営業中(宿迄の車道6/19(木)16:00に開放通行可)。雪融進行(水場注意)、虫対策必須、アイゼン有と安心
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
■ 2025年度営業中
※現在施設へのアクセス手段が徒歩に限定されています。道路復旧工事は6/19(木)16:00に開放・通行可能
それまでの期間で、徒歩にて入山し、宿泊を希望の方はお電話にてご連絡ください(車両の乗り入れはできません)
6/20(金)~7/7(月)の登山バス運行期間中は昼の営業(日帰り入浴、昼食手打ちそば、喫茶)を実施します!
■登山バス
6/20(金)から運行予定の登山バスは予定通り運行します
(復旧工事終了までは、100~200m程度工事区間を歩いていただく可能性があります)
※最新情報ホームページにて確認下さい
■アクセス道路について
冬の大雪の影響でアクセス道路に損傷が見つかりました(アクセス道路は2つありあります)
・(庄内方面、および山形道:月山IC方面、西川町大井沢・ブナ峠経由の道)
今シーズンは全面通行止め(迂回路整備検討中:時期未定)、
・(米沢・新潟方面、および山形道:寒河江スマートIC方面、国道287号・朝日町内経由の道)
復旧工事後の6/19(木)16:00から開通となります。
ただし開通後も、平日は昨年からの東北電力の工事が継続して行われるため、時間規制がかかります。
土日祝日は終日通行可能です。
平日に通行を検討されている方はご注意ください。詳しくはホームページをご覧ください。
https://www.asahikosen.com/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/%E7%8F%BE%E5%9C%A8%E3%81%AE%E9%81%93%E8%B7%AF%E7%8A%B6%E6%B3%81/
登山道の状況
■今シーズンの今の山の状況 6/17
冬の2月の大雪、春先3~5月の低温、悪天候などの影響もあり、全体的に残雪が多くなっています。ただ、日当たりのよい南斜面や稜線上などはここのところの好天高温でドンドン融けて夏道が出てきています。
今の時点で、現地確認できたり、山小屋関係の皆さんよりいただいた状況をまとめます。
■朝日鉱泉からのコース(1)「鳥原山コース」
・鳥原山の避難小屋(木道部)まで
雪を踏む個所はありません。夏道もしっかりしています。
途中の金山沢の水量は多めで、暖かい日中には慎重に足場を探さないと靴が濡れる可能性があります。濁りがなければ水は飲めます。
・鳥原山避難小屋すぐ手前の木道脇の水場も出ており、水量も豊富です。貴重な給水ポイントです。
・鳥原山避難小屋の木道から鳥原山展望台(山頂部、小朝日岳への登山道上)までの間
雪面を少し上る箇所がありますが、ツボ足で大丈夫です。登山道を見失わないようにしましょう。天気が良ければ展望台からは大朝日岳と小朝日岳山頂が一望でき、深緑と残雪の素晴らしいゼブラの山並みが楽しめます。
・展望台から小朝日岳まで
いったん鞍部まで下りて、登り返しますが、登りの途中では何度も残雪を歩きます。
長くて150m、短ければ数十mです。
凍っている雪ではありませんので、登りでは慣れている人ならばキックでも登山靴のまま歩けます。ただ、傾斜がキツイところでは軽アイゼンないし、チェーンスパイクとストックがあると安心安全です。特に下りの場合には装着することをお勧めします。
※小朝日岳山頂からはやはり素晴らしい大朝日岳山頂の眺めを楽しむことができます。
ただ、本来もう少し早い時期に出ている虫(ブヨやメマトイその他)が大量にいます。
もう少し暖かくなって雪が融けると減るとは思いますが、先週時点ではゆっくり休憩、食事という感じではありません。虫よけスプレーはもちろん、防虫ネットも必須です。
・その先 銀玉水の水場の前の斜面
毎年7月中旬くらいまで残る、銀玉水の水場の前の斜面が数百mの長い残雪斜面となります。
こちらもチェーンスパイク、もしくは軽アイゼンとストックが必要です。
朝日連峰一と言われる「銀玉水(ぎんぎょくすい)」の水場は雪が多く、まだ出ていません。
それ以後は問題なく、大朝日岳山頂まで登ることができます。
大朝日岳山頂から一番近い水場「金玉水(きんぎょくすい)」もまだまだ雪の下で出ていません。水は雪を融かして得ることになります。
【まとめ】
・給水可能な水場は、金山沢、鳥原小屋前
・雪に埋もれて出ていない水場は銀玉水、金玉水
・できれば軽アイゼンとストック、せめてチェーンスパイクは必須
・虫よけ対策のスプレー、防虫ネットは必須
■朝日鉱泉からのコース(2)「中ツルコース」
・前半の朝日川渓谷沿い朝日鉱泉~2合目出合いまで
登山道整備は終了しています。
ただ、出合いまでは標高はあまり変わりませんが、小さなアップダウンもあり、道も細いですので、注意しながら行く必要があります。
念のため、ヘルメットの着用を推奨します。
途中でいくつも小沢を渡りますが、濁っていなければ飲めます。
ロープを使って沢に降りる箇所が2か所ありますが、朝日鉱泉から進んで2か所目の沢は大きく、まだ水量も多いので、足場をうまく確認、選ばなければ濡れる可能性があります。
2合目出合い直前の水場「階段の橋(壊れていて横を通れます)」は水量もあり、2合目からの急登り前の貴重な水場です。
・2合目からの登り
今年は倒木が多くありましたが除去も終わっており、雪を踏まずに山頂まで登れます。
途中の4合目の水場「長命水(ちょうめいすい)」は6/10時点では雪に覆われて給水できませんでした。
普段からあまり水量も多くなく、ロープで崖のようなところを降りていく場所ですので、あてにしない方が良いです。ただ、夏装備で山頂まで行くことができます。
【まとめ】
・給水可能な水場は2合目「出合い」までの小沢(濁りがない場合)、出合いの少し手前の「壊れた階段の橋」の沢の水もOK
・4合目長命水は雪で×
・夏装備で登山可能
・虫がいるので虫よけスプレー、防虫ネットは必須
■朝日鉱泉からのコース(3)「御影森山・平岩山コース」
・現状で朝日鉱泉~上倉山先(大クロベの巨木)までの現地踏査情報になります
雪を踏む個所はありません。
中ツル尾根などから見た様子だと、御影森山~平岩山~大朝日岳の稜線は雪は融けていますので、南向きで稜線歩きとなるこの部分では雪を踏む個所はほぼないと思われます。
ここは例年雪がなくなるのも早い箇所です。
・上倉山~御影森山
御影森山山頂手前などで雪を踏む可能性はあります。
ツボ足で問題ないと思われますが、チェーンスパイク、ストックがあれば万全でしょう。
上倉山山頂の少し手前の水場は出ていて給水可能です。
御影森山と平岩山の間にある「大沢峰」の水場は未確認ですが、雪が遅くまで残る箇所でもありますので、雪に埋もれている可能性が高いです。あてにしない方が良いでしょう。
【まとめ】
・確実に給水可能な水場は「上倉山手前の水場」、「大沢峰」の水場はあてにしない。出ていたらラッキー
・雪で危険な個所はなし、念のためチェーンスパイク、ストックがあるとなお良し
・虫がいるので防虫スプレー、防虫ネットは必須
■朝日連峰主脈の縦走路
大朝日岳~竜門山~以東岳~大鳥池~泡滝ダムの主脈縦走路は、朝日連峰を最も味わえる素晴らしい縦走路ですが、今年は残雪がだいぶ多いようです。
・各避難小屋の関係者の皆さんからの情報
以東小屋の水場→×
竜門小屋の水場→×(水源地雪崩のため遅くなる可能性ありとのこと)
大朝日岳避難小屋の水場(金玉水)→×
まだしばらくは、雪を融かしての水となるでしょう。
■大朝日岳直登の「中ツル尾根ルート」
朝日鉱泉~2合目の「二俣・出合い」までは沢や川沿いを歩くルートです。
急な大雨時には増水により渡渉できない沢もありますので、事前に天候等を確認する必要があります。
また、登山道も細く、ロープを使って沢に下りなければならない箇所もあり気が抜けないルートですので、ルート設定時には十分考慮しましょう。
距離が短く時間は少なくて済みますが、その分体力と経験が必要な上級者向けルートです。
安全のためヘルメットの着用を推奨します。
■朝日連峰上の各避難小屋は利用は可能です。一人200円
登山装備
残雪期装備が基本
ルートによってはチェーンスパイク、万全を期すなら場所により軽アイゼン、ストックがあると安心です。
虫(ブヨやメマトイ、ハエ他)が多く虫よけスプレー、防虫ネットは必須
水場の利用は注意。
注意点
■新しい「登山バス」始まります
・運行期間
朝日連峰一番人気の花「ヒメサユリ」の見頃時期
(1)6/20(金)~7/7(月)
朝日連峰が一番にぎわう秋の紅葉の見ごろ時期を
(2)9/20(土)~9/24(水)朝便
(3)10/4(土)~10/14(火)朝便
・全便完全予約制、予約フォームからのオンライン予約
・予約受付開始 4/1~
・料金 片道4500円(=会員券代。誰でも利用可能)
詳しくは以下を参照下さい
https://www.asahikosen.com/%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E7%99%BB%E5%B1%B1%E3%83%90%E3%82%B9/
お知らせ
■朝日鉱泉ナチュラリストの家
窓から大朝日岳が見える山小屋です。1975年の創業(2025年は51年目)
・連絡先自宅0237-67-3589(通年 不在時あり)
・FAX 0237-67-3589
・電話 090-7664-5880 (現地衛星電です。通話可能期間は5月上~10月下 不在時あり)
※衛星の固定電話です。外出や不在時はとれません。
※通話料は通常の携帯電話への電話料金と同じです
・ホームページ http://www.asahikosen.com/
・Facebook
https://www.facebook.com/asahikosen
※現金、およびキャッシュレス決済が可能
対応可能なキャッシュレス決済の種類は以下を参照
https://www.asahikosen.com/%E6%96%BD%E8%A8%AD-%E5%AE%BF%E6%B3%8A%E4%BA%88%E7%B4%84/%E5%AE%BF%E6%B3%8A%E6%96%99%E9%87%91-%E4%BA%88%E7%B4%84-%E7%95%99%E6%84%8F%E4%BA%8B%E9%A0%85-1/
朝日鉱泉ナチュラリストの家周辺の過去の様子
朝日鉱泉ナチュラリストの家
- 現地連絡先:
- 090-7664-5880
- 電話番号:
- 0237-67-3589
- 連絡先住所:
- 山形県西村山郡朝日町宮宿1905-1




