチロル&白樺(電話0859-52-2818)に連絡ください。

お知らせ

登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
楽しい登山の方法、長続きのできる歩き方などを教えます。

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【大山ガイドクラブ主催 登山教室開催のお知らせ】
今年も初心者を対象として、登山教室を開催します。
山での楽な歩き方をはじめとして、基本的な技術を登りながら教えます。
今まで自己流で登っていた方もぜひこの機会に、プロの技を覚えてみませんか?

7月13日(月) 午前8時集合予定
夏山登山道を山頂を目指します。
参加費用: 1名3,000円

下山予定は午後3時半を予定。お弁当は各自で持参ください。
なお当日は登山の出来る服装でご参加ください。

昨年の今頃の様子は?

今年は登山道の雪は早く融けてしまい、もう歩くのに支障はありません。2週間ほど早めに推移しています2023.05.02

だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15

米子市内でも30℃を越える夏日となりましたが、大山は気持ちの良い風が吹いていました2023.05.23

中国地方は梅雨入り。蒸し暑くなる季節、大山では薄着での行動とこまめな水分補給を2023.05.30

大山プロガイド協会周辺の過去の様子

  • 草鳴社ケルン付近からの眺め
  • 6合目避難小屋の様子
  • イワカガミが咲き始めました
  • 標高1500m下付近の残雪
  • 山頂緊急避難小屋付近の状況
  • 3合目手前付近から積雪があります
  • 山頂台地の残雪
  • フキノトウがようやく顔を出してきました
  • 6合目避難小屋の様子
  • ポールの片付けを行う
  • 山頂より剣ヶ峰を望む
  • 少しガスが出ると、大山では、こうなります

大山プロガイド協会

現地連絡先:
090-7999-2931
電話番号:
0859-75-2300
連絡先住所:
〒689-4424 鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成709-1 休暇村 奥大山 内

地図で見る
http://chugoku-guide.wix.com/chugoku-guide

施設の詳細を見る

関連する山

鳥取県 / 中国山地中部

大山 標高 1,729m

 山陰地方のほぼ中央にそびえ立つ大山(だいせん)は、天平五年(733)に完成したといわれる『出雲風土記』に、火神岳(ほのがみのたけ)の名で登場する。我が国で最も由緒のある山の1つである。  中国地方の最高峰。大山隠岐国立公園の中心にあり、歴史、民俗、自然科学の面でも傑出したものが多く、名実ともに中国山地の王者である。四季を通じて探訪者が絶えないが、日本海に面した独立峰であり、気象条件、地質地形条件が厳しく、特に冬季は「寒気の吹き出し」の影響を、日本で最初に受けるので、標高に似合わず遭難事故が多い。中国地方の他の山々とは全く異質の山であることを銘記されたい。  一方、自然保護運動の先覚地でもある。全国のゴミ持ち帰り運動の発祥の地であり、数々の乱開発を追放した実績を持っている。現在は一木一石運動(登山者の手によって山頂に石を返す行動)が根気よく続けられている。  山体を形成する角閃石安山岩は軟らかくもろい。激しい浸食作用により、登山道の転変が多く、頂上と通称される弥山(みせん)への道は夏道ルートと行者谷ルート以外は閉鎖されて久しい。両ルートは6合目避難小屋の下で合流し、特別天然記念物ダイセンキャラボク純林を縫って頂上碑に達する。東側に三等三角点が、西に頂上小屋と、やや下って石室(いしむろ)と心字(しんじ)池などがある。いずれも往復5時間程度だ。  最高点の剣ヶ峰へは大神山(おおがみやま)神社から元谷(もとだに)小屋、ユートピア避難小屋を経る一般ルート(往復5時間)の他に大休(おおやすみ)峠からと、地獄谷振子(ふりこ)沢からのルートがあるが、一般向ではない。  元谷をベースに、大屏風(おおびようぶ)岩、小屏風(こびようぶ)岩、烏帽子(えぼし)岩、別山などの岩場がある。岩はもろく、登攀には高度の技術が要求される。南面の南壁はすべてガレ壁で、登降は勧められない。支峰の甲(かぶと)ガ山(せん)、船上山(せんじようざん)にはよい岩場があり、地元のクライマーに愛されている。  大山の名をより高めているのは、史跡の豊富さと荒らされていない生物相とにある。  『出雲風土記』には、大山を杭(くい)にし、弓ガ浜を綱にして島根半島を引いてきたと記され、大化改新(645)前後には修験者の大道場でもあった。以来、興亡栄枯を繰り返し、その遺構が全域に残されている。現存する大山寺と大神山神社の門前町が大山寺(だいせんじ)の集落。今は宿泊施設や飲食店、温浴施設などが参道沿いに並んでいる。 平成30年には、大山情報館が大山ナショナルパークセンターとしてリニューアルしたほか、観光案内所や県立大山自然歴史館も再整備され、大山周辺の情報提供の他、シャワールーム、ロッカー、Wi-Fiなど多くの新しい機能が利用できるようになり、大山登山が一層、便利になった。 冬は西日本最大の広さを誇るスキー場が賑わい、スキーやスノーボード、スノーシューなど、ウィンタースポーツのメッカとなている。

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蒜山 標高 1,202m

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ユーザーの登山記録から