槍ヶ岳 | 槍ヶ岳山荘

主ルート通行可(槍ヶ岳山荘~ヒュッテ大槍間のみ通行不能)。落石浮石に注意。南岳山荘利用注意

朝焼け(2021.09.30 槍ヶ岳山荘 )
朝焼け(2021.09.30 槍ヶ岳山荘 )
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天気・気温

09/24(金) 晴
松本市の天気予報
明日
27℃
3℃
明後日
29℃
10℃
日本気象協会提供 2024年5月9日 18:00発表
高山市の天気予報
明日
27℃
2℃
明後日
晴時々曇
26℃
6℃
日本気象協会提供 2024年5月9日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■9/19からの地震について
9/21現時点で
槍沢ルート、槍〜南岳〜北穂、槍沢〜氷河公園〜南岳、飛騨沢ルート、双六〜槍、上高地〜岳沢小屋〜穂高岳山荘の全てのルートで大勢の方が通行できています。
余震は続いており明日は雨の予報も出てますので、今後も注意が必要です。
※通行不能は一箇所のみ ヒュッテ大槍~槍ヶ岳山荘
※ニュースで再三放送されている槍ヶ岳で行動不能になっていた方々は、北鎌尾根に居た人達です。北鎌尾根はバリエーションルートですので一般の登山道ではありません。

9/20 槍ヶ岳への登山道は地震により落石や崩落が発生し、通常よりもリスクが高まっています。通行される際は最大限に注意を払ってください。

■南岳小屋は感染症対策として9月30日(木)まで宿泊営業を休止致します。
南岳小屋をご利用予定の方、9月後半にご宿泊頂いた方は、こちらをご確認ください。
詳しくはこちら
https://www.yarigatake.co.jp/minamidake/

■天候
9/21 09:00 快晴
日中の風が冷たくなっています。手袋が必要です。

※9/7に初霜初氷を観測しています。

■自然
槍沢では草紅葉が進むとともに、紅い紅葉も所々で始まっています。
天狗の池周辺も徐々に色づいてきています。

■岐阜県の緊急事態宣言にともないアルコール類の販売が条件付きになっています。
詳しくはこちら
https://www.yarigatake.co.jp/

■小屋宿泊者へお願い インナーシーツ持参ください。
マスク、アルコール消毒液、体温計をご持参頂き、ご自身で体調管理の徹底をお願い致します。
可能な限りインナーシーツ・シュラフカバーをご利用ください。現地でも販売がございます。清潔なタオル又は手ぬぐいをお持ち頂いて、寝具のカバー等にご利用頂いても結構です。

登山道の状況

■9/19夕方からの地震により、登山道への影響については最新情報を得て下さい。
各ルートとも落石、浮石には注意が必要です。

■登山道 9/21 09時現在 
地震による不能ルートは以下のみです。
槍ヶ岳山荘~ヒュッテ大槍 この区間のみ地震の影響で通行できません。復旧の予定ですが時間がかかりそうです。最新情報を得て下さい。
槍ヶ岳山荘ブログ9/22に詳しい写真付き説明があります
https://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/blog/details/7740/
(9/20 槍ヶ岳山荘facebookより
ヒュッテ大槍〜槍ヶ岳山荘は物理的に通れない状況です。表銀座からいらっしゃる方は、ヒュッテ大槍から殺生ヒュッテに下りて、登り返して頂く必要があります。)

(以下ヤマケイオンライン付加情報
https://www.enzanso.co.jp/staff_blog/70235
燕山荘サイト内、スタッフブログ 9/20 ヒュッテ大槍発信情報より引用
「表銀座東鎌尾根ルートは基本的に通行できますが、ヒュッテ大槍〜槍ケ岳山荘の間だけ通ることができません。しばらく山頂方面へは殺生ヒュッテさんを経由していただくことになります」。)

・槍沢ルート 支障ありません。通行可 落石が散乱しており注意して通行のこと
・穂先 支障なし ヘルメット装着を
・槍ヶ岳周辺の主な登山道に大きな支障の連絡はありません。(槍ヶ岳山荘~ヒュッテ大槍間を除く)

(以下、ヤマケイオンライン付加情報)
・槍平小屋 
https://www.yaridaira.jp/
※槍平小屋 Facebookも参照下さい 地震の状況も発信しています。

■槍ヶ岳
(9/21 南岳山荘)
19日夕方に発生した地震による登山道の状況が分かって来たのでご報告いたします。
9/20大キレットと南岳新道は確認の為に歩いてきましたが、登山道が崩落している等は無く通行自体は問題ありません。
ただ、落石が堆積している箇所は多々あり、いつも以上に浮石と人的な落石には注意が必要です。

余震もまだ続いており、揺れれば山からは岩雪崩音が聞こえてきます。
山行計画を立てている方は慎重な判断をよろしくお願いします。

槍~南岳の稜線、氷河公園~横尾尾根ルートに関してはスタッフが確認に行ったわけでは無いですが、昨日もお客様が歩いて来ていて特段問題ないとの情報をもらっています。
こちらも余震による落石等のリスクは続いていますので十分に注意ののち通行下さい。

登山装備

3000m級山岳の秋山登山装備が基本です。
秋山となりました。低体温症に注意が必要です。
防水性の高い登山靴や荷物の防水、着替え、温かいフリースやダウンなど必携です。手袋や帽子の用意をお願いします。
※稜線の気温は10℃以下になることが多くなってきています。

山荘到着時に寒さで登山者の方が寒い寒いと訴えています。防寒具や着替えなど保温衣類は十分に用意下さい
着衣はアンダーウェアから秋物にして下さい。

注意点

■安全登山のために早出早着をお願いします。
日没が早くなりました。行動終了時間を夏よりも早目に到着可能な計画でお願いします。

お知らせ

■槍岳山荘
松本事務所 電話0263-35-7200(受付時間 09:30~17:00)
小屋HP
http://www.yarigatake.co.jp/
※9/21 現在、ホームページが繋がりにくくなっており、ご迷惑をお掛けしております。

Facebook
https://www.facebook.com/%E6%A7%8D%E3%83%B6%E5%B2%B3%E5%B1%B1%E8%8D%98%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97-457397191015660/

※新型コロナウィルス感染症対策に関するお願い (インナーシーツはお持ち下さい)
マスク、体温計、アルコールなどの消毒液をご持参ください。館内ではマスクの着用をお願いします。
寝具は全てご用意しますが、不安な方はインナーシーツ、シェラフ等をご持参ください。

※9/19夕刻の地震以降も9/21の10時現在
宿泊、テントサイトなど通常営業中

■予約に関するお知らせ
こちらを参照下さい
https://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/blog/details/6782/

■現地連絡先(各小屋営業期間中)
槍ヶ岳山荘 090-2641-1911
槍沢ロッヂ 0263-95-2626 / 若しくは 090-3135-0003
岳沢小屋  090-2546-2100
南岳小屋  090-4524-9448
大天井ヒュッテ  090-1401-7884

■2021年 槍ヶ岳山荘と系列の山小屋の営業
https://www.yarigatake.co.jp/information/

上記サイトには
槍ヶ岳山荘のほか、系列の槍沢ロッヂ、岳沢小屋、南岳小屋、大天井ヒュッテ の情報があります。
サイト内には、営業日、予約方法(テントサイトのある場所はそれについても)、料金ほかの掲載があります
利用にあたっては上記サイトを熟読の上、注意指示に従って下さい。
サイトリンクより「ご宿泊受付カード」を予めダウンロードして記入の上、持参くださいますようお願い申し上げます。

■槍ヶ岳山荘の感染症対策について
https://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/blog/details/6173/

昨年の今頃の様子は?

営業スタート。本日は富士山まで見える快晴。昨日までの降雪と強風のため雪質に注意2023.04.27

昨日降雪(みぞれ)。槍ヶ岳へは前爪アイゼン+ピッケルが必須(チェーンスパイク、軽アイゼンは危険)2023.05.09

昨日降雪。雪山装備が基本。前爪アイゼン+ピッケル必須(チェーンスパイクや軽アイゼンは危険)2023.05.16

昨日降雪。雪山装備が基本。前爪アイゼン+ピッケル必須(チェーンスパイクや軽アイゼンは危険)2023.05.24

融雪進んでいますが、まだ前爪のあるアイゼン+ピッケル必要です。天気の変化が激しい時期です。2023.06.01

台風の雨で融雪進みましたが槍ヶ岳へ道は雪の上が多くまだ前爪のあるアイゼン+ピッケル必要です2023.06.06

槍ヶ岳山荘周辺の過去の様子

  • 連休前半中日の槍の穂先
  • 連休前半中日 槍沢の登山者
  • 連休前半中日 ヘリコプターによる荷揚げ
  • 連休前半中日 山荘前の登山者
  • 朝日が垣間見えました。10時ごろまでは青空もみえておりましたが、昼前からは再び雲に覆われた天気となりました。
  • 稜線から槍沢の様子
  • 槍沢から槍ヶ岳を見上げて(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 槍沢から槍ヶ岳を見上げて(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 横尾から槍沢ロッヂまでは一部地面が出ているところがありますが、ほぼ雪の上を歩きます。(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 槍沢ロッヂ(小屋明け前の偵察に行きました。まだ営業していません)
  • スタッフ全員無事に下山しました!あらためまして2023年、槍ヶ岳山荘をご利用いただきありがとうございました。
  • 夕日に染まる槍ヶ岳

槍ヶ岳山荘

現地連絡先:
090-2641-1911
電話番号:
0263-35-7200
連絡先住所:
長野県松本市埋橋1-7-2

地図で見る
http://www.yarigatake.co.jp/

施設の詳細を見る

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 鋭角に天を突く岩峰でそのものずばりの命名、しかも北アルプス南部の登山道が集中する位置のよさ。槍ヶ岳は北アルプス南部の鎮である。  行政区分からいえば長野県の大町市、松本市と岐阜県高山市との境にそびえている山である。地理的条件も実に絶妙な場所といえる。  南から穂高連峰の縦走路、東から常念山脈や燕岳からの表銀座コース、谷筋では上高地から梓川、槍沢を遡っていく登山道、新穂高温泉から蒲田川右俣、飛騨沢を登るコースと、北アルプス南部のすべてのコースが槍ヶ岳に集中し、中央部へは西鎌尾根が唯一の回廊となって双六岳に通じる、北アルプス南部の扇の要である。  しかも鋭い槍の穂先のような姿は、日本の氷河地形の典型でもある。地質は硬いひん岩で、氷河が削り残した氷食尖峰。東西南北の鎌尾根も氷食地形、槍沢、飛騨沢、天上沢、千丈沢はU字谷とカールという、日本の氷河地形のサンプルぞろいである。  登山史上で初めて登頂したのは江戸時代の文政11年(1828)の播隆上人。4回登って3体の仏像を安置し、鉄鎖を懸けて信者の安全な登拝を可能にした。登路は安曇野の小倉村から鍋冠山を越えて大滝山へ登り、梓川に下って槍沢をつめている。今も残る槍沢の「坊主ノ岩小屋」は播隆が修業した籠り堂だ。  近代登山史の初登頂は明治11年(1879)の英人W・ガウランド。1891年には英人W・ウエストンも登っている。日本人では1902年の小島鳥水と岡野金次郎。穂高・槍の縦走は1909年の鵜殿正雄で、ここに槍ヶ岳の黎明が始まった。大正11年(1922)には3月に、慶応の槙有恒パーティによる積雪期の初登攀があり、同年7月7日には早稲田と学習院が北鎌尾根への初登攀に挑んでいる。早稲田は案内人なしの2人パーティで、槍ヶ岳頂上から独標往復。学習院は名案内人小林喜作とともに末端からと、方式も違う登攀でともに成功した。  その後も北鎌尾根ではドラマチックな登攀が行われ、昭和11年(1936)1月には、不世出の単独行者、加藤文太郎の遭難、昭和24年(1949)1月の松濤明、有元克己の壮絶な遭難が起きている。加藤の遺著『単独行』と松濤の手記『風雪のビヴァーク』は登山者必読の書である。  登山道で直接登るコースは、上高地から槍沢コース経由で槍ヶ岳(9時間30分)と、新穂高温泉から飛騨沢コース(8時間40分)の2本。ほかに穂高連峰からの縦走コース(7時間30分)、燕岳からの表銀座コース(8時間40分)、双六小屋から西鎌尾根コース(6時間)と数多い。

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