奥多摩 | 東京都奥多摩ビジターセンター

3/9~10雲取山などで降雪しました。寒さもまだ厳しく防寒対策は万全に。ルートによりアイゼン必携。

氷川渓谷のニリンソウ(2015.03.19 東京都奥多摩ビジターセンター )
氷川渓谷のニリンソウ(2015.03.19 東京都奥多摩ビジターセンター )
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天気・気温

03/12(木) 晴れ 15:00の気温+10.4℃。
千代田区の天気予報
明日
雨時々曇
21℃
20℃
明後日
曇のち雨
25℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月6日 16:00発表
甲府市の天気予報
明日
雨のち曇
22℃
16℃
明後日
晴一時雨
26℃
15℃
日本気象協会提供 2024年5月6日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

昨日は晴れているのものの、寒風が吹きすさび冬に逆戻りしたような天気でした。本日も晴れて寒くて強い風が吹いていますが、昨日と比較すると気温がずいぶん上がりました。

3月9日の昼から3月10日の未明にかけて、奥多摩の山域では雪が降りました。
3月10日10:00現在の各所の積雪は以下の通り
・奥多摩VC(標高336m):降雪・積雪なし
・御岳山(標高929m):降雪・積雪なし
・檜原都民の森(標高1000m):降雪・積雪なし
・雲取山荘(標高約1830m):降雪あり・積雪50cm(新雪+5cm)
気温が高くなり、標高の低い場所では雨が降ることが多くなってきましたが、日陰などで凍結の見られる箇所があります。登山の際には、念のためアイゼンをお持ちください。
また、車道も凍結の恐れがあります。車でお越しの方は冬用タイヤの装着をお願いいたします。

奥多摩ビジターセンター周辺の渓谷沿いでは、 タチツボ スミレ スミレ タチツボ スミレ スミレ が咲き始めました。ユリワサビのつぼみも膨らんで今にも咲きそうです。木の芽もすこしふくらんできました。少しづつ春の足音がします。

●ツキノワグマ目撃情報
1月25日 鋸尾根 幼獣
2月5日 御岳山のロックガーデン 幼獣
2月16日 大沢入
2月22日 御岳山のロックガーデン
2月25日 氷川渓谷の登計橋付近
2月28日 上高岩山 幼獣

登山道の状況

【各登山道】
●概況
・標高1000m以上にはアイゼンを携行しましょう。
・北斜面や日陰は凍結しているところもあります。

●雲取山 アイゼン必携
・大ダワ林道は、土砂崩落のため平成22年4月30日から全面通行止め。
・日原林道~富田新道分岐間は一部危険箇所があり、通行注意。
・三条ダルミ~雲取山荘の巻き道は足場が悪いため、通行注意。
・日原林道~唐松谷林道は、途中の桟橋が崩落しているため、通行注意。
●鷹ノ巣山 アイゼン必携
・水根沢林道は大雪の影響により通行止めでしたが、復旧工事が終了し、平成26年11月17日から通行可。
・登山者によると吹きだまりには50cm以上雪がありアイゼン必携。
●三頭山 北側はアイゼン必携
風張峠~山のふるさと村間の登山道は、峠下において危険箇所があるため、一部通行止め(迂回路あり)。
●蕎麦粒山 アイゼン必携
仙元峠(蕎麦粒山北西)~踊平北までの巻き道は、通行注意。
●御前山 アイゼン必携
境橋~トチノキ広場の栃寄沢ルートは、登山道崩壊のため、通行止め(林道を通行してください)。
●川苔山 念のためアイゼンの携行しましょう。
・細倉橋~百尋ノ滝は橋の崩落により通行止めでしたが、平成26年7月18日から迂回路を経由し、百尋ノ滝まで通行可能になりました。細倉橋から先の迂回路は現地の案内に従ってください。
・踊平~獅子口小屋跡は大規模な土砂崩落があるため、当分の間、通行止め。
・大ダワ~足毛岩間の登山道は、登山道崩壊のため、通行止め。
・大ダワから北東方面に向かう登山道は、幅員の狭い箇所などがあるため、通行注意。
●御岳山 通行可。アイゼン必携
●大岳山 アイゼン必携
大滝~馬頭刈尾根は一部危険個所(木橋老朽化)があるため、平成26年11月14日から通行止め。
●浅間嶺
浅間尾根~藤倉バス停方面の登山道は、法面工事のため、通行止め。

そのほか林道や一般車道についてはこちら
http://www.okutama-vc.com/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93-%E9%81%93%E8%B7%AF%E7%8A%B6%E6%B3%81%E4%B8%80%E8%A6%A7/

登山装備

まだ雪に対応できる登山備が必要です。
奥多摩での登山は、ルートにより積雪・凍結があります。コースによっては6本爪程度のアイゼン、雪対策のスパッツ必携です。
寒さもまだ厳しいため、防寒対策も万全にお願いいたします。
日没が早いのでライトは必携です。
地形図・コンパス・レインウェアなどの必要装備を忘れずに。天気の急変に備えた装備をお願いします。

注意点

・入山の前には、登山計画書をお届けください。JR奥多摩駅前にポストがあります。

・油断せず。15時台に下山し終えましょう。山が急峻な奥多摩は植林も多く、登山道を下るほど日が当たらなくなり早く暗くなります。
・奥多摩の山は高低差が大きく急峻です。
山頂までの道程は長くありませんが、登山口から急な登りが続く登山道が多いです。また、作業道等の枝道も多く、道迷いが発生しやすいことも特徴です。迷ったら戻りましょう。
・雪や強風など急変に対応できる装備をしっかりと整えて入山しましょう。雨具は必ず携行しましょう。
・山行中には、行動時間にゆとりをもち、体調が良くない時は決して無理をせず、計画を中断・中止しましょう。

お知らせ

奥多摩ビジターセンターホームページ
http://www.okutama-vc.com/

●ビジターセンター発信の「登山の心得」はこちら
アイゼンの用意が必要な時期になり、入山前にご一読下さい。
http://www.okutama-vc.com/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%BF%83%E5%BE%97/

昨年の今頃の様子は?

今年はフジの花が当たり年。早くも谷あいは花房が長く見頃です。登山は早出早着+ゆとりある計画で2023.04.28

5/13青梅線17:30頃~運休。川苔山でシロヤシオ見頃。山麓と上の気温差あり衣類の着脱で調節を2023.05.11

氷川の三本杉でセッコクが見頃。山麓と上の気温差あり衣類の着脱で調節を2023.05.19

氷川の三本杉でセッコクが見頃。麓と山上の気温差が大きい時期。衣類の着脱で体温調節しましょう2023.05.25

降雨中。雨後は最新情報得て。足元だけでなく枯損木、落枝にも注意。氷川渓谷は白花がトレンド2023.06.02

東京都奥多摩ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 白丸湖の新緑
  • キビタキ いこいの道にて
  • オオルリ いこいの道にて
  • ヤマツツジの赤と新緑の薄緑のコントラスト むかし道にて
  • 氷川渓谷のチゴユリ
  • 氷川渓谷の白(ニリンソウ)と黄(ミヤマキケマン)
  • のんびり食事するカモシカ 登計トレイル 
  • 見はらしの丘では、満開のミツバツツジの下に、カモシカが寝ていました
  • 奥多摩湖のサクラが見頃
  • 海沢カタクリ山 見頃を迎えています
  • 海沢カタクリ群生地
  • カタクリ群生地へは、海沢の信号から斜面を上がっていくと看板があります。この看板の手前にもたくさんの株があります。

東京都奥多摩ビジターセンター

電話番号:
0428-83-2037
連絡先住所:
〒198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川171−1

地図で見る
http://www.okutama-vc.com/

施設の詳細を見る

関連する山

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 三頭山は自然豊かな美しい山。山頂付近は3つのピークからなる。主要登山口は「都民の森」として、登山者のみならず観光客も多く訪れる。  日帰りも可能であるが、できたら山麓の数馬に1泊してみたい。都民の森から登るコースのほか、笹尾根の西原峠から尾根通しに三頭山に登り、西にある鶴峠に下るコースもお勧め。そこには美しいブナ林が残っている。

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