行程・コース
この登山記録の行程
美濃戸口(09:06)・・・美濃戸(09:45)・・・堰堤広場(10:20)・・・赤岳鉱泉(10:52)・・・赤岩ノ頭(11:43)・・・硫黄岳(11:56)・・・大ダルミ(12:10)・・・横岳(12:39)・・・赤岳天望荘(13:21)・・・赤岳(13:45)[休憩 18分]・・・中岳のコル(14:45)・・・阿弥陀岳(15:05)[休憩 5分]・・・不動清水(15:48)・・・御小屋山(御柱山)(16:12)・・・御小屋尾根登山道入口(16:40)・・・美濃戸口(16:55)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
美濃戸口から入り,北沢コース,硫黄岳,横岳,赤岳,中岳,阿弥陀岳を周り美濃戸口に戻ってきた。
当初は美濃戸から北沢コース,赤岳から行者小屋経由戻る予定だったが,美濃戸口から上が車両進入禁止と勘違いしたためである。しかし進入禁止は別荘方向だった。
出発が遅れたので少し慌てて,注意力散漫だった様だ。
登山届けを出して車が通る林道を時々ショートカットしながら上る。美濃戸から北沢コースに入り,沢沿いに上る。木道,木橋の設置で歩きやすいし上部のガスで日差しが遮られ,割と涼しい。赤岳鉱泉ではテント多数,人も多数。そこから硫黄岳に向って樹林下クネクネ道を登ると森林が無くなり荒涼とした赤岩の頭に出た。上部の方はガスが立ち込めすっきりしない。程なく硫黄岳山頂,ガスが消えたりかかったり,遠く赤岳も時々尖った姿を見せた瞬間は皆の歓声がひと際大きかった。
以降の稜線歩きは遠景は見えなかったが,コマクサの咲き残りや眼下の小屋などを眺めながら気持ち良く歩けた。コマクサも盆前ぐらいまでが見ごろだったか,ほとんどが葉と茎が残っているだけ。
赤岳展望荘では何度もヘリコプターでの荷揚げがあり,下ろすと直ぐ離れ,遠くから見ていると巣の雛にえさを運ぶ親鳥の様だった。
赤岳への斜面はかなりの急登,時々四つんばいで這い上がる感じだった。
あまり広くない山頂には結構な人がいて,文三郎方面からも結構やってくる。
時折横岳方面の稜線,阿弥陀岳方面,直下の眺めが良くなり,ここで豪快な山容の阿弥陀岳を目指そうと決心,ガレた急斜面を慎重に降りたところで今度は文三郎道の中間ぐらいでヘリコプターがホバーリング。見ていると一名ロープで引き上げられて下界へ向ってターンして行った。疲労なのか,怪我なのか,明日は我が身と思い慎重に行こうと思いつつ中岳を越え,阿弥陀岳へ向った。
阿弥陀岳の斜面も遠くから見ての通りでかなりの傾斜,梯子も設置してある。
割と広い山頂には二名,ガスでほとんど見えないなか写真を撮って美濃戸口方面に下山を開始した。
魔利支天では岩場を越え,岩上部から身を乗り出すと恐怖感のみ。
直ぐに離れ,延々と這松帯,苔むした樹林下を歩き,別荘地を抜けて無事に美濃戸口に到着した。
時間も夕方近く,熊の出没を恐れながらの下山だった。
車のドアに駐車料金の請求書が挟んであり,それを支払いに八ヶ岳山荘へ行き,ついでに風呂に入ってきた。42℃・・・少し熱め。
駐車料金500円,風呂500円。