6合目あたりから風が強く、体感温度は氷点下となりました。そろそろお子様を連れての登山は、気候的に厳しい時期となってきました。

天気・気温

山と周辺の状況

6合目を過ぎて稜線に出たあたりから、徐々に冬の到来を思わせる冷たい西風が強くなり、山頂でも風が弱まることなく、体感温度は氷点下となりました。
大山寺では昨日からバーガーフェスタが行われていましたが、この2日間はかなり寒かったようです。

今日は、連休の最終日という事で家族連れもけっこういらっしゃいましたが、そろそろ気候的にお子様を連れての登山は厳しい時期になってきました。
特にお子様の場合、今日のように雨降りの場合は雨具さえも応急的なものしかないので、大人よりも厳しいと思います。

なお、今週中に山頂避難小屋の冬用の雪囲いを設置する予定です。
片側に設置しますので反対側から小屋には入ることができます。

■紅葉情報
部分的にはきれいなものの、全体的に足並みが揃っていないように思えます。
もう何日かすると山頂付近は雪で白、中腹は紅葉で黄色、麓は緑と3色のグラデュエーションが楽しめればいいのですが。

登山道の状況

登山道での危険ヶ所については、ほとんどありません。登山道の迷いやすい所は5合目上の分岐と山頂台地付近ですが、標識を良く見れば安心です。
また登山道の荒れた場所は今シーズンに鳥取県により、非常に細かい部分まで補修をされており、ずいぶんと歩きやすくなりました。

9月初めより吊橋の補修工事のため通行禁止となっていた、大山滝から一向平のルートが予定より早く工事が終わったため、通行可能となりました。
今日は、川床の登山口から入り、一向平キャンプ場までを往復しました。このルートは、比較的アップダウンが少なく初心者向きの紅葉が綺麗なルートです。
「山頂まで歩ける自信がない」という方は、このルートで川床から大休峠避難小屋までの往復がゆっくり歩けてオススメです。このコースの紅葉は10月半ばから終わりが紅葉のピークになる見込みです。

登山装備

小雨時は、レインウェアの上着は最低限外せないでしょう。
次にレインウェアのパンツですが、午前中で雨が上がる予報の時は、雨脚が強くなったら履くことにして、履かずにスタート。
ただ、歩き始めるとやはり汗が出ますので、雨具の下に着るものは薄着にしてください。

山頂までは休憩している時以外は体が温まりますが、風が強いと体温が奪われます。長時間の休憩をとるよりも短い休憩で回数を増やすのがおすすめです。

手が冷たくなるので手袋もあった方が便利ですが、綿の軍手は汗で濡れると逆に冷えてきます。かと言って登山用の手袋は高いのでホームセンターなどで作業用の手袋を探してみてください。
最近は、登山に結構使える良いものがたくさんあります。

今日のように風が強い場合は、ポンチョタイプのレインウェアを山で使うには、厳しいと思います。
さらに風が強い時は風をはらんでと体ごと飛ばされる恐れがあります。

注意点

●頂上避難小屋の売店
雨などの悪天候でない限りは営業しています。
カップ麺、飲料水、コーヒー、チョコレートなど販売しています。
また登頂バッジもここでしか買えません。
営業に関するお問い合わせはチロル&白樺（電話0859-52-2818）に連絡ください。

お知らせ

登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、
「大山寺 やまびこ荘」（電話0859-52-2725）までお気軽にお問合せください。楽しい登山の方法、長続きのできる歩き方などを教えます。

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大山プロガイド協会周辺の過去の様子

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