甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

昨日は終日降雪のため登山道に積雪や凍結があります。滑り止め(チェーンアイゼンや軽アイゼン等)必要

昨夜降雪。小屋から上は前爪アイゼン&ピッケルが安心(撮影 七丈小屋宿泊登山者様)(2024.11.28 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
昨夜降雪。小屋から上は前爪アイゼン&ピッケルが安心(撮影 七丈小屋宿泊登山者様)(2024.11.28 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
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天気・気温

11/21(木) 06:30 晴 -1.0℃

山と周辺の状況

■2024~2025年の冬営業について
冬期営業のご予約の受付中
今回は2024/11/25(月)~2025/1/31(金)までのご予約受付となります。
※2025年2月以降のご宿泊予約については、別途あらためてご案内いたします。

冬の黒戸尾根を是非お楽しみください。
詳しくは七丈小屋ホームページhttps://www.kaikoma.info/をご確認ください。
皆様のお越しをスタッフ一同お待ちしております。

■天候記録 10/13初霜 11/6初雪初冠雪

■天候と自然ほか
(画像が公式Instagramにあります。ホームページからも参照できます)
11/21 晴 -1.0℃(6:30)
昨日は朝から雪が降り始め、夜まで止む事なく降り続けました。
その影響で今朝は、しっかりと積雪しております。
山頂方面や、鳳凰三山方面も目視で積雪を確認出来ました。

11/20 雪 気温は-1.0℃(6:30)
昨夜からみぞれが降り出し、朝には雪になりました。
外に出てみると、すっかり雪景色です。
いよいよ七丈にも冬がやってきたなと実感します。
予報ではこれから昼にかけて雨または雪が降り続くようです。
山頂方面は更なる積雪、凍結が予想されます装備をしっかり整えてお越しください。

11/19 晴 -2.0℃(6:00)
昨夜から、北風が吹き荒れ気温も氷点下まで冷え込みました。
外水道のシンクはすっかり凍結しておりました。
冬の訪れを肌で感じる七丈小屋です。
山頂方面は更に厳しい風と冷え込みも予想されます。装備を整えたうえでお越しください。

11/18 晴 3.6℃(6:00)
本日は西風が強い予報でしたが、小屋周辺ではほとんど風がなく、穏やかな状況です。
雲海も発生しており、幻想的な朝を迎えております。
今回の入山の際は、紅葉を存分に楽しみながら歩きました。
紅葉は麓まで降りていて、いよいよ冬がそこまでやってきたなと実感しております。
黒戸尾根は長い尾根だからこそ、麓から山頂まで、2つの季節が楽しめます。是非季節の移り変わりを感じながら歩かれてください。

11/17 晴 7.0℃(6:30)

11/16 晴 2.8℃(5:30)。
上空は青空ですが、小屋周りはガスが湧いて視界の無い朝を迎えています。
日が昇ればガスは取れてきそうです。

登山道の状況

■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 
(登山道の要所の画像が公式Instagramにあります。ホームページからも参照できます)
11/21 昨日は終日降雪のため、登山道には積雪あり。
山頂方面は、更なる積雪や凍結があると思われます。お越しの際は十分にお気をつけてお越しください。

11/16 北沢峠~戸台パーク間の林道バスが昨日で運行終了したので、山頂を越えて摩利支天分岐付近に張ってあるガイドロープの撤去に行って来ました。
昨日の朝は山頂まで雨だったようで、登山道にあった雪はほとんど溶けて無くなりました。
今現在は滑り止めが要らない状況です。
山頂から眺める仙丈ヶ岳や北岳、間ノ岳も雪が降らなかったようで、この時期としては異様な真っ黒い姿でした。
富士山だけ少し雪が増えていました。

摩利支天に寄った後は摩利支天のコルから八合目を結ぶ、通称「八丈バンド」を通って八合目に戻りました。
八丈バンドは駒ヶ岳講の行者さんの修験や赤石沢奥壁の岩壁を攀じるクライマーのアプローチに使われるルートです。
大迫力の赤石沢奥壁の岩壁を間近で眺める事ができました。

※今現在山頂までの登山道に雪はありませんが、予想外の降雪や凍結がある時期になっています。
チェーンアイゼンや軽アイゼン等の滑り止めは忘れずにご用意してお越しください。

■マウンテンタクシー 2024終了
https://www.mountaintaxi.jp/

■下山後の交通手段の注意 北沢峠→広河原はいかれません
北沢峠から広河原を結ぶ南アルプス市営バスは現在運行されておりません。
北沢峠に下山をされても、バスで芦安や甲府方面には出られません。ご注意ください。
北沢峠から伊那市の南アルプス林道バスに乗り、仙流荘を経由して高遠、伊那、茅野方面には抜けられます。

■2024年(令和6年)南アルプス林道バス(運行終了11月15日)
北沢峠行きは、路線名変わり「南アルプスクイーンライン」となりました。
詳しくは以下を参照下さい
https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

登山装備

3000m級山岳の冬の登山装備が基本
雨具&防寒具(朝晩一桁気温あり)必携。
滑り止め(チェーンアイゼンや軽アイゼン等)の用意を

注意点

余裕をもった計画で最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。

■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。

■麓の山小屋 アグリファームむかわ
登山の前泊なら送迎可(要相談)
※詳細は 甲斐駒ヶ岳七丈小屋ホームページにリンクがあります

お知らせ

■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/

※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967

■通年営業中
詳しくはこちら
https://www.kaikoma.info/2023summer

夏期営業  2024年11月24日まで
冬期営業 2024年11月25日(月)〜2025年5月25日(日)の宿泊まで​(予定)
※ 11/14現在 11月25日(月)〜1月31日(金)までのご予約を受付中です。
2月以降のご宿泊予約については別途あらためてホームページにて告知

・宿泊は完全予約制
七丈小屋の公式サイトからのオンライン、電話での予約どちらも可能
 オンライ予約の場合→事前カード決済、
 電話予約の場合→宿泊当日小屋で現金支払 
詳しくはこちら
https://www.kaikoma.info/2024summer

・給水
日帰り、通過の方も利用可(有料100円)

※小屋の立地上毛布やふとんのクリーニングは簡単にはできません。
寝具類を汚さないように、インナーシーツ又はシュラフカバーのご持参、ご使用をよろしくお願いいたします。
お客様全員が気持ち良くお休みいただけますよう、ご協力をよろしくお願いいたします。

■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。

公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/

公式Facebook
https://www.facebook.com/kaikomagatake

■売店から
各種記念品など販売
(デザイン切り絵作家後藤郁子さん)オリジナルTシャツ、黒戸尾根手てぬぐい1本1500円、オリジナルステッカー
※オンライショップでもお求めいただけます。

■七丈小屋のスタッフ(通年)を募集中
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
https://first-ascent.co.jp/info/post-6156/

昨年の今頃の様子は?

ミックス部分あり、アイゼン底付き箇所あり慎重に。12本爪アイゼン+ピッケル必要。万全の装備で2024.12.12

昨夜降雪。小屋まではチェーンアイゼンで。小屋から山頂は前爪アイゼン+冬山装備必要2024.12.19

今朝曇天に小雪。昨日山頂へは一部膝ラッセル。小屋~上は前爪アイゼン+冬山装備必要(防寒油断禁物)2024.12.26

厳しい寒さ防寒油断なく。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17金土日)2025.01.09

昨日降雪後強風でトレース消失、吹溜りあり。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17)2025.01.16

冬山装備と体調を整え冬の黒戸尾根を楽しまれてください。営業日注意(2/17~4/17は金土日のみ宿泊可)2025.01.23

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 朝日浴びる小屋前の様子。
  • 山頂への途上で
  • 小屋~山頂 九合目下のルンゼ部も雪が適度に着いて歩きやすそうです(撮影 登山者様)
  • 小屋~山頂 一部夏道をたどる箇所では、少し緊張するトラバースもありますので十分お気をつけください(撮影 登山者様)
  • 山頂方面の様子
  • いよいよ黒戸尾根にも本格的な冬が来たなと実感
  • 風も強めで地吹雪発生
  • 刃渡り以降は足首前後の積雪量
  • フカフカの新雪で、アイゼンの効きも悪く、なかなか難しいコンディション
  • 刃渡りの上でクマの足跡
  • 11/21の小屋前の様子  11/18夜降雪し翌朝マイナス8.8℃。
  • 昨日は一日中快晴でしたが、気温がとても低く先日降った雪はほとんど溶けずに残りました

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

甲斐駒ヶ岳 標高 2,967m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

駒津峰 標高 2,752m

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

双児山 標高 2,649m

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