北岳山小屋物語――新探訪　樋口明雄が訪れた南アルプス北部の山小屋

北岳山小屋物語――新探訪⑤ 両俣小屋　“両俣のおねえさん”が語る、小屋周辺の時間の流れ

南アルプスの玄関口である広河原の前を流れる野呂川の、ずっと上流、川に面した場所に立つのが両俣小屋。災害による南アルプス林道の通行止めの影響で、現在、両俣小屋への道程は著しく遠い。しかし、リピーターの登山者や渓流釣りの人々の協力もあって、その不便な状況にも関わらず、元気に営業を続けている。

北岳山小屋物語――新探訪④　北岳肩の小屋　リニューアルした山小屋の「これから」を見据える

北岳山頂の北側、標高約3000ｍの尾根に建つ北岳肩の小屋。2022年に全面改装された山小屋は、これからの時代を見据えて建築計画を行い、今まさに新しい北岳肩の小屋の歴史を刻み始めている。

北岳山小屋物語――新探訪③　北岳肩の小屋　時代に合わせて姿を変える臨機応変な自由さが魅力

北岳山頂の北側、肩口に立つ「北岳肩の小屋」。2022年秋に改装が完了し、さらに居心地が良くなった小屋は、標高3000ｍを越える厳しい環境とは思えないほど快適だ。そんな、天空の山小屋と呼ぶにふさわしい立地でサービスを提供する管理人の森本千尋さんに話をうかがった。

北岳山小屋物語――新探訪② 白根御池小屋　最もなじみ深い山小屋の新管理人の情熱に触れる山旅

広河原登山口から北岳に向けて向かう途中、ちょうど中間地点あたりに立つのが白根御池小屋だ。『南アルプス山岳救助隊K-9シリーズ』の著書で知られる作家の樋口明雄が、小説の中で何度も描いてきた舞台でもある。そんななじみ深い山小屋で、2022年から管理人となった吉澤斉大氏を訪ねた。

北岳山小屋物語――新探訪①　広河原山荘　2022年6月にオープンした山荘経営に傾けられる情熱

南アルプス北部の玄関口として知られる広河原にてリニュアルオープンした新・広河原山荘に、『南アルプス山岳救助隊K-9シリーズ』『北岳山小屋物語』などの著書で知られる作家の樋口明雄が訪れた。