7/1に至仏山の山開きが行われ、登山できるようになりました。まだ残雪がありますが、花の至仏山を楽しんでください
天気・気温
山と周辺の状況
尾瀬ヶ原では初夏を彩る花が咲く季節となってきました。
また、当日はあいにくの天気でしたが、7/1に至仏山の山開きが行われ、登山できるようになりました。なお、山ノ鼻から至仏山山頂までの東面登山道は上り専用です。
また、7月中旬くらいまで一部雪渓が残りますので軽装での登山は危険です。
尾瀬ヶ原で現在目立つのは、ウラジロヨウラクと
ハクサンチドリ
ハクサンチドリ
です。ウラジロヨウラクは漢字で書くと「裏白瓔珞」で、「瓔珞」とはインドの貴族男女が付けた珠玉や、仏像の装飾品の意味があるそうです。宝石のようにきれいな花です。
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
はまだ開花してるのはわずかですが、たくさんのつぼみを確認できます。ほか、
コバイケイソウ
コバイケイソウ
、
ヒオウギアヤメ
ヒオウギアヤメ
、
レンゲツツジ
レンゲツツジ
、オゼ
コウホネ
コウホネ
などが見られます。
至仏山は7/1より登山できるようになりました。なお、山ノ鼻から至仏山山頂までの東面登山道は上り専用で、下りでの使用は禁止されています。植生を守るためのルールに御協力ください。
また、7月中旬くらいまで一部雪渓が残ります。しっかりとした登山靴、なれない人は軽アイゼンが必要です。なお、雪渓を避けて登山道を外れないようにしてください。
登山道の状況
山ノ鼻地区~鳩待峠間は、問題なく通行できます。雨の多い季節は、木道が滑りやすくなっていますのでご注意ください。
長沢新道(竜宮十字路~富士見峠)および、富士見峠~アヤメ平~鳩待峠間は、長沢新道の富士見峠寄り3分の1ほどに残雪が数カ所あります。もう道迷いの心配はありませんが、雪の上は滑りやすくなっています。
八木沢新道は橋が破損したため、通行止めとなっております。現在、復旧の目途は立っておりません。開通に際しての情報は改めてお知らせいたします。
登山装備
尾瀬は高山ですので平地に比べて天候によっては気温がぐっと低くなります。上着などの防寒具や雨具を必ず準備して下さい。
昨年の今頃の様子は?
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬周辺では、たくさんの白いミズバショウが咲いています。ワタスゲの花は少しずつ綿毛が出てきています。2023.05.31
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: