槍ヶ岳 | 槍ヶ岳山荘

周辺主ルートに支障なし。晴れるとジリジリ(熱中症対策)+日差しないと気温低下(低体温対策)

朝キレットカール内から見上げる南岳や獅子鼻 (撮影 南岳山荘スタッフ)(2020.09.28 槍ヶ岳山荘 )
朝キレットカール内から見上げる南岳や獅子鼻 (撮影 南岳山荘スタッフ)(2020.09.28 槍ヶ岳山荘 )
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天気・気温

09/03(木) 09:00 霧雨 11.2℃
松本市の天気予報
明日
27℃
4℃
明後日
29℃
9℃
日本気象協会提供 2024年5月9日 6:00発表
高山市の天気予報
明日
26℃
2℃
明後日
晴時々曇
26℃
6℃
日本気象協会提供 2024年5月9日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■今シーズンの営業に関して
・GOTOキャンペーンの対象外です。

今シーズン山小屋をご利用予定の方は必ずご確認ください。
・小屋泊は、必ずご予約をお願いします。
当日でも必ず事前の予約連絡をお願いします。
皆様に快適かつ健康的にご利用いただく為に、定員を半数程度に減らしてた営業となります。
・テント場の予約は不要(今まで通り)
・大天井ヒュッテは今シーズン営業を休止

・持参して頂くもの
マスク、体温計、アルコール消毒液、清潔な手ぬぐい又はタオルをご持参ください。
・寝具について心配な方はシュラフ・インナーシーツ等をお持ちください。
・宿泊受付を速やかに行えるよう、宿泊受付カードをダウンロードして事前に記入の上お持ちください。
詳しくはこちらをご一読下さい
https://www.yarigatake.co.jp/information/

■周辺状況
・気候
朝は強い風(風速20mくらい)が吹いていました。
9時頃は霧雨 気温11.2℃ 11時はガスとなりかなり肌寒い状況
ここ半月ほど、晴れの日が続いていました。

ただ、晴れと言いましても午前中は好天で、午後もしくは夕方にはガスに包まれ、夕立が来るといったお天気が続いています。
日中日差しがあるとまだジリジリと暑くなるので熱中症対策は必要です
ガスや雨、日差しのない時は寒く感じるようになりました。
※小屋内換気に努めております。
防寒具(フリースなど)の用意は例年に増して必要です。

・自然では  トウヤクリンドウ トウヤクリンドウ など秋の花が見頃です。
稜線近くの草の緑が少しですが変わったように感じます。秋ですね。

・各小屋より
(南岳山荘より)
9/2 早朝の好天で、すばらしい山の景色がみられました。

(槍沢ロッジ)
周辺でクマの目撃情報がありました。
熊対策をしっかりされたうえでのご入山よろしくお願いします。
誰もが出来る対策として
 鈴やラジオ等、音の出るものを携行する。
 食べ物(残飯)は密閉して、匂いが外に漏れないようにする。
等がございますので、よろしくお願いします‼

(岳沢小屋)
9/2 今朝も穏やかに晴れ、日中は強い日差しに熱せられ、ぐんぐん気温が上昇しております。
天狗沢のお花畑、 サラシナショウマ サラシナショウマ やミヤマ トリカブト ヤマトリカブト が見頃です

8/30
岳沢万年雪
穂高3000mの壁の真下に位置し、真冬の間は積雪50mは越す超豪雪地、そのスケールからかつては(ウン百年前)氷河だったのではないかと思わせる迫力ある万年雪です。近年では積雪量が減り、秋の終わりには雪渓が完全に消失してしまうこともあり、万年雪とはもう呼べない年もあります。
今年も積雪量は少なかったためどうかなと思っていたのですが、この一帯の積雪だけはそれなりにあり、今もまだまだ万年雪としての景色をみせてくれます。
雪渓の末端までは小屋から徒歩15分、沢沿いの道なき道を登っていくことになりますが、岳沢まで登れって来れる体力がある方なら問題なくアプローチできます。
雪渓の末端に立てば、下界の猛暑を忘れる体感10℃の天然クーラーが吹き付けます。寒すぎてTシャツでは5分といられません
雪渓の上を歩くにはアイゼン、ピッケル、ヘルメットなどの装備が必要となります。穴が何か所か空いていて落差10mはありそうな箇所も何か所かありますので、歩行は慎重に。

登山道の状況

9/3現在、周辺登山道に大きな支障の連絡はありません。

(ヤマケイオンライン付加情報)
飛騨側からのアプローチは、以下も必ず参照して下さい
槍平小屋
http://yaridairagoya.sakura.ne.jp/
また、新穂高までのアプローチについてもアルピコ交通などを参照し最新情報をご確認下さい

登山装備

3000m級山岳の夏山登山装備が必要です。
熱中症紫外線対策をお願いします。
防水、防寒対策もしっかりと。
天気急変あり、また日差しない時は気温低下します。風が吹けばさらに体感温度は下がります。
荷物や靴の防水、しっかりとした雨具、濡れたときの着替えなどそろそろ低体温症を視野にいれた準備もお願いします。

お知らせ

■槍岳山荘
http://www.yarigatake.co.jp/
松本事務所 電話263-35-7200(受付時間 09:30~17:00)

Facebook
https://www.facebook.com/%E6%A7%8D%E3%83%B6%E5%B2%B3%E5%B1%B1%E8%8D%98%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97-457397191015660/

■予約状況
予約状況 ホームページの各小屋のブログの中に記載があります。

9月以降のご予約は、8月1日から受付スタート。キャンセル待ちは受付ておりません。
9月19、20、21は8/20現在すでに満員となりました。
※当日でも必ず事前に予約の連絡をお願いします。

・予約は山荘直通電話にてお受けします。
槍ヶ岳山荘 090-2641-1911
槍沢ロッヂ 0263-95-2626 / 090-3135-0003(衛星電話)
岳沢小屋  090-2546-2100
南岳小屋  090-4524-9448 7/22から営業
※槍ヶ岳山荘、南岳小屋の2軒は、今シーズンに限り個室のご予約についても承ります。

■各小屋からの連絡
(槍ヶ岳山荘)
・ヘルメットのレンタル
週末の金・土・日のみの数量限定でレンタルします
(今年は感染症対策として短期間での使いまわしをやめます)

・焼き立てパンの販売ですが、今年は当面中止

・ご宿泊の予約のキャンセル料は発生しません。
キャンセルや変更は必ずご連絡ください

・テント泊の方の小屋内での食事利用
お弁当の販売、キッチン槍の利用のみ。
今年は感染症対策の為、館内利用は控えていただくこととし、夕食や朝食の提供は行いません。

(南岳小屋)
・テント泊の方への食事提供
プレートボックスでの提供を行うことにしました。
(今年は小屋の食堂の過密を避けるためにテント利用者の食堂での夕朝食の提供を休止しています)
利用は、当日12時までの予約制(お渡しは17:30~18:00頃の予定)
※数週間も前からの予約は必要ありません。天気予報を見て、登山への出発が確実になった時点での予約で大丈夫です。
※写真撮影のために食事の時間を気にせず撮りたい「本気のカメラマン」の方も、プレートボックスでの食事スタイルに変更できます。
当日の12時までにその旨をお伝えください。(17時過ぎに作るので、お渡しの時間が遅いと冷めてる点はご容赦ください)

※テントの設営については予約の必要はありません。

昨年の今頃の様子は?

営業スタート。本日は富士山まで見える快晴。昨日までの降雪と強風のため雪質に注意2023.04.27

昨日降雪(みぞれ)。槍ヶ岳へは前爪アイゼン+ピッケルが必須(チェーンスパイク、軽アイゼンは危険)2023.05.09

昨日降雪。雪山装備が基本。前爪アイゼン+ピッケル必須(チェーンスパイクや軽アイゼンは危険)2023.05.16

昨日降雪。雪山装備が基本。前爪アイゼン+ピッケル必須(チェーンスパイクや軽アイゼンは危険)2023.05.24

融雪進んでいますが、まだ前爪のあるアイゼン+ピッケル必要です。天気の変化が激しい時期です。2023.06.01

台風の雨で融雪進みましたが槍ヶ岳へ道は雪の上が多くまだ前爪のあるアイゼン+ピッケル必要です2023.06.06

槍ヶ岳山荘周辺の過去の様子

  • 連休前半中日の槍の穂先
  • 連休前半中日 槍沢の登山者
  • 連休前半中日 ヘリコプターによる荷揚げ
  • 連休前半中日 山荘前の登山者
  • 朝日が垣間見えました。10時ごろまでは青空もみえておりましたが、昼前からは再び雲に覆われた天気となりました。
  • 稜線から槍沢の様子
  • 槍沢から槍ヶ岳を見上げて(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 槍沢から槍ヶ岳を見上げて(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 横尾から槍沢ロッヂまでは一部地面が出ているところがありますが、ほぼ雪の上を歩きます。(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 槍沢ロッヂ(小屋明け前の偵察に行きました。まだ営業していません)
  • スタッフ全員無事に下山しました!あらためまして2023年、槍ヶ岳山荘をご利用いただきありがとうございました。
  • 夕日に染まる槍ヶ岳

槍ヶ岳山荘

現地連絡先:
090-2641-1911
電話番号:
0263-35-7200
連絡先住所:
長野県松本市埋橋1-7-2

地図で見る
http://www.yarigatake.co.jp/

施設の詳細を見る

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槍ヶ岳 標高 3,180m

 鋭角に天を突く岩峰でそのものずばりの命名、しかも北アルプス南部の登山道が集中する位置のよさ。槍ヶ岳は北アルプス南部の鎮である。  行政区分からいえば長野県の大町市、松本市と岐阜県高山市との境にそびえている山である。地理的条件も実に絶妙な場所といえる。  南から穂高連峰の縦走路、東から常念山脈や燕岳からの表銀座コース、谷筋では上高地から梓川、槍沢を遡っていく登山道、新穂高温泉から蒲田川右俣、飛騨沢を登るコースと、北アルプス南部のすべてのコースが槍ヶ岳に集中し、中央部へは西鎌尾根が唯一の回廊となって双六岳に通じる、北アルプス南部の扇の要である。  しかも鋭い槍の穂先のような姿は、日本の氷河地形の典型でもある。地質は硬いひん岩で、氷河が削り残した氷食尖峰。東西南北の鎌尾根も氷食地形、槍沢、飛騨沢、天上沢、千丈沢はU字谷とカールという、日本の氷河地形のサンプルぞろいである。  登山史上で初めて登頂したのは江戸時代の文政11年(1828)の播隆上人。4回登って3体の仏像を安置し、鉄鎖を懸けて信者の安全な登拝を可能にした。登路は安曇野の小倉村から鍋冠山を越えて大滝山へ登り、梓川に下って槍沢をつめている。今も残る槍沢の「坊主ノ岩小屋」は播隆が修業した籠り堂だ。  近代登山史の初登頂は明治11年(1879)の英人W・ガウランド。1891年には英人W・ウエストンも登っている。日本人では1902年の小島鳥水と岡野金次郎。穂高・槍の縦走は1909年の鵜殿正雄で、ここに槍ヶ岳の黎明が始まった。大正11年(1922)には3月に、慶応の槙有恒パーティによる積雪期の初登攀があり、同年7月7日には早稲田と学習院が北鎌尾根への初登攀に挑んでいる。早稲田は案内人なしの2人パーティで、槍ヶ岳頂上から独標往復。学習院は名案内人小林喜作とともに末端からと、方式も違う登攀でともに成功した。  その後も北鎌尾根ではドラマチックな登攀が行われ、昭和11年(1936)1月には、不世出の単独行者、加藤文太郎の遭難、昭和24年(1949)1月の松濤明、有元克己の壮絶な遭難が起きている。加藤の遺著『単独行』と松濤の手記『風雪のビヴァーク』は登山者必読の書である。  登山道で直接登るコースは、上高地から槍沢コース経由で槍ヶ岳(9時間30分)と、新穂高温泉から飛騨沢コース(8時間40分)の2本。ほかに穂高連峰からの縦走コース(7時間30分)、燕岳からの表銀座コース(8時間40分)、双六小屋から西鎌尾根コース(6時間)と数多い。

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長野県と岐阜県の県境、槍ヶ岳と穂高連峰の間に位置する山。 山名の由来は、この山で多くの動物たちが草木を食んでいる場所があったことから、猟師の間で「大喰」と呼ばれたこととされる。 日本にある23山の3000m峰の1つだが、この山を目標として登られるケースは少なく、穂高岳~槍ヶ岳の縦走の際に通過されるピークの1つとなっている。

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