厳しい寒さで「氷の花」も順調。登山道は霜が降りたり凍結するところもあり足元に注意。ルートにより軽アイゼンを。

天気・気温

山と周辺の状況

木々の葉が落ち、バードウォッチングのBESTシーズンがやってきました。まだ数は少ないですがカヤウソ、ホオジロ、エナガ、クグリ、ベニマシコ、ジョウビタキなどです。御岳山の集落～長尾平では、運が良ければ15種類ほどの野鳥に出会うことができます。
12/16は降りしきる雪の中でも、小さなタネや冬の芽を食べて必死に活動している姿がみられました。

この厳しい寒さで「氷の花」もできあがっています。
「氷の花」は氷点下まで冷え込む時期にカメバヒキオコシという植物が吸い上げた水が根元で凍結して花のようになる現象です。
この植物の茎にできる氷の造形は1月までしか見ることができません。

山内ではジュウガツサクラもまだみられます。

冬の御岳山の見所は他にも沢山あります。
御岳山にお越しの際は、ビジターセンターで気軽にお尋ねください。

登山道の状況

御岳山内の通行止めはありません。
落ち葉や霜柱で滑りやすくなっているところや、厳しい冷え込みから凍結するところがあるので足元に注意が必要です。念のため軽アイゼンがあると安心です。特に大岳方面は軽アイゼン必携です。
日の出山あたりは霜柱が融けてぬかるむことがありスパッツがあるとよいでしょう。

・通行止め等
馬頭刈尾根～大滝間

・通行止め（道の一部に危険箇所がある為）
御岳渓谷　楓橋～鵜の瀬橋の右岸側が、倒木の為通行止めです。

登山装備

冬のハイキング装備が必要。雨具、上着必携、ライトも用意しておきましょう。
防寒装備として手袋や帽子もご用意ください。
風が吹くと体感温度が下がりますので、休憩時にはフリースやダウンなどがあった方が良いでしょう。
ルートにより軽アイゼン必携。どのルートでもお守りとして持っていると安心です。

注意点

日没が早くなっています。行動は早めに。
下山は15時を目標に。遅くとも16時には下山するようにしましょう。
朝晩だけでなく日中も寒く感じます。防寒着は一枚用意しましょう。

●御岳ケーブルカー
・PASMO・Suicaでケーブルカーの乗車ができます。
・12/31～1/1明け方まで終夜運行。12/30～1/4は休日ダイヤ運行
詳しくは御岳登山鉄道（0428-78-8121）　http://www.mitaketozan.co.jp/

●JR御岳駅～ケーブル下までのバス（西東京バス）
最新情報は西東京バス　http://www.nisitokyobus.co.jp/　でご確認下さい。

お知らせ

登山道の最新情報の詳細については、お問い合わせください。
御岳ビジターセンター　電話0428-78-9363
ビジターセンターの開館時間　09:00～16:30
休館日　月曜休館　（但し祝日の場合はその翌日）、年末年始。
・ビジターセンター前の給水　休館日も利用できます。
・季刊「森のスケッチブック」ビジターセンターで配布しています。（特集には、ムササビ、紅葉など。バックナンバーの人気記事もあり）

●イベント
・「自然教室　山ガール中級編　アイゼンを使って山へ登ろう」
開催2/7（土）　応募は往復ハガキまたはメール1/25（日）消印有効
http://www2.ocn.ne.jp/~mitakevc/bosyuu.html#Anchor-31053

昨年の今頃の様子は？

七代の滝～天狗岩のシロヤシオが見頃。「大口真神式年祭」5/20迄、5/8日の出祭御神幸(前日宵宮)2023.04.28

ウツギやヤマボウシが咲いています。シロヤシオは盛過ぎ。「大口真神式年祭」5/20迄2023.05.10

緑濃くなりミズキやガクウツギ、クワガタソウなどが咲いています。気温高く熱中症に注意2023.05.18

オオバアサガラやクワガタソウが咲いています。ケーブルカーからセッコクも見られます2023.05.24

本日夜にかけて大雨予報。雨後の入山は最新情報得て。足元だけでなく枯損木、落枝にも注意2023.06.02

御岳ビジターセンター周辺の過去の様子

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