甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

11/18夜に降雪し11/19朝マイナス8.8℃。山頂残雪あり雪山装備必要。初冬の防寒装備で。冬季営業11/24~

いよいよ黒戸尾根にも本格的な冬が来たなと実感(2025.11.28 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
いよいよ黒戸尾根にも本格的な冬が来たなと実感(2025.11.28 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
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天気・気温

11/21(金) 06:30 晴 -3.4℃

山と周辺の状況

■【2025〜26冬期営業期間の予約について】
11月24日(月)のご宿泊より冬期営業となります 予約の受け付け中
年始までは毎日営業となりますが、それ以降は週末中心の営業となります。ご注意ください。
詳しくは七丈小屋ホームページをご確認ください。
https://www.kaikoma.info/winter

冬の黒戸尾根をぜひお楽しみください。
皆様のお越しをスタッフ一同お待ちしております。

■自然ほか (画像は公式インスタから見ることができます)
11/21 晴 朝6:30で-3.4度
本日も素晴らしいお天気の七丈小屋周辺です!
寒さは和らぎ、金色に辺り一面が染まるご来光が素晴らしかったです!!
これほどにも、雲一つないご来光は久しぶりに思います
本日も非常に静かな黒戸尾根です
是非静かで贅沢な時間を小屋で味わってくださいね
積雪状況ですが、小屋周辺は雪がほとんど溶けましたね
山頂方面はしっかりと残っていると思われるますので、雪山装備はお忘れなく

11/20 晴 朝6:30で-7.2度
昨日は一日中快晴でしたが、気温がとても低く先日降った雪はほとんど溶けずに残りました
本日も快晴ではありますが、気温の低い一日となりそうです!
今朝は金色に染まる空の下、鳳凰三山へ連なる山並みがとても美しく見えました!
遠く構える富士山も幻想的でした
雪山装備は忘れずにお持ちください 小屋を暖かくしてお待ちしております

11/19 晴 朝6:30で-8.8度
昨夜から本降りの雪と、強い北風が吹き荒れて、朝には白銀の景色となってしまいました
気温は低く、フカフカの新雪が積もっていて、あるのはウサギの足跡のみです
山頂方面は更に積雪があるでしょう
気温も冷え込み、本格的な雪山装備が必要な季節となりました!
コンディションの見極めが難しい季節でもあるので、装備は万全でお越しください!
しかしながら、黒戸尾根は一番静かな季節を迎えております!
山と向き合うには良い季節と思います
是非小屋で暖まって、静かな甲斐駒ヶ岳をお楽しみくださいね

11/18 曇 朝6:30で-2.4度
昨夜は夜中にパラパラと雪が降っていましたが、今は止みました
高曇りの空の下、甲府の街並みに太陽光が当たり夜景のように輝いています
昨日の朝はオレンジでしたが、本日は金色の朝といった感じで、これはこれで美しいです
本日も静かな一日となりそうです!静かな黒戸尾根、お楽しみください

11/17 晴 朝6:00で0.8度
今朝は空がオレンジ色に染まる中、雲海が荒波のように躍動する神秘的な景色を拝む事が出来ました
ご来光が始まると、小鳥達が一斉に鳴き出して、朝を教えてくれました
素晴らしい一日の始まりですね
本日は天気は素晴らしいですが、風が強めに吹いています!
そのせいか、連日の冷え込みに比べて気温は高めですね
昨日山頂に向かわれたお客様によると、思ったよりも雪があるとの印象でした
チェーンスパイクは必携との事です!
黒戸尾根はとても静かなシーズンを迎えております!小屋で暖まって、ゆっくり休んで静かな甲斐駒ヶ岳を堪能なさってください

11/16 快晴 AM6:00で-4.4℃
しっかり冷え込んで霜も降りました。風は今も、ほとんど吹いておりません。
小屋には心地よい朝日が注いでいます。

登山道は引き続き乾いている箇所が多いものの、昨日山頂方面を歩かれた方によると、9合目の上、スラブ状(滑らかな一枚岩)の箇所に薄氷が張っており注意が必要だったとのことです。
是非お気をつけてお出かけください
なお昨日の山頂付近では、ライチョウも姿を見せてくれた見られたそうです

11/15 晴 朝6:30で-3.8度
この時期ならではの、突き抜けるような青空と気持ちの良い太陽光が降り注ぐ七丈小屋です!
風はほとんど無く、麓には雲海で遠く北アルプスや富士山が浮かんでいます
昨日入山しましたが、二合目ぐらいまでは紅葉が残っていて、楽しめました!
しかし、落葉も進んでいて登山道はフカフカの落ち葉道となっております
少し歩きづらい箇所もありますので、お気をつけて登山なさってください
小屋までは積雪はありませんが、山頂方面にはしっかりと残雪があるようです
お越しの際は、滑り止めをお忘れなく
本日は多くのお客様がお泊まりになられます!賑やかな週末、私達小屋番も楽しみにしております!
お気をつけてお越しください

登山道の状況

■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 
(登山道の要所の画像が公式Instagramにあります。ホームページからも参照できます)

11/21 主な登山道に大きな通行止めなどの連絡はありません
小屋周辺は融雪していますが、山頂付近は残雪があると思われ雪山装備必要です

登山装備

基本は3000m級山岳の初冬山登山装備  
防寒装備必要(暖かい装備多めに) 雨具必携
雪山装備必要 チェーンスパイク等の滑り止めの用意を

注意点

余裕をもった計画で最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。

■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。
※山梨県の条例により南アルプスに冬期(12月1日〜3月31日)登山は登山計画書の提出が義務化されました。

■麓の山小屋 アグリファームむかわ
登山の前泊なら送迎可(要相談)
※詳細は 甲斐駒ヶ岳七丈小屋ホームページにリンクがあります

■マウンテンタクシー 
2025年 運行終了  (6月14日(土)~11月16日(日) の毎日予約により運行していました)
料金、ルート、時間など詳細は以下を参照
https://www.mountaintaxi.jp/

■2025年(令和7年)南アルプス林道バス
北沢峠行きは、路線名変わり「南アルプスクイーンライン」となりました。
南アルプスクイーンライン(北沢峠線)
4月25日~5月31日まで 戸台口~歌宿まで運行
6月1日~11月15日(予定)まで 戸台口~北沢峠まで運行
詳しくは以下を参照下さい
https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

お知らせ

■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/

※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967

■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。

公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/

公式Facebook
https://www.facebook.com/kaikomagatake

■毎日営業中 
・テント泊、小屋泊利用にあたり 以下を必ず公式ホームページを参照下さい
・朝食時間は5時30分〜となります。
・早朝出発の場合は必ず「夕食+朝弁当」プランをお選びください。当日の変更はできません。
・寝具の清潔保持のため、インナーシーツまたはシュラフカバー等をご持参ください。

・予約方法など
https://www.kaikoma.info/reservation-calendar

■2025年夏山シーズンの予約 受付中
予約など詳細は小屋公式ホームページを参照下さい

※下記の場合はお電話にてご予約をお願いします(電話受付時間13時〜20時)
・11名様以上でのご予約
・現金での決済をご希望の方
・オンラインにない予約パターンで予約されたい方(グループで食事付きと素泊まりが混じっているなど)
・小屋番に確認しながら予約されたい方

■ポイントカード
七丈小屋ではご希望される方にポイントカードをお配りしています。
一度だけではなく、何度も足を運んでいただいて黒戸尾根をもっと好きになっていただこうと考案したカードです
10ポイントで1泊宿泊サービス、ワンドリンクサービスやクーポンサービスもあります。
期限はありませんので、ご希望の方はスタッフにお声掛けください

■七丈小屋のスタッフ(通年)を募集中
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
https://first-ascent.co.jp/info/post-6156/

昨年の今頃の様子は?

ミックス部分あり、アイゼン底付き箇所あり慎重に。12本爪アイゼン+ピッケル必要。万全の装備で2024.12.12

昨夜降雪。小屋まではチェーンアイゼンで。小屋から山頂は前爪アイゼン+冬山装備必要2024.12.19

今朝曇天に小雪。昨日山頂へは一部膝ラッセル。小屋~上は前爪アイゼン+冬山装備必要(防寒油断禁物)2024.12.26

厳しい寒さ防寒油断なく。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17金土日)2025.01.09

昨日降雪後強風でトレース消失、吹溜りあり。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17)2025.01.16

冬山装備と体調を整え冬の黒戸尾根を楽しまれてください。営業日注意(2/17~4/17は金土日のみ宿泊可)2025.01.23

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 朝日浴びる小屋前の様子。
  • 山頂への途上で
  • 小屋~山頂 九合目下のルンゼ部も雪が適度に着いて歩きやすそうです(撮影 登山者様)
  • 小屋~山頂 一部夏道をたどる箇所では、少し緊張するトラバースもありますので十分お気をつけください(撮影 登山者様)
  • 山頂方面の様子
  • いよいよ黒戸尾根にも本格的な冬が来たなと実感
  • 風も強めで地吹雪発生
  • 刃渡り以降は足首前後の積雪量
  • フカフカの新雪で、アイゼンの効きも悪く、なかなか難しいコンディション
  • 刃渡りの上でクマの足跡
  • 11/21の小屋前の様子  11/18夜降雪し翌朝マイナス8.8℃。
  • 昨日は一日中快晴でしたが、気温がとても低く先日降った雪はほとんど溶けずに残りました

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

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甲斐駒ヶ岳 標高 2,967m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

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駒津峰 標高 2,752m

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双児山 標高 2,649m

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