木曽駒・宝剣岳 | 宝剣山荘

だいぶ紅葉が進んできました。極楽平やロープウェイの中間、濃ヶ池近辺がきれいだと思います。

濃が池周辺(2013.10.06 駒ヶ根ロープウェイ)
濃が池周辺(2013.10.06 駒ヶ根ロープウェイ)
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天気・気温

10/02(水) 晴れのち昼前少し曇ってきました。千畳敷5:30の気温9.3℃。
松本市の天気予報
明日
曇時々晴
21℃
14℃
明後日
曇一時雨
21℃
15℃
日本気象協会提供 2024年5月5日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

最近、霜などは降りていません。
ただし、もう霜や氷が張ってもおかしくない時期です。
だいぶ紅葉が進んできました。
極楽平やロープウェイの中間、濃ヶ池近辺がきれいだと思います。

登山道の状況

台風18号の影響で、県道伊那駒ケ岳線の「つばめ沢橋」付近の道路の崩落のため、通行止めになっています。西駒ケ岳登山に桂小場ルートを利用することができませんので、別ルートをご利用ください。
つばめ沢橋付近道路崩落のため、県道伊那駒ケ岳線(伊那市荒井内の萱 小黒川渓谷キャンプ場500m先)通行止め
9月16日から復旧まで。
お問い合わせ:伊那市役所 商工観光部 観光課
電話:0265-78-4111 (内線 2435・2436・2437)
・その他特に支障のある登山道はありません。

登山装備

雨具、防寒着、手袋、帽子、地図、ヘッドランプは必須です。
軽装の人が見受けられますが、麓の気分で上がってくると低体温症になる可能性が高くなります。
防寒着や装備をちゃんと整えましょう。

注意点

・今年は特に遭難事故が多発しています。
転倒、滑落、体調不良、装備不足、無計画と、せめて地図や磁石などを持参し、最低でも自分で自分を守れる装備や知識を事前に身につけるようにお願いします。
・日が短くなってきました。ロープウェイの最終は17:00ですので、行動を早めにしましょう。

お知らせ

・日がどんどん短くなっています。小屋到着を14:00を目途にしましょう。
・頂上木曽小屋と天狗荘は、10月5日泊りで小屋締めします。
 天狗荘はトイレ改修工事のため重機などが周辺にあり、仮設トイレもありますが、なるべくなら宝剣山荘をご利用ください。
・宝剣山荘の今シーズンの営業は11月5日(火)泊りまでです。
宿泊を予定している方は、なるべく事前に090-5507-6345までご連絡をお願いします。

昨年の今頃の様子は?

降雨の日が多くなり雪解けが進んでいます。それに伴い最近では落石の頻発、雪崩・滑落にも注意してください2023.04.21

GW営業中。朝晩はガチガチのアイスバーン、冬装備は必須。アイゼンは10本以上を用意してください2023.05.01

降雨により雪解けが進んでおりますが、それに伴い落石の頻発。朝晩には雪面がアイスバーンとなります2023.05.12

宝剣山荘周辺の過去の様子

  • 稜線より千畳敷
  • 宝剣岳肩から宝剣岳
  • 薄っすらと雪がかぶっています
  • 今年一番の冷え込みとなりました
  • 紅葉の様子、だいぶ色付いてきました
  • 見下ろす千畳敷の様子

宝剣山荘

電話番号:
090-5507-6345
連絡先住所:
長野県上伊那郡宮田村4752-4 宮田観光開発

地図で見る
http://www.miyadakankou.co.jp/?cat=3

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 木曽山脈

宝剣岳 標高 2,931m

 中央アルプスの中では南部の仙涯嶺(せんがいれい)とともに険しい岩場の山で、その名のとおりどこから見ても鋭くとがった三角錐を突き上げ、人を寄せつけないような雰囲気をもっている。特に千畳敷カールから見上げる姿は一段と鋭さを増す。  山名は山岳信仰からきているものと推測され、江戸時代後期の絵図には錫杖嶽と書かれており、その後剣ガ峰とも呼ばれていた時期がある。宝剣岳の名は近代に入ってからである。  登山コースは、ロープウェイが運行されている現在は千畳敷カールから登る人がほとんどで、カール内の駒ヶ岳神社で左右に分かれ、右回りに乗越浄土から天狗岩を眺めながら北稜を登るルートと、左回りに極楽平から南稜をちょっとした岩登り気分で登って頂上に立つルートがある。いずれも1時間弱。  また鋭い岩峰だけにロッククライミングのルートも多く、初級の中央ルンゼをはじめ、左稜、中央稜、左稜フランケなどがある。木曽側には天狗岩に駒峰ルート、芸大ルート、伊那ルートなどが拓かれている。  なお、千畳敷カールは春スキーのメッカとしても賑わっているが、かつては積雪期には立ち入り禁止だったことを忘れないでほしい。

長野県 / 木曽山脈

木曽駒ヶ岳 標高 2,956m

 中央アルプスの最高峰である駒ヶ岳は、伊那谷では西駒ヶ岳と呼び、東駒ヶ岳と称される甲斐駒ヶ岳と区別している。一方、木曽谷の人はこの山を木曽駒ヶ岳と呼び、現在はこの名が一般的になっている。山名の由来は、全国の駒ヶ岳がそうであるように、晩春に中岳から将棊頭山の山腹にかけて現れる駒の雪形によっている。  この山は山岳宗教の山として古くから登られており、天文元年(1532)に木曽上松の徳原春安という人が山頂に駒ヶ岳神社を建てたと伝えられている。近代登山の対象として登られたのは明治24年(1891)8月のW・ウエストンの登山で、友人とともに上松口から登頂、その著書に紀行を載せている。  山頂一帯はハイマツの緑のジュウタンが敷きつめられ、花崗岩砂の白さと見事なコントラストを描き出している。西に木曽前岳(2826m)、南に中岳(2925m)、さらに東には伊那前岳(2883m)を擁し、登山道は四方から集中している。3000mにちょっと欠けるが、その頂からの展望はすばらしい。日本アルプスの中央に位置しているだけに、北アルプスの山並みと乗鞍岳、そして目の前の御岳山、さらに伊那谷を隔てて大パノラマが楽しめる南アルプスと、見飽きることがない。  また稜線や山上湖の周辺では高山植物も多く見られ、イワウメ、イワギキョウ、アオノツガザクラ、タカネシオガマなど、色とりどりの花々が登山者を迎えてくれる。特に中央アルプスの特産種であるコマウスユキソウは、いわゆるエーデルワイスの仲間で、この山域でのみ見られる花である。  登山コースは四通八達しているが、ロープウェイを利用して千畳敷から乗越浄土、中岳を経て登頂するものがいちばん楽なコース(千畳敷から1時間30分)。次に新田次郎の小説『聖職の碑』の舞台でもあるクラシックな、桂小場(かつらこば)から将棊頭山を越えて山頂に至るコースは静かで、中央アルプスらしいムードを楽しめる(桂小場から6時間30分)。そのほか北御所登山口から(7時間弱)、宮田高原から伊勢滝を経て山頂に至るコース(7時間弱)などが伊那側からのルート。  一方、木曽側からは木曽福島コース(山頂まで7時間弱)と、木曽側では最もよく利用されている上松コース(7時間弱)の2つがある。いずれにしても、伊那、木曽いずれかの谷から山頂に至り、登りとは反対の谷に下山するようなコース設定をすれば、木曽駒ヶ岳の東西2つの顔と、伊那谷、木曽谷双方の雰囲気を楽しむことができる。

ユーザーの登山記録から