槍ヶ岳 | 槍ヶ岳山荘

紅葉は徐々に下り、天狗原周辺の見頃もこの週末が好さそうです。いつ氷が張ってもおかしくない時期です。防寒に油断ないように。

常念岳の向こうにサンピラー (大天井ヒュッテスタッフ撮影)(2016.09.27 槍ヶ岳山荘 )
常念岳の向こうにサンピラー (大天井ヒュッテスタッフ撮影)(2016.09.27 槍ヶ岳山荘 )
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天気・気温

09/29(木) 10:30 雨
松本市の天気予報
明日
晴一時雨
19℃
8℃
明後日
25℃
7℃
日本気象協会提供 2024年5月1日 4:00発表
高山市の天気予報
明日
曇時々晴
21℃
7℃
明後日
曇のち晴
26℃
7℃
日本気象協会提供 2024年5月1日 4:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

9/29 朝から雨 強風の1日となりました。まだ氷は張りませんが、いつもなら氷が張ってもおかしくない時期です。
9/28 朝は久々に、スッキリと晴れて、綺麗な日の出も、見れました。
ヘリの荷揚げ日でした。午前中は、風の強い中順調に飛びましたが、午後はガスが出て飛べませんでした。
紅葉は下の方へ下っています。
9/27 横に長い、不思議な日の出となりました。ついこの間まで穂先の横から太陽が顔を出していたのに、随分と常念寄りに太陽が上がるようになったなぁと思います。
日中はガスが晴れたり雨が降ったりと、今日もまたパッとしないお天気の一日でした。

●槍沢ロッシ゛
9/29 雨です。明日はまた晴れ間が見えそうな予報ですが、紅葉が綺麗なだけにもったいない天気です。
雨のおかげ?キノコもすくすくと育ってます。
9/28 今日は激しい雨の一日になりました。
9/27 秋晴れ

●南岳山荘
9/29 悪天続く南岳!午後になり雨は収まりつつありますが風の強い1日
天狗原周辺の見頃もこの週末が好さそうです。
週明けの台風の進路次第で上部の紅葉は終わりになりそうです!
9/27 日の出は常念岳の向こうにサンピラーとなりました。やっとこさ晴れたものの15m程の強風に加え、お昼頃からはガス、朝陽は最高、夕陽は見れず…でした

登山道の状況

周辺の主な登山道に大きな支障の連絡はありません。

●槍沢ルート 支障ありません。

●槍の穂先 支障ありません。

●槍ヶ岳~南岳間の登山道情報 支障ありません。

●表銀座方面 支障ありません。
大天井ヒュッテ~大天荘までの登山道にあるこの梯子修理しました。
取り付けてから17年程経過して木もボロボロとなって来ていました。しかも前々から気になっていたのは、段幅が遠く、筋力の無い中高年の登山者や、小柄な女性ですと登りも下りも大変苦労する梯子となっていたため、秋の登山道整備第一号となりました。

●飛騨沢ルート
飛騨沢ルートの滝谷の橋が流されたとのことです。架橋は台風通過後、水量が落ち着いてからになると思われます。詳しくは、槍平小屋のホームページをご確認ください。
http://yaridairagoya.sakura.ne.jp/

登山装備

3000m級の秋山登山装備が基本です。
2℃まで下がる日もあります。防寒装備必携。手袋や帽子も有効です。

注意点

天気をよくみて、装備に油断のないように。日没も早くなりました。気温も低下します。16時までに小屋に到着するようにしましょう。

お知らせ

●槍岳山荘
http://www.yarigatake.co.jp/
今シーズンの営業は4月27日(水)~11月2日(水)です。

●イベント
・大天井ヒュッテ 「さよならパーティー」のお知らせ
営業最終日10/15と10/14 前夜祭として2晩に渡り、最後のヒュッテで盛り上がろうと考えています。
定員25名 先着順です。予約お待ちしております。
10/14 上方落語家「虎乃屋光甲」師匠による落語会
10/15 さよならパーティ
http://www.yarigatake.co.jp/news/otenjo/2016/09/post-38.html

※大天井ヒュッテでは10月最終営業日までの平日(連休・土曜日以外)には2名様以上にて個室を無料(御宿泊料は通常通りです)でご利用頂けます。無料個室をご希望のお客様には事前にご希望をお聞きしますが、当日の御到着順とさせて頂きます

・槍ヶ岳山荘「小槍・大槍クライミング」開催 10月1日~4日まで
天気が心配ですが、天気が回復すれば、千丈沢の紅葉を見下ろしながらのクライミングが
楽しめることでしょう。
http://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/blog/2016/09/929-1.html

昨年の今頃の様子は?

営業4/27~(宿泊要予約)。予約受付中。4/27からの営業に向けて作業中です2023.04.21

営業スタート。本日は富士山まで見える快晴。昨日までの降雪と強風のため雪質に注意2023.04.27

昨日降雪(みぞれ)。槍ヶ岳へは前爪アイゼン+ピッケルが必須(チェーンスパイク、軽アイゼンは危険)2023.05.09

昨日降雪。雪山装備が基本。前爪アイゼン+ピッケル必須(チェーンスパイクや軽アイゼンは危険)2023.05.16

昨日降雪。雪山装備が基本。前爪アイゼン+ピッケル必須(チェーンスパイクや軽アイゼンは危険)2023.05.24

融雪進んでいますが、まだ前爪のあるアイゼン+ピッケル必要です。天気の変化が激しい時期です。2023.06.01

槍ヶ岳山荘周辺の過去の様子

  • 朝日が垣間見えました。10時ごろまでは青空もみえておりましたが、昼前からは再び雲に覆われた天気となりました。
  • 稜線から槍沢の様子
  • 槍沢から槍ヶ岳を見上げて(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 槍沢から槍ヶ岳を見上げて(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 横尾から槍沢ロッヂまでは一部地面が出ているところがありますが、ほぼ雪の上を歩きます。(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 槍沢ロッヂ(小屋明け前の偵察に行きました。まだ営業していません)
  • スタッフ全員無事に下山しました!あらためまして2023年、槍ヶ岳山荘をご利用いただきありがとうございました。
  • 夕日に染まる槍ヶ岳
  • 完全に雪山となりました。凍結する登山道の様子
  • 山荘前から槍ヶ岳 完全雪山です
  • 小屋の目の前で20㎝程度、吹き溜まりでは50㎝を超えるほどの積雪があります。
  • ババ平から撮影。槍沢方面で今1番綺麗な場所(標高2000mくらい)

槍ヶ岳山荘

現地連絡先:
090-2641-1911
電話番号:
0263-35-7200
連絡先住所:
長野県松本市埋橋1-7-2

地図で見る
http://www.yarigatake.co.jp/

施設の詳細を見る

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槍ヶ岳 標高 3,180m

 鋭角に天を突く岩峰でそのものずばりの命名、しかも北アルプス南部の登山道が集中する位置のよさ。槍ヶ岳は北アルプス南部の鎮である。  行政区分からいえば長野県の大町市、松本市と岐阜県高山市との境にそびえている山である。地理的条件も実に絶妙な場所といえる。  南から穂高連峰の縦走路、東から常念山脈や燕岳からの表銀座コース、谷筋では上高地から梓川、槍沢を遡っていく登山道、新穂高温泉から蒲田川右俣、飛騨沢を登るコースと、北アルプス南部のすべてのコースが槍ヶ岳に集中し、中央部へは西鎌尾根が唯一の回廊となって双六岳に通じる、北アルプス南部の扇の要である。  しかも鋭い槍の穂先のような姿は、日本の氷河地形の典型でもある。地質は硬いひん岩で、氷河が削り残した氷食尖峰。東西南北の鎌尾根も氷食地形、槍沢、飛騨沢、天上沢、千丈沢はU字谷とカールという、日本の氷河地形のサンプルぞろいである。  登山史上で初めて登頂したのは江戸時代の文政11年(1828)の播隆上人。4回登って3体の仏像を安置し、鉄鎖を懸けて信者の安全な登拝を可能にした。登路は安曇野の小倉村から鍋冠山を越えて大滝山へ登り、梓川に下って槍沢をつめている。今も残る槍沢の「坊主ノ岩小屋」は播隆が修業した籠り堂だ。  近代登山史の初登頂は明治11年(1879)の英人W・ガウランド。1891年には英人W・ウエストンも登っている。日本人では1902年の小島鳥水と岡野金次郎。穂高・槍の縦走は1909年の鵜殿正雄で、ここに槍ヶ岳の黎明が始まった。大正11年(1922)には3月に、慶応の槙有恒パーティによる積雪期の初登攀があり、同年7月7日には早稲田と学習院が北鎌尾根への初登攀に挑んでいる。早稲田は案内人なしの2人パーティで、槍ヶ岳頂上から独標往復。学習院は名案内人小林喜作とともに末端からと、方式も違う登攀でともに成功した。  その後も北鎌尾根ではドラマチックな登攀が行われ、昭和11年(1936)1月には、不世出の単独行者、加藤文太郎の遭難、昭和24年(1949)1月の松濤明、有元克己の壮絶な遭難が起きている。加藤の遺著『単独行』と松濤の手記『風雪のビヴァーク』は登山者必読の書である。  登山道で直接登るコースは、上高地から槍沢コース経由で槍ヶ岳(9時間30分)と、新穂高温泉から飛騨沢コース(8時間40分)の2本。ほかに穂高連峰からの縦走コース(7時間30分)、燕岳からの表銀座コース(8時間40分)、双六小屋から西鎌尾根コース(6時間)と数多い。

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大喰岳 標高 3,101m

長野県と岐阜県の県境、槍ヶ岳と穂高連峰の間に位置する山。 山名の由来は、この山で多くの動物たちが草木を食んでいる場所があったことから、猟師の間で「大喰」と呼ばれたこととされる。 日本にある23山の3000m峰の1つだが、この山を目標として登られるケースは少なく、穂高岳~槍ヶ岳の縦走の際に通過されるピークの1つとなっている。

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