「立秋」を過ぎましたが、まだまだ暑さ対策は必須。お花は秋の花に替わってきました。

天気・気温

山と周辺の状況

8月7日が暦の上では「立秋」ですが、大山の位置する中国地方では、ここ何日も雨が降らず、猛暑日が続いています。大概、朝晩は涼しくなるのですが、今年は夜になっても25℃より下がらず熱帯夜です。
しかし「立秋」という言葉を聞くだけで、なんとなく涼風が吹き始めているような錯覚に陥るのが面白いですね。
とはいえ、山を歩くとセミが元気いっぱいに鳴いています。まだまだ暑さ対策には注意してください。

【大山】　佐々木淳一ガイドよりの情報提供
登山口では24℃でしたが、山頂で20℃と心地よい風が吹いていました。特に5合目を過ぎるあたりまでは樹林帯を歩くので、帽子を被らないで歩くのが少しでも涼しくなるポイントです。
晴れていれば6合目からは大きな木が無くなるので、帽子で熱中症対策をしてください。
今年は特に暑い日が続いているので、最低でも飲料水は500ペットで4本～5本は持ってください。
お花は秋の花に替わってきました。 アキノキリンソウ アキノキリンソウ 、 ソバナ ソバナ 、クサボタン、 イヨフウロ イヨフウロ 、キュウシュウコゴメグサ、 ダイモンジソウ ダイモンジソウ などなどです。

【烏ヶ山】　山本良子ガイドよりの情報提供
家族連れはやはり大山を目指すので、隣の山でありながら穴場的な山です。しかも某飲料水メーカーの超有名歌手が登ったのでマニアには人気です。
歩き始めてから、しばらくはチマキザサが背丈ぐらいに伸びて、多少の藪漕ぎになりますが、本来の登山の楽しみが味わえます。
お隣の人工的に整備され過ぎた階段状の登山道を黙々と登るか、それとも自然がたっぷり残された登山道をチマキザサをかき分けながら登るかは好みがわかれると思います。ただし、短パンでの登山は避けたほうが賢明です。

【三徳山】
今シーズンはインバウンドのモニターツアーが数多くガイド依頼があり、現在、海外の富裕層から一番注目されている山です。また、山そのものが神様仏様という山岳信仰が残された国内でも数少ない山で一般客は入山できません。
しかし「六根清浄」と書かれたワゲサを掛けることで修験者の体験ができ、ようやく入山できます。国内ではここだけです。従ってゴールの投入堂も含めて、登山道入り口からパワースポットのオンパレードです。
霊感が強いと自負される方はぜひ登ってみてください。


どこの山でもセミがうるさいぐらいに鳴いて、夕方になるとヒグラシが鳴き始めます。ヒグラシは一定範囲の光源でしか鳴かないので、朝方か夕方に限定されます。昼間はアブラゼミ、ニイニイゼミ、ハルゼミ、など鳴きますが、ヒグラシだけは何となく秋に向かってもの悲しい雰囲気になるのが個人的には好きです。

登山道の状況

大山の登山道は、安全に通行できます。登山道に大きく崩れた場所はありません。

お知らせ

日本山岳ガイド協会認定登山ガイド　（自然公園指導員）　久保昌之
電話 090-7999-2931（携帯）

★Facebook「大山プロガイド協会」にて山のよもやま話、夏山登山道含めて大山山系の山々の情報を不定期に更新していますのでぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100029865155796

登山に関するお問い合わせはもちろんのこと、ガイドに興味がある方など資格取得に向けてお手伝いもさせていただきます。気軽にお問い合わせください。

昨年の今頃の様子は？

大山はようやく冬の様相になってきました。アイゼンは前歯のついた10本または12本をご用意ください。2024.12.12

8合目辺りから山頂避難小屋までの間に目印の青色ポールを整備しました。目印ポールを目指して登山してください2024.12.23

ここ数年の中では雪の多い年となっています。予報で悪天候になるのが予測される場合、決して無理をしないでください。2025.01.10

大山プロガイド協会周辺の過去の様子

• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
•