尾瀬は雷雨が発生しやすい時期です。一昨日はスコールのような雨と稲光が14:00頃にありました。早めの行動を!
天気・気温
山と周辺の状況
昨日も尾瀬は雷注意報が朝から出ており、お昼過ぎ頃から遠くで雷鳴が聞こえてきました。こんな日は雷がいつくるのかと気になって、ゆっくりと尾瀬を満喫することが難しいかもしれません。8/5には14:00頃にスコールのようなアメが1時間ほど降り、稲妻が落ちるのが確認できるほどでした。
午後から天気が荒れることが多いので、早に出発しての散策がおすすめです。また、朝から晴れていても午後は至仏山と燧ヶ岳がモヤモヤと霞んで見えることが多くなってきました。
尾瀬ヶ原は様々な色の花が目立つ季節です。紫の
ソバナ
ソバナ
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コバギボウシ
コバギボウシ
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サワギキョウ
サワギキョウ
・オゼヌマアザミ、オレンジの
コオニユリ
コオニユリ
、黄色のオゼミズギク・
キンコウカ
キンコウカ
・トモエソウ、また池塘では午後になると咲く白の
ヒツジグサ
ヒツジグサ
などさまざまです。
また生き物たちも活発に動きまわっています。たくさんのトンボやチョウが飛び交っています。また、セミの羽化の観察はこの時期がオススメ、早朝や夕方の涼しい時間が狙い目です。さらに夜には、ホタルの観察もできます。
またイワツバメは巣にヒナが顔を出しているのが確認できます。また、カモの親子の姿が微笑ましいです。子供たちが先を泳ぎ、その後ろを親ガモが頼もしそうに見守っていました。
登山道の状況
山ノ鼻地区~鳩待峠間、および尾瀬ヶ原周辺は、問題なく通行できます。
ただし、八木沢新道は橋が破損したため、通行止めとなっております。現在、復旧の目途は立っておりません。開通に際しての情報は改めてお知らせいたします。
至仏山は7/1より登山可能となっています。もう、すべての登山道で残雪は消えています。なお、山ノ鼻から至仏山山頂までの東面登山道は上り専用で、下りでの使用は禁止されています。植生を守るためのルールに御協力ください。
至仏山は、珍しい高山植物の宝庫です。これは、至仏山が蛇紋岩という重金属が含まれた岩石が多いためで、植物の生育に厳しい環境が独自の進化を遂げたためです。
登山装備
尾瀬は高山です。山頂付近や雨天時は体感気温が低くなります。防寒着と雨具を必ずお持ちください。
注意点
尾瀬にはツキノワグマが生息しています。見通しの悪いところは音を出して人の存在をアピールしてください。また遠くで見かけた時も、写真撮影は刺激するので、静かに立ち去ってください。
昨年の今頃の様子は?
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬周辺では、たくさんの白いミズバショウが咲いています。ワタスゲの花は少しずつ綿毛が出てきています。2023.05.31
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: