西穂高岳 | 西穂山荘

7月15日から営業再開予定。テント泊も予約必須です

(2020.07.19 西穂山荘 )
(2020.07.19 西穂山荘 )
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天気・気温

松本市の天気予報
明日
曇のち晴
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9℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 12:00発表
高山市の天気予報
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30℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

登山道の状況

<西穂山荘から割谷山の焼岳側までの登山道>
西穂山荘から割谷山の焼岳側までの登山道を、点検しながら草刈を行いました。
この区間の登山道に大きな問題はありませんでした。
途中に何本か倒木がありましたが、またいで通る事ができます。
また後日、通り易いように整備を行う予定です。
焼岳までの登山道は、普段から人の少ないルートなので草が伸びていました。
割谷山付近では足元が見えなくなりそうな程でした。
今日一日ではすべての草を刈る事ができませんでしたので、草刈の方もまた後日行います。
きれいな歩きやすい登山道になるまで、もう少々お待ち下さい。


< 山荘~新穂高ロープウェイの登山道状況 >
山荘から新穂高ロープウェイまでの登山道で問題のある場所はありません。
地震や雨の影響で所々に浮石がありましたが、目立った異常はなく、普段通りに登山道を歩くことができました。
ロープウェイが動いていないため、約2か月の間足を踏み入れておらず、クマザサ等の草がだいぶ伸びていました。


<西穂~奥穂間縦走路のルート状況>
7月3日に西穂高岳から奥穂高岳へ向かう縦走路のルート状況を確認に行きました。
確認できたのは、西穂高岳から間ノ岳山頂直下までです。そこから先の状況は分かりません。
長野・岐阜県境付近において、4月22日より群発地震が発生しています。6月に入ってからは地震の回数は減少し、5月までのような大きさの地震は発生していませんが、まだ完全に終息したわけではありません。
間ノ岳までのルートは、懸念していたほど大きな崩落箇所はありませんでしたが、間ノ岳から奥穂高岳までの状況は分かりませんので、各自でご判断いただくしかありません。
隆起によって積みあがっているだけの岩が地震で揺さぶられているのですから、崩れやすくなっていることは間違いありません。
このルートは、元来高度な技術と十分な体力・経験が求められますが、これまでよりもはるかに難しく、リスクが増していることは確かです。
ご自身の実力を鑑み、くれぐれも慎重な判断をお願いいたします。
また、これまで通りの時間では歩けない可能性も十分ありますので、ビバークの準備は当然必須です。

今年はコロナの問題があり、通常どおりの救助活動はできません。それに加えて地震の影響があり、天狗のコルから岳沢へのエスケープルートを通るのは困難な状況と聞いています。

冒頭にも申し上げましたが、例年よりもはるかに慎重な判断が求められることを念頭に置き、無理な登山は慎んでいただきますようお願いいたします。

お知らせ

<ご宿泊・テント泊のご予約につきまして>
必ず事前にご予約いただきますようお願いいたします。
予約の受付は松本事務所(0263-36-7052)のみでお受けします。

昨年の今頃の様子は?

新穂高ロープウェイから山荘までのルートを一部変更2023.04.23

融雪は進みましたが、凍結箇所もあるので8本爪以上アイゼンで2023.04.30

GW最終日は雨。5月8日から新穂高ロープウェイが運休です2023.05.07

天気は雪から雨に。山荘周辺の積雪は70㎝ほど2023.05.14

西穂山荘周辺の過去の様子

西穂山荘

電話番号:
連絡先住所:
長野県松本市中央1-11-25 西穂山荘事務所

地図で見る
http://www.nishiho.com/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

西穂高岳 標高 2,909m

 穂高連峰の南端にあり、さらに南へ続く稜線は焼岳に至る。東側は上高地の谷を隔てて霞沢岳と向かい合い、西側は蒲田川の新穂高温泉を挟んで笠ヶ岳がすばらしい。  標高は3000mを切っているが、岩稜、お花畑、ハイマツと、高山帯の要素がそろっているので、北アルプスの入門コースとして人気がある。  この山から奥穂高岳への岩稜は北アルプスでも最も難しいコースで、初縦走は大正元年(1912)、鵜殿正雄が行っている。同じ年、辻村伊助は『スウイス日記』の中で「神河内ならぬ上高地は不快な所である」とその俗化を嘆いている。とはいえ昭和45年(1970)に新穂高温泉から千石尾根にロープウェイが架かり、登山が容易になった現在の山の賑わいと比べようもあるまい。  昭和42年(1967)には西穂高岳・独標で松本深志高校の生徒11人が落雷遭難を起こしている。低くても登りやすくても、アルプスは危険と紙一重の山なのである。  千石尾根が主稜線に突き上げた森林限界に西穂山荘が建っている。  登山道は上高地から所要6時間30分。新穂高温泉からは、ロープウェイ終点から歩いて西穂山荘、独標経由所要3時間30分。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

焼岳 標高 2,455m

 北アルプスの玄関口、上高地にずっしりと腰をすえる焼岳は、乗鞍火山帯で唯一の活火山として知られている。  何よりも場所がいい。釜トンネルを抜けてさあいよいよ山だ、と沸き立つ視野に初めに飛び込んでくるのが荒々しい焼岳の下堀沢。大正池に影を落とす姿も、数少なくなった枯れ木と調和しているし、田代池、穂高橋、河童橋と、上高地の要所で必ず姿を見せる。山頂からわずかに白い蒸気を見せる鐘状火山(トロイデ)である。  噴火の歴史は古く、歴史に残っている初めは天正13年(1585)、近いところでは大正4年(1915)6月6日の大爆発で、1日で梓川を大正池に変えてしまった。最近は昭和37年(1962)で、今度は泥流で大正池を埋め、浅い幅広の川のように変えてしまった。それ以来、長い間登山禁止だったが、最近全面的に解除されたため多くの登山者の姿が見られるようになった。頂上には溶岩円頂丘には珍しい噴火口があり、池になっている。  北側の肩は中尾峠で、ここを乗越せば蒲田川の中尾集落に通じる歴史の古い峠道だ。また、新中尾峠には焼岳小屋がある。山頂へは上高地から所要4時間。中尾口から所要4時間30分。

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