雨が続いていて、木道が滑りやすく、冠水することもあります。至仏山は、まだ残雪がある箇所もあり
天気・気温
山と周辺の状況
尾瀬では、7/1より多くの施設が利用可能になりました。ただし、利用できない施設、今年度は休業の施設も数多くあるので、事前に営業状況を確認しておきましょう。
・山小屋・キャンプ場の営業(https://www.oze-fnd.or.jp/archives/100847/)
・トイレ/VC(http://ur0.work/Xiqv)
梅雨時で雨が降る日が続いています。尾瀬ヶ原(湿原)の表面はミズゴケで覆われていますが、コケは雨で水を含み生き生きとしています。
尾瀬ヶ原の植物研究見本園を巡ると、今はたくさんの花が咲いています。今は
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
、カキツバタ、
ヒオウギアヤメ
ヒオウギアヤメ
、
ワタスゲ
ワタスゲ
、トキソウ、サワランなどを見ることが出来ます。
尾瀬ヶ原は
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
は、ニホンジカに蕾を捕食され少なめですが、見頃を迎えつつあります。
木道や登山道は、雨に濡れると滑りやすくなります。また、雨が強く降ると、木道が冠水することがあります。木道がない部分は、途中にはぬかるみが多い為、防水性のある登山靴で行くことをお勧めします。
登山道の状況
梅雨に入り、木道が滑りやすくなています。木道はところどころ、傷んでいる箇所があるので、注意しながら歩いてください。
三条ノ滝方面は、大橇(そり)沢に掛かる橋が6月下旬に修復が完了し渡れるようになりました。
7/1より至仏山の登山が可能となっています。だし、東面登山道(尾瀬ヶ原~至仏山)は上り専用で、下山はできません。
小至仏山から悪沢岳分岐の間の木製階段上に残雪が有ります。踏み抜きやスリップに注意して下さい。
植生保護のために張れれたロープから外れて歩行しないようにお願いします。なお、ロープは掴んで登るためのものではありません。
登山装備
高山である尾瀬は急な天候の変化や気温の低下が起こりやすい地域です。必ず上着や雨具をお持ちください。
尾瀬に入られる方にはマスクの着用を推奨していますが、陽射しがある時はとても暑くなります。くれぐれも熱中症にならないよう、水分を摂ったり、風通しの良い服を着るなどの対策もお願いいたします。
注意点
【ビジターセンター入館者へのお願い】
・発熱など体調不良のある方は入館をご遠慮ください。
・入館時はマスクの着用、手指消毒をお願いします。
・長時間の滞在はご遠慮ください。
※館内での飲食は禁止しています。
※入館者数が多い場合、入館制限を行う場合があります。特に雨天時には休憩場所が不足することが予測されます。
■尾瀬への入山自粛について
①多くの施設が休止しています。
山小屋の開所時期は未定です。公衆トイレなどは、ホームページをご確認ください。
②遭難救助は困難です。
多くの施設が閉鎖されているため遭難救助は困難です。携帯電話は、ほとんどの場所でつながりません。
③登山道に残雪があります。
特に樹林帯は残雪があり、転倒等のおそれがあります。
④福島県側(沼山峠、御池)は入下山できません
沼山峠までは通年マイカー規制/路線。バス・シャトルバスは6/30まで運休。御池駐車場は当面の間休業です。
福島県内の施設(山小屋、キャンプ場、休憩所)は全て休止しています。
⑤群馬県側(鳩待峠・大清水・富士見下)は入山可能です。
鳩待峠までは5/23からマイカー規制(乗合バス運行)
⑥新潟県側は入下山できません
国道352号線は冬期閉鎖中。浦佐駅~沼山峠間、路線バス・遊覧船(尾瀬口コース)、乗合バスは6/30まで運休です(※遊覧船(周遊コース、銀山平コース)は5/28から運行中)
昨年の今頃の様子は?
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬周辺では、たくさんの白いミズバショウが咲いています。ワタスゲの花は少しずつ綿毛が出てきています。2023.05.31
尾瀬ヶ原では、ミズバショウは、ほぼ終了しました。湿原は少しずつ緑色になってきました。2023.06.07
梅雨に入り、森林の緑も一層、濃くなってきました。雨上がりの尾瀬ヶ原は植物がみず々しく新鮮です2023.06.15
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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