連日のように30℃を超える日が続いた尾瀬ヶ原です。今はアヤメ平がキンコウカが満開でとてもきれいです
天気・気温
山と周辺の状況
尾瀬は暑い日が続き、7/16~21日まで6日連続で30度超え、一昨日・昨日も30度超えと、暑い日が続きました。晴天が続いていて、恵みの雨がほしいところですが、早朝は気温も低く過ごしやすく朝もやが立ち込める特別な時間でもあります。日中は気温が上がりますが時折、涼しい風が吹き抜けていきます。
尾瀬で出会える、夏を感じさせる景色をご紹介します。例えば、コエゾゼミ。脱皮したばかりの個体をみつけ、透き通る羽根を乾かしているようでした。
また、日本一小さいトンボ、ハッチョウトンボを見ることができます。最近、発見する回数が増えてきました。
植物も夏の花が増えてきました。オゼミズギク、
キンコウカ
キンコウカ
、
ノアザミ
ノアザミ
、マルバダケブキ、オタカラコウ、オオウバユリ、
ネジバナ
ネジバナ
、ミヤマワレモコウなどがさています。
なお、今は、アヤメ平がとてもきれいです。この時期は、一面
キンコウカ
キンコウカ
で黄色く染まる姿が大変見物です。ぜひ足を運んでみてください。
植物を見ると徐々に季節は進んでいますが、暑さは和らぐ気配をみせません。とくに尾瀬ヶ原は日光を遮るものがありません。散策の際は帽子をかぶり、水分をこまめにとるなどの熱中症対策をしてお出かけ下さい。
登山道の状況
鳩待峠~山ノ鼻間、および尾瀬ヶ原に、とくに問題箇所はありません。湿原や周辺の登山道・遊歩道で、異常箇所は特にありません。
7月1日より至仏山が開山しています。登山道にはあるきにくい箇所があり、蛇紋岩地帯は滑りやすくなっています。
また、例年通り、東面登山道(山ノ鼻~至仏山頂) は「上り」専用 (山ノ鼻~森林限界は除く)となります。
なお、山ノ鼻~至仏山~鳩待峠の平均的なコースタイムは6時間ほどです。夏は雷雲が発生されやすいので安全のため09:00までに登り始めてください。
登山装備
尾瀬は高山ですので平地に比べて天候によっては気温がぐっと低くなります。上着などの防寒具や雨具を必ず準備して下さい。
熱中症対策として多めの水分を持参し、必ず帽子をかぶりましょう。
お知らせ
8月11日土曜日の山の日に、山の鼻ビジターセンターにて「山の日に星について考える夜in尾瀬」を開催します。
時間は18:30~19:30の1時間。場所は山の鼻ビジターセンターです。予約不要で参加費は無料となっています。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/86469/
昨年の今頃の様子は?
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬周辺では、たくさんの白いミズバショウが咲いています。ワタスゲの花は少しずつ綿毛が出てきています。2023.05.31
尾瀬ヶ原では、ミズバショウは、ほぼ終了しました。湿原は少しずつ緑色になってきました。2023.06.07
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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- 連絡先住所: