立山 | 立山室堂山荘

稜線に上がるまでに残雪がありアイゼンの用意を(ルートによっては必須)。高山植物咲き始めました

大日岳に沈む夕日(2022.06.28 立山室堂山荘 )
大日岳に沈む夕日(2022.06.28 立山室堂山荘 )
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天気・気温

富山市の天気予報
明日
曇のち雨
25℃
15℃
明後日
雨のち曇
20℃
16℃
日本気象協会提供 2024年5月18日 12:00発表
松本市の天気予報
明日
曇のち雨
25℃
13℃
明後日
雨時々曇
22℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月18日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■天候
6/29(水)15:40 曇 気温15.4℃

■周辺状況
6/28に北陸地方は梅雨明けしました。
連日午後は雲が湧いてガスったり、降雨したりしますが午前中は青空が見える天気です。

稜線では ハクサンイチゲ ハクサンイチゲ ミヤマキンバイ ミヤマキンバイ ショウジョウバカマ ショウジョウバカマ 、コメバ ツガザクラ ツガザクラ 、ミネズオウ、キバナ シャクナゲ シャクナゲ 、コシジオウレンが咲いています。
弘法のあたりでは水芭蕉や ニッコウキスゲ ゼンテイカ タムシバ タムシバ が咲いています。
山荘前では ミヤマキンポウゲ ミヤマキンポウゲ 、コ イワカガミ イワカガミ 、ヤマガラシが咲き始めました。

気温は日中で5℃~20℃程の気温です。

7/5の日の出は04:38頃、日の入りは19:13頃です。

登山道の状況

■登山道の状況
各ルートにトレースついています。
室堂平や山腹はまだ雪が覆っている個所が多いです。

・室堂~一の越 6/29に山小屋関係者にて登山道上の雪切を行いました。
下りでアイゼンはあったほうが良いですが、以前よりは歩きやすくなったかと思います。

・室堂~室堂山、雷鳥平~劔御前小屋 アイゼン推奨です。

・立山の稜線 ほぼ夏道ですのでこの区間はピッケルアイゼンは不要です。

・大走りの下りや、大日岳、奥大日岳や劔岳方面はまだ雪があるのでピッケル、アイゼン必須です。

■以下のサイトも参考にして下さい
・富山県警警察本部Twitter
https://twitter.com/toyama_sangaku

登山装備

■基本は3000m級山岳の残雪に対応できる装備です。
※アプローチが容易な立山ですが頂上は3000mを超える高山です。
天気予報で気温や風速を確認し、残雪期装備でお越しください。

・アイゼンの用意を
アイゼンが推奨、または必須とされるルートがほとんどです。ルートによってはピッケルも必要

・紫外線対策が必要
好天以上の場合はサングラスや日焼け止めは「必ず」持参してください。
雪渓上に半袖で2時間いると腕が真っ赤になります。

・悪天対応も必要
寒い日は風が吹くと体感氷点下近くになりますので手袋があったほうが良いです。
また、雨風に耐えられる装備が必要です。

注意点

■注意
各地で真夏日のニュースなどが流れ、下界と山での気温に対する感覚が大きくズレている季節ですのでご注意下さい。

■周辺情報
・立山黒部アルペンルート 
https://www.alpen-route.com/index.php

立山黒部アルペンルート 公式HP、Twitter
https://www.alpen-route.com/index.php
https://twitter.com/tateyamagirl

黒部ダムの放水が始まりました。
期間は6月26日~10月15日の予定です。(雪の大谷ウォークイベントは6月25日で終了)

称名平駐車場~滝見台園地までの遊歩道は現在は通行可能
一時期通行止めとなっておりました

立山~美女平間をケーブルカー利用でお越しになる一般のお客様には影響はありません。
立山有料道路で落石による通行制限があります

お知らせ

■室堂山荘 
電話 076-463-1228

室堂山荘HP
http://www.murodou.co.jp/

室堂山荘 Twitter
https://twitter.com/MurodouSansou

■宿泊には予約が必要です。山荘HPを参照下さい

■ご宿泊を予定されている方へ
・お食事の際に、お客様同士お席の間隔に余裕を持たせたテーブルレイアウトとさせていただきます。
・お食事、及びお風呂をご利用いただく際、込み合う事が無いよう利用時間を指定させて頂く場合があります。
・マスク持参でお越しください。
・体調不良の方はご遠慮ください。37.5℃以上体温がある方はお断りする場合もあります。

昨年の今頃の様子は?

融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11

融雪進むも登山にはアイゼンやピッケルの用意を。サングラスは観光でも必要。植生保護に留意2023.06.01

雪解けが進んでいますが、天候崩れればまだ冬に逆戻。登山装備は油断禁物(サングラス必須)です2023.06.07

稜線の雪は融雪しハクサンイチゲなど咲き始めましたが、山腹には残雪が多くアイゼン推奨です2023.06.14

立山室堂山荘周辺の過去の様子

  • 今日はガスのため客室棟すらぼやけて見えます
  • ガスって見晴らしがありません
  • 夕景 
  • 夕方は太陽が出ました。
  • 朝は予報とは裏腹のガス。視界20mほど
  • 立山の様子
  • 室堂山荘の様子(小屋明け準備中)
  • 周辺山岳はまだまだ雪山です
  • 昨日の降雪で、うっすら積もりました。今日は1日いい天気でした
  • これより下山します。今年度も多くのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
  • 先週末にまとまった降雪がありました。現在約1mほど積雪しています
  • 小屋に来るまでも踏み跡以外を歩くと腰まで埋まりました。

立山室堂山荘

現地連絡先:
076-463-1228
電話番号:
076-463-1228
連絡先住所:
〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂

地図で見る
http://www.murodou.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 / 飛騨山脈北部

立山・大汝山 標高 3,015m

 ふつう立山と呼ぶ場合、雄山神社を祭る雄山(3003m)か、浄土山、雄山、別山を含めた立山三山を指す。昔は毛勝三山から薬師岳辺りまでを含めて立山と呼んだし、江戸時代の文人画家、谷文晁(たにぶんちよう)の『日本名山図会』では別山、立山、剱岳をひとまとめに「立山」としている。つまり漠然とした山域なのだ。  その山域の最高峰が大汝山。古くは御内陣と書かれているので、雄山神社の奥社だったと思われる。縦走路から少し東にそびえている。  花崗閃緑岩質片麻岩で構成される大汝山には、西側に氷河地形として知られるカールがある。日本の地理学のパイオニアで、日本の氷河地形を初めて発見した山崎直方の名をとった山崎カールで、天然記念物に指定されている。  冬の北西の季節風で豪雪が山の東側に積もるため、日本のカール地形はほとんど東斜面に発達しているので、西斜面の山崎カールは珍しい。室堂から見ることができる。  地籍は富山県中新川郡立山町。乗鞍火山帯に属す火山で、溶岩台地の弥陀ガ原の上にそびえている。立山のもう1つの顔は加賀の白山とともに北陸の霊山として古くから信仰されていた修験道としての山。  開山は大宝元年(701)で越中介佐伯有頼(慈興上人)が鷹狩りの折、手負いのクマを追って奥山に入り岩屋に追い込んだが、中に入ると阿弥陀如来と不動明王に化身し「立山開山」を命じたとか。同じ8世紀には越中国の国守に任じられた万葉の歌人、大伴家持が「立山に降り置ける雪を常夏に 見れども飽かず神からならし」と歌ったように、立山は霊位に満ちた山なのである。  後年、天台宗と真言密教の修験道場となり、立山三山を極楽、地獄谷と剱岳を地獄に見立てた思想が独得の立山講を生み、山麓の芦峅寺衆徒の立山曼茶羅図による視覚に訴える全国布教で信者を増大させていった。ことに、宗教上のタブーだった女性にも極楽往生ができるという「布橋大潅頂」がセールスポイントで、江戸時代での先進的、精神的女性解放の旗印だった。  イラスト入りで地獄極楽を説き、ほかの宗門では不可能な、女性でさえ極楽往生ができるという説教を聞かされたときの驚きと喜びが、立山講中の賑わいを生み、芦峅寺から材木坂を登り、長大な弥陀ガ原をたどって室堂や雄山へと、三十数kmもの山道の苦行を悦びに変えていたのである。  現在の登山者は室堂までケーブルカーやバスを乗り継ぎ、室堂から2時間30分で雄山へ、さらに15分で最高峰の大汝山に登り着く。

富山県 / 飛騨山脈北部

奥大日岳 標高 2,611m

 剱・立山連峰と同じ山域にあるためちょっと目立たないが、弥陀ガ原や室堂平からの姿は大きくて重量感がある。  立山三山と剱岳を結ぶ主稜線の剱御前(つるぎごぜん)で西に分岐し、新室堂乗越に下ってから起伏していく大日尾根の最高峰で。  大日という名から分かるように、ここも修験の山で、霊峰立山の前衛峰として大日如来体現の聖地であった。ここから立山川の深い谷越しに見上げる剱岳の峻厳な姿はすばらしく、遙拝の地にふさわしい眺めだ。  大日尾根もここまでは剱岳と同じ閃緑岩だが、この先は明るい新期花崗岩になる。ゆったりした山容のため、お花畑も多く、ハイマツの間にハクサンイチゲやチングルマ、ミヤマダイコンソウ、クロユリ、コバイケイソウなどの群落が美しい。  一般向の登山コースは、アルペンルートの終点室堂から浄土川を渡って新室堂乗越へ登り、西へ大日尾根を行く3時間の行程だ。もう1つは主として下りに使われる称名坂コースで、称名平から大日平、中大日岳を経て山頂に至るもので、7時間の急登だ。

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真砂岳 標高 2,861m

真砂岳は立山連峰の北側に位置する山。山頂から東側に5分ほど下った場所には内蔵助山荘がある。 山体の東側にある内蔵助カールは、日本国内で7箇所確認されている氷河の1つで(2019年時点)、唯一、一般登山者が立ち入ることが出来る場所として知られている。

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