槍ヶ岳 | 槍ヶ岳山荘

標高2500m以上で積雪あり、軽アイゼンは必須です。万全の防寒装備で。営業は11/3泊まで

降雪中の槍ヶ岳山荘前(15時頃)平均すると25cmくらいでしょうか。風がないのでどんどん積もっています。明日は晴れ予報です(2022.11.01 槍ヶ岳山荘 )
降雪中の槍ヶ岳山荘前(15時頃)平均すると25cmくらいでしょうか。風がないのでどんどん積もっています。明日は晴れ予報です(2022.11.01 槍ヶ岳山荘 )
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天気・気温

10/27(木) 11:30 高曇り 
松本市の天気予報
明日
雨のち晴
17℃
6℃
明後日
27℃
4℃
日本気象協会提供 2024年5月8日 16:00発表
高山市の天気予報
明日
曇のち晴
16℃
5℃
明後日
26℃
2℃
日本気象協会提供 2024年5月8日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■天候 10/27 11:30 高曇り 少し風あり
10/26 19:00 -3.7℃

■自然
10/27 周辺は冬山となっています。

10/26 (槍沢ロッジ)槍ヶ岳では2日続けて降雪となり、最低気温もマイナス10℃と、小屋閉めが近づくとともに寒さが一段と厳しくなってきました。
槍ヶ岳は冬の様相となっています。
週明けは雨→雪の荒れた天気となりそうです

10/25(岳沢ロッジ)明け方は雪が降り、寒い朝となりました。
木々にうっすらと雪が積もり霧氷のようになり、幻想的な世界が広がっていました
午後4時現在、再び雪が降り出しました。 結局今日は1日晴れませんでした。

10/24 (槍沢ロッジ)昨日から今朝にかけて、槍ヶ岳では今期2回目の本格的な降雪となりました

・記録 
10/6 初雪
9/21 初氷

登山道の状況

■周辺の一般登山道
冬季対策として天狗原分岐、大曲分岐の道標は撤去されました。
槍沢の二ノ俣橋は横板が外されました

槍沢ルートでは標高2500m以上から積雪、凍結があります 軽アイゼンが必要です。
足元が不安定です。またルートも大変わかりにくくなっています。

登山装備

3000m級山岳の雪に対応できる登山装備が基本
稜線は冬山となりました。
軽アイゼンは必須です。しっかりとした装備で、安全第一での登山をお願いします。

登山用の雨具や防寒対策(保温性の高いアンダーウエア、手袋、帽子なども)必須。ライトも忘れずに
防水対策も万全に。乾いた着替えの用意もお願いします
様々なコンディションに対応できる装備でお越しください。

小屋泊でも館内が非常に寒くなっています。

※小屋利用者に感染症対策としてマスク、体温計、手指消毒液持参をお願いしています。

注意点

■この時期の注意
日没が早まっています。登山には早い時間に出発し、早い時間に小屋入りできるように計画下さい
小屋には15時着までが安全圏です。

お知らせ

■槍ヶ岳山荘
松本事務所 電話0263-35-7200(受付時間 09:30~17:00)
槍ヶ岳山荘(現地) 090-2641-1911 (期間 4月27日~11月3日)

・小屋HP
http://www.yarigatake.co.jp/
※小屋利用の詳細、ウエブにて宿泊予約ほかあります
※系列の槍沢ロッヂ、岳沢小屋、南岳小屋、大天井ヒュッテについても記載があります

・SNS
Facebook
https://www.facebook.com/yarigatakesansogroup/

槍沢ロッヂ instagram
https://www.instagram.com/yarisawalodge_official/

※小屋利用前にホームページにて詳細確認下さい(予約詳細、感染症対策ほか)
※槍ヶ岳山荘では支払いは現金のみです。カードや電子マネーはご利用いただけません

・2022年の営業 4/27(火)~11/3(木)
※小屋の「キッチン槍」も11/3迄 (お汁粉は完売しました)

予約は宿泊予定日の1ヶ月前より受付。小屋ホームページよりウエブ予約を利用下さい
(テント泊は予約不要)

・槍ヶ岳山荘にてヘルメットのレンタルしています。

■「新型コロナウイルス感染拡大予防対策」について
小屋利用の際の必須物品は、下記3点
・マスク
・体温計
・手指消毒液
館内ではコロナ感染拡大防止対策に関して以下の呼びかけをしております。
・黙食
・歯磨き禁止
・手指消毒の推奨
・マスクの着用
詳しくはこちら
https://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/blog/details/9799/

■・系列の小屋の2022年の営業予定
槍沢ロッヂ 4/27(火)~11/3(木)
南岳小屋  7/9(土)~10/15(土)←終了
大天井ヒュッテ 7/9(土)~10/15(土)←終了
岳沢小屋 4/27(火)~11/3(木)

昨年の今頃の様子は?

営業スタート。本日は富士山まで見える快晴。昨日までの降雪と強風のため雪質に注意2023.04.27

昨日降雪(みぞれ)。槍ヶ岳へは前爪アイゼン+ピッケルが必須(チェーンスパイク、軽アイゼンは危険)2023.05.09

昨日降雪。雪山装備が基本。前爪アイゼン+ピッケル必須(チェーンスパイクや軽アイゼンは危険)2023.05.16

昨日降雪。雪山装備が基本。前爪アイゼン+ピッケル必須(チェーンスパイクや軽アイゼンは危険)2023.05.24

融雪進んでいますが、まだ前爪のあるアイゼン+ピッケル必要です。天気の変化が激しい時期です。2023.06.01

台風の雨で融雪進みましたが槍ヶ岳へ道は雪の上が多くまだ前爪のあるアイゼン+ピッケル必要です2023.06.06

槍ヶ岳山荘周辺の過去の様子

  • 連休前半中日の槍の穂先
  • 連休前半中日 槍沢の登山者
  • 連休前半中日 ヘリコプターによる荷揚げ
  • 連休前半中日 山荘前の登山者
  • 朝日が垣間見えました。10時ごろまでは青空もみえておりましたが、昼前からは再び雲に覆われた天気となりました。
  • 稜線から槍沢の様子
  • 槍沢から槍ヶ岳を見上げて(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 槍沢から槍ヶ岳を見上げて(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 横尾から槍沢ロッヂまでは一部地面が出ているところがありますが、ほぼ雪の上を歩きます。(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 槍沢ロッヂ(小屋明け前の偵察に行きました。まだ営業していません)
  • スタッフ全員無事に下山しました!あらためまして2023年、槍ヶ岳山荘をご利用いただきありがとうございました。
  • 夕日に染まる槍ヶ岳

槍ヶ岳山荘

現地連絡先:
090-2641-1911
電話番号:
0263-35-7200
連絡先住所:
長野県松本市埋橋1-7-2

地図で見る
http://www.yarigatake.co.jp/

施設の詳細を見る

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槍ヶ岳 標高 3,180m

 鋭角に天を突く岩峰でそのものずばりの命名、しかも北アルプス南部の登山道が集中する位置のよさ。槍ヶ岳は北アルプス南部の鎮である。  行政区分からいえば長野県の大町市、松本市と岐阜県高山市との境にそびえている山である。地理的条件も実に絶妙な場所といえる。  南から穂高連峰の縦走路、東から常念山脈や燕岳からの表銀座コース、谷筋では上高地から梓川、槍沢を遡っていく登山道、新穂高温泉から蒲田川右俣、飛騨沢を登るコースと、北アルプス南部のすべてのコースが槍ヶ岳に集中し、中央部へは西鎌尾根が唯一の回廊となって双六岳に通じる、北アルプス南部の扇の要である。  しかも鋭い槍の穂先のような姿は、日本の氷河地形の典型でもある。地質は硬いひん岩で、氷河が削り残した氷食尖峰。東西南北の鎌尾根も氷食地形、槍沢、飛騨沢、天上沢、千丈沢はU字谷とカールという、日本の氷河地形のサンプルぞろいである。  登山史上で初めて登頂したのは江戸時代の文政11年(1828)の播隆上人。4回登って3体の仏像を安置し、鉄鎖を懸けて信者の安全な登拝を可能にした。登路は安曇野の小倉村から鍋冠山を越えて大滝山へ登り、梓川に下って槍沢をつめている。今も残る槍沢の「坊主ノ岩小屋」は播隆が修業した籠り堂だ。  近代登山史の初登頂は明治11年(1879)の英人W・ガウランド。1891年には英人W・ウエストンも登っている。日本人では1902年の小島鳥水と岡野金次郎。穂高・槍の縦走は1909年の鵜殿正雄で、ここに槍ヶ岳の黎明が始まった。大正11年(1922)には3月に、慶応の槙有恒パーティによる積雪期の初登攀があり、同年7月7日には早稲田と学習院が北鎌尾根への初登攀に挑んでいる。早稲田は案内人なしの2人パーティで、槍ヶ岳頂上から独標往復。学習院は名案内人小林喜作とともに末端からと、方式も違う登攀でともに成功した。  その後も北鎌尾根ではドラマチックな登攀が行われ、昭和11年(1936)1月には、不世出の単独行者、加藤文太郎の遭難、昭和24年(1949)1月の松濤明、有元克己の壮絶な遭難が起きている。加藤の遺著『単独行』と松濤の手記『風雪のビヴァーク』は登山者必読の書である。  登山道で直接登るコースは、上高地から槍沢コース経由で槍ヶ岳(9時間30分)と、新穂高温泉から飛騨沢コース(8時間40分)の2本。ほかに穂高連峰からの縦走コース(7時間30分)、燕岳からの表銀座コース(8時間40分)、双六小屋から西鎌尾根コース(6時間)と数多い。

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