ようやく5合目付近のブナ林が色づき始めました。例年、山頂は氷点下も観測する頃です。服装に注意
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
■10月29日(金)現在の大山夏山登山道の最新情報をお知らせします。
・天候
午前9時の大山寺の天候 晴れ 気温9℃ 微風
お昼12時の山頂の天候 くもり時々晴れ 気温3℃ 5~8m/s
二十四節気の「霜降(そうこう)」も過ぎ、露が凍って霜に変わり始める時期になるはずですが、今月20日の初冠雪以降はまた暖かい日が続き、標高920mの鏡ヶ成でもなかなか霜が降りる日がありません。
移動性高気圧に覆われ、風がなく晴れた朝には霜が降りるのですが、今年は暖かい日が続き、紅葉も過去に覚えがないぐらいに遅れています。
そもそも冬型の気圧配置になりそうでも寒気団が伴わないために、気温が下がらないようです。
この冬型の気圧配置とは、天気図で西に勢力の強い高気圧が張り出し、東に発達した低気圧がみられる西高東低の気圧配置です。
日本付近で南北に伸びる等圧線が何本も伸びて、地図の等高線に似ています。
この等圧線の縦縞は気圧の斜面になっていることを示しており、北からの冷たくて強い季節風になるはずですが、今年はこの冬型の気圧配置まだなっていません。
・記録 10/20初冠雪
・自然
大山夏山登山道の紅葉状況ですが、ようやく5合目付近のブナ林が色づき始めました。本来の時期よりも2週間程度遅くなっています。
ただ8月の日射量の不足と9月に入っての寒暖の差がなかったせいで、色づきが今ひとつのような気がします。
しかもまだ緑の葉がチラホラ目立っています。
登山道の状況
■10月29日(金)の大山山系の登山道の様子をお知らせします。
主ルートに支障の連絡はありません。
登山装備
登山装備が基本です。
時期的には本来は山頂で朝晩は氷点下になるのが普通なので、服装には充分にご注意ください。
夕方の日の入りも随分と早くなりました、ちなみに今日現在では大山で17時22分が日の入りとなっています。
しかも4合目付近から下は樹林帯の中ですので、街明かりがほとんど届きません。
ということは遅くとも16時過ぎには4合目付近まで下山していないと、ヘッドライトのお世話になる可能性が出てきます。
※個人の主観ですが、昔の豆球のライトに比べてLEDのライトは平面的に照らされて、物の凹凸が見にくいような気がします。
注意点
余裕を持った登山計画を立てて事故のない登山を楽しんでください。
■ヤマケイオンライン付加情報
山入山協力金への協力のお願い(環境省、鳥取県、大山町)
詳しくは以下を参照下さい
https://tourismdaisen.com/info/news/v398/
お知らせ
登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに関する依頼、受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド (自然公園指導員) 久保昌之
電話 090-7999-2931(携帯)
休暇村 奥大山
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1
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