大山夏山登山道は半分位雪上のため防水性の高い登山靴が必要(スニーカー不可)。周辺山々花見頃
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
■4月21日(水)現在の大山周辺の開花状況です。
下界では桜も散り、葉桜の緑がきれいな時期になっています。
しかし標高の高い所ではまだ桜さえも開花しておらず、ここ鏡ヶ成でも(標高920m)まだ桜は咲いていません。
現在のところ標高750mあたりまで上がってきています。
見頃となるのはGW始めごろのようです。
登山道の状況
■大山夏山登山道
かなり雪も融けてきましたが、未だ登山道の半分程度は積雪があります。
気温が高いのでキックステップが正確にできれば問題なく登れますが、防水透湿性の登山靴でないと難しいと思います。
スニーカーではまだ無理です。
登山道で迷う場所はありません。
厳冬期ほどの装備は不要ですが、山頂で悪天候の場合もありますので、防寒具だけはお持ちください。
(雨具でも代用できます。)
■大山周辺の主な山の状況をお知らせします。
主に今の時期に外せない山々ですが、お花めぐりもいいと思います。
・(伯州山)
ここは「
イワウチワ
イワウチワ
」の群落で有名です。
また近年開通した高清水トレイルの西の端に位置し、関西方面からのツアー客が増えています。
現在はおよそ8割程度の開花ですが、満開と言っても差し支えないぐらいに咲いています。
・(岡山県立県民の森)
管理棟近くの「
ミズバショウ
ミズバショウ
」と「
ザゼンソウ
ザゼンソウ
」が有名です。
また自然を生かした周遊コースがあり、各分岐も案内表示が非常に便利で、時間に合わせて途中で降りることも可能です。
稜線に出ると大山、さらに日本海まで見渡せます。
現在は満開で、比較的に長く楽しめます。
・(船通山)
言わずと知れた「
カタクリ
カタクリ
」の群生地が山頂付近に拡がり、平日でも多くの登山者で賑わっています。鳥取県側と島根県側の両ルートがありますが、
またこの山の隠れた影の主人公が「サンインシロカネソウ」です。
福井県から島根県の日本海側のみに生育し、登山道脇にたくさん咲いています。
現在は4割から5割程度の開花で、まだまだ開いていない蕾がたくさんあります。
登山装備
まだ雪に対応できる装備が基本です。
スニーカーでは登れません。
天気、気温次第ではアイスバーンになるためアイゼンが必要です
もう春だから重装備でなくてもいい、アイゼンも12本爪でなくてもいいというのは間違いです。
軽アイゼンや最近流行のチェーンアイゼンなどは平地や緩斜面で使うものであり、大山登山の急斜面で使うにはそれなりの技術が必要だとお考え下さい。
必ず装備と技術は一体です。同じレベルで考えてください。
お知らせ
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド (自然公園指導員) 久保昌之
電話 090-7999-2931(携帯)
休暇村 奥大山
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1
電話 0859-75-2300
■Facebook「大山プロガイド協会」
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